切り抜き動画の作り方と切り抜きを許可している人・YouTubeチャンネルを紹介|おすすめの動画編集ソフトも解説!

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昨今では、誰でも手軽に動画編集ソフトを購入できるようになりました。それによって動画編集に対するハードルも低くなり、やってみたいと考える方も増えているでしょう。

しかし、動画編集をするには素材となる動画が必要です。自身でカメラやスマートフォンで撮影するにしても、手間や時間がかかります。

そこで、おすすめするのがYouTubeの切り抜き動画です。YouTubeの切り抜き動画は、ここ一年で大バズりしており、間違いなく今後の成長が期待できます。

本記事では、これからYouTubeの切り抜き動画を作りたいと考えている方の為に、切り抜き動画を作るにあたっての注意点や作り方、さらにはおすすめの動画編集ソフトを紹介します。

後半には、クリエイターに一番人気のAdobe製品をお得に購入する方法も紹介しますので、ぜひ最後まで読み進めて頂ければ幸いです。

☞切り抜き動画におすすめの動画編集ソフトを見る

目次

切り抜き動画を作ったら稼げるの?

切り抜き動画が稼げるかどうかは、ジャンルによって異なります。トップの切り抜き動画チャンネルの推定月収は、30万~50万円だと言われています。

現在でも切り抜きを許可し始めているYouTuberが増えてきているので、ブルーオーシャンなジャンルを上手く選べば、稼げるでしょう。

ここでは、人気YouTuberのひろゆきさんの切り抜き動画チャンネル「ひろゆきの部屋」を例に挙げて解説します。

切り抜き動画チャンネル「ひろゆきの部屋」は2021年7月~9月YouTube切り抜き動画ランキングによると、再生数が1億8603万回にまで昇ります。

SOCIAL BLADEというYouTubeの広告収益を推定できるツールを使用して調べると、推定月収は60万~120万円前後です。

しかし、ひろゆきさんの切り抜き動画は、広告収益が50%で分配する形になっていますので、実際の収益は30万~60万円前後だと言えます。

切り抜き動画の場合、収益がすべて貰えるわけではないので、注意が必要です。

切り抜き動画を作るときに気を付けること

切り抜き動画を作る際に、自分が好きで、普段から見ているチャンネルだからといって、勝手に切り抜き動画を作って良いわけではありません。

切り抜き動画を作るにあたって、気を付けなければいけない点を紹介します。

無断投稿は著作権侵害で違法!切り抜き動画には許可が必要

無断で切り抜き動画を作って、投稿すると著作権法違反になってしまいます。チャンネル主が投稿したオリジナルの動画は、著作物なので勝手に編集して投稿することは許されません。

著作権法違反をした場合には、10年以下の懲役または、1,000万円以下の罰金が課せられます。著作権法違反にならないためには、切り抜き動画を作りたい動画のチャンネルが切り抜きを許可しているかどうかを確認し、さらに申請する必要があります。

また、切り抜き動画を投稿する際に細かいルールを決めているチャンネルも多くあるので注意が必要です。中には切り抜き動画について、トラブル回避の為に公認ではなく、黙認の立場をとっているチャンネルもあります。

参考情報:文化庁「著作権法」

収益化には時間がかかる

切り抜き動画のチャンネルを開設しても、すぐに収益を得られるわけではありません。YouTubeチャンネルの収益化の為には、いくつかの条件があり、全てをクリアするには時間がかかるでしょう。

YouTubeチャンネルの収益化の条件は下記の通りです。

  • すべてのYouTubeチャンネル化ポリシーを遵守している。
  • YouTubeパートナープログラムを利用可能な国や地域に居住している。
  • チャンネルに有効なコミュニティガイドラインの違反警告がない。
  • 有効な公開動画の総再生時間が直近の12ヵ月で4,000時間以上である。
  • チャンネル登録者数が1,000以上である。
  • リンクされているアドセンスアカウントを持っている。

収益化するために時間がかかるとされているのが「チャンネル登録者数1,000人以上」と「総再生時間が直近の12ヵ月で4,000時間以上」の2つの条件です。

ただ、面白い動画を作って見てもらうだけではなく、チャンネル登録もしてもらう必要があります。

人気YouTuberが動画内でよく「チャンネル登録お願いします!」と発言したり、テロップなどで訴えかけているのは、動画を見てもらうだけではなく、チャンネル登録数も一定数なければ収益が得られないからです。

参考情報:YouTube で収益を得るには

切り抜き動画を許可しているYouTubeチャンネル

大量に存在する切り抜き動画を、人気YouTuber達自身で管理するのは、時間も手間もかかります。その為、切り抜き動画を容認している多くのYouTuberは、切り抜き動画の運営や管理を「有限会社未来検索ブラジル/ガジェット通信クリエイターネットワーク事務局」に委任しています。

ガジェット通信ガジェット通信クリエイターネットワーク事務局が紹介している、切り抜き可能なYouTubeチャンネルは、下記の通りです。

  • ひろゆき, hiroyuki
  • ヒカル(Hikaru)
  • 三崎優太 青汁王子
  • 宮迫ですッ!【宮迫博之】
  • はなおでんがん
  • もこうです
  • モデルプレス | modelpress
  • 赤髪のとものゲーム実況チャンネル!!
  • ABEMA 今日、好きになりました。【公式】
  • ウェザーニュース
  • 岡田斗司夫 など

切り抜き動画の作り方

切り抜き動画はその名の通り、すでに投稿されている動画を切り取る単純なものなので、動画編集のレベルは基礎レベルで充分です。編集にはPCを使った方が望ましいですが、スマホでも切り抜き動画を作ることが可能です。

また、切り抜き動画は、時間をかけてクオリティが高いものを作るよりは、多少クオリティを下げて、数多く作った方が収益が得られると言われています。

具体的な手順は、動画をダウンロードして、動画を編集し、最後にサムネイル画像を作れば完成です。それぞれの工程別に解説します。 

動画をダウンロードする

まず最初に素材となる動画をダウンロードします。素材となる動画が複数ある場合は、まとめて最初にダウンロードしておいた方が効率的です。ダウンロードの際は「YouTube Video Downloader」をおすすめします。

「YouTube Video Downloader」は、PCにインストールして使うアプリではなく、webプラウザに対応する拡張機能であり、YouTubeに特化して動画をダウンロードすることができます。

2021年の11月に日本語化されたファイルが公開され、これからも益々、普及化が進む機能になることでしょう。

動画編集をする

意識することは、オリジナルの良さを活かしつつ、視聴者に分かりやすく伝わる内容にすることが大事です。動画1本の中で話のテーマを1つだけに絞った方が望ましいです。

テーマを決めたらオリジナルの動画から不要な部分を切り取ります。その後にテロップの挿入を行います。視聴者の中には、音声を聞かずに画面だけ見る人もいます。会話や解説をざっくりとテロップにすることは必須です。テロップのサイズや書体、配色にも注意が必要で、色が違うだけでも視聴者が受け取る印象が変わってきます。

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サムネイル画像をつくる

サムネイル画像は、YouTube動画において重要視されており、YouTuberの方達は皆、力を入れて作っています。動画を見てもらうための最初の窓口であり、動画の内容や伝えたいことをシンプルな文章で書くことが大事です。情報量が多いと分かりづらくなってしまうので、出来るだけシンプルにすることがコツです。初心者の方には、無料で簡単にサムネイルが作成できるツールの「Canva」をおすすめします。

「Canva」は、画像編集ソフトではなく、webサービスです。YouTubeのサムネイル用に豊富なテンプレートが用意されているので、簡単に作ることができます。細部までこだわって作るには機能に物足りなさを感じてしまいますが、サムネイル作成に慣れるまでの最初の一歩には、充分な機能が備わっています。

切り抜き動画を作るのにおすすめの動画編集ソフト|PCユーザー向け

YouTubeを始め、TikTokなどの動画をメインとした、SNSの人気によって動画編集のソフトの需要が近年、爆発的に増加しています。動画編集の需要が増えたことにより、編集ソフトも無料のものから有料で高機能のものまで、様々な種類が出回っています。

ここでは、下記の選定基準から見て、おすすめ動画編集ソフトを4つ紹介します。

  • 使いやすさ:誰でも簡単に動画編集ができる
  • 機能の多さ:クオリティの高い動画が作成できる
  • 利用者の多さ:使い方がわからないときに調べやすい

☞切り抜き動画におすすめの動画編集ソフトをさらに見る

AdobePremierePro|一番人気

Premiere Pro
料金PremiumPro単体プラン2,728円/月
Creative Cloudコンプリートプラン6,480円/月
学生・教職員向け1,980円/月
法人向け4,380円/月
対応OSMac/Windows
動作環境Intel Core i7以上または、AMD Ryzen7以上のCPU
または、AppleシリコンM1以降
メリット・機能が充実している
・ネット上に情報が豊富にある
デメリット・料金形態がサブスクリプション型のみ
公式HP公式HP

現在、最も人気のある動画編集ソフトがAdobePremiere Proです。多くの人気YouTuberや映像制作のプロも使っています。動画編集に必要な機能が全てそろっており、編集からアップロードまで行えます。

動画編集ソフトのスタンダードと言われている程、多くの動画編集者に愛用されているソフトです。その為、情報が豊富にあり、分からないことがあればちょっと検索するだけで解決策がすぐに見つかります。

また、新たな機能として2021年7月に自動文字起こし機能が追加されました。これは、AIによって、音声を自動で文字に起こせる機能です。音声の質や音量によっては、正確性は100%ではありませんが、これまで自身で音を聞いて手入力するしか方法が無かったテロップ編集が格段に効率化できるようになりました。

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Filmora(フィモーラ)|切り抜き動画にぴったり

Filmora
料金買い切り版8,980円
サブスクリプション1年プラン6,980円
対応OSMac/Windows
動作環境Intel Core i5以上
メリット・動作が軽い
・買い切り版とサブスク版、両方ある
・初心者にやさしい操作性
デメリット・機能面で物足りない
公式HP公式HP

☞Filmora(フィモーラ)の口コミ評判をみる

日本では、高い知名度と人気があり、ユーザーも多いソフトです。高いスペックを求められがちな動画編集ソフトの中では、比較的動作が軽いソフトで、大体のパソコンで問題なく作動します。

料金も買い切り版とサブスクリプション型の両方があります。また、複雑な凝った動画編集には不向きですが、直観的に操作でき、初心者にとっては、使いやすいとの声が多いです。

動画をトリミングして、テロップを加えるだけの切り抜き動画しか作るつもりがなく、基礎的な動画編集機能がそろっていれば良いという方におすすめな動画編集ソフトです。

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FinalCutPro|切り抜き動画ではややオーバーか

Final Cut Pro X
料金買い切り型で45,000円
対応OSMacのみ
動作環境macOS11.5.1以降
4GBのRAM
メリット・世界的にユーザーが多いので情報が豊富
デメリット・値段が高額。買い切り型なので初期費用がかかる
公式HP公式HP

Final Cut Pro Xはmac向けの動画編集ソフトです。プロレベルの動画編集が可能なので、macユーザーのYouTuberは使っている方が多いです。しかし、mac本体に加えてFinal Cut Pro Xの値段が買い切り型で45,000円と高額で、敷居が高いと感じる方がほとんどだと思います。

それにも関わらず、現在でも一定の人気を維持できている理由は、豊富なエフェクトや直観的で使いやすいインターフェースでしょう。

値段の面さえクリアできれば、初心者でも使いやすいインターフェースとプロレベルの動画編集が可能な高機能性を誇っていますので、満足できる動画が作れるかと思います。

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AviUtl

AviUtl
料金無料
対応OSWindowsのみ
動作環境Intel Core i5以上
メモリ8GB以上
メリット・無料
・歴史が長いのでネット上に情報が多く出回っている
デメリット・自分でソフトを拡張する必要がある。
公式HP公式HP

AviUtlは、Windows用の無料で使える動画編集ソフトです。ソフト自体の機能は、シンプルなのですが、拡張プラグインやスクリプトというコードを入力することで、機能をアップグレードすることができます。

この拡張性の高さがAviUtlの魅力で、条件次第では、有料ソフトと同等の機能を使えるようになります。

しかし、そのためには動画編集のスキルだけではなく、その他のPC関連の知識が必要です。

ソフト自体はシンプルな操作性で初心者にも扱いやすい仕様です。初期版の公表が1997年とかなりの歴史がある動画編集ソフトなので、不具合や操作の疑問は、ネットで検索すると大抵のことは解決できます。

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切り抜き動画を作るのにおすすめの動画編集ソフト|スマホ(iPhone/Android)・タブレット向け

動画編集といえば、PCがなければ出来ないと思われがちですが、スマートフォンでもクオリティが高い動画を作れます。

しかも、スマートフォン用の動画編集アプリはほとんどが無料でダウンロードできます。

PC用の動画編集ソフトと同様に下記の選定基準で選んだソフトを2つ紹介します。

  • 使いやすさ:誰でも簡単に動画編集ができるか
  • 機能の多さ:クオリティの高い動画が作成できる
  • 利用者の多さ:使い方がわからないときに調べやすい

iMovie|切り抜き動画に最低限の機能

iMovie
料金無料
対応OSiOS・macOS
動作環境iOS15.0以降
メリット・無料
デメリット・音楽を1つしか入れられない。
・テロップの自由度が低い
公式HP公式HP

iMovieは、Appleが提供するMac・iPhone・iPad対応のアプリです。動画編集で必要な機能は、ある程度そろっており、4K動画も対応可能なので、使いこなせれば無料でクオリティの高い動画がスマホで作ることが可能になります。

操作性が簡単で難しい知識やスキルを必要としない点がiMovieの魅力で、アプリをいじったことがある方なら問題なく操作手順を把握できます。

ユーザー数も多く、ネットで検索をすると操作手順から応用のテクニックまで、幅広く情報を調べられます。よく声が挙がっているデメリットとしては、音楽が1動画内に1つまでしか入れられないので、BGM+効果音という編集ができません。また、テロップが挿入しづらく、位置を変えることができないこともデメリットとして挙げられます。

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キネマスター

キネマスター
料金450円/月
2,500円/年
対応OSiOS・Android
動作環境iOS13.2以降
メリット・スマホアプリの中では高機能
デメリット・無料版はウォーターマーク(透かしロゴ)が入る
・デフォルトでの効果音やスタンプが少ない
公式HP公式HP

キネマスターは、iOSとAndroidの両方で使える、スマホ用動画編集アプリです。有料となっており、値段は月450円、年間で2,500円です。

無料版だと編集動画にロゴ・ウォーターマークが入ってしまいます。

有料版になると他の動画編集アプリには備わっていない機能が多数あり、クロマキー合成やマルチトラックオーディオ、映像と音の分離、オーバーレイなどの高機能を使うことができます。

特にオーバーレイ機能は、輪郭を消さずに複数の画像を合成できるため、クオリティの高い動画を作りたい方にとっては重要な機能と言えるでしょう。

キネマスター公式YouTubeチャンネルがあり、日本語字幕で操作方法の説明などとしている動画が公開されています。また、解説動画を投稿している日本人YouTuberも多いので、分からないことがあった場合の解決手段が多いです。

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デジハリ経由でAdobe製品をお得に購入する方法

名称オンラインスクール「デジタルハリウッド」
価格39,980円/1年
内容・AdobeCC学生・教職員版ライセンス1年分
・基礎講座が学べるオンライン動画教材約46時間分
・課題の添削
教材の受講期間動画視聴期間:1ヶ月
課題添削期間:2ヶ月
届くまでの期間申し込んで最短10分で利用可能
公式HP公式HP

近年では、一番人気の動画編集ソフトと言えばAdobePremiere Proです。しかし、AdobePremiere Proのコンプリートプランは1年で72,336円と気軽に動画編集を始めたいという気持ちだけでは、簡単に手が出せない金額です。しかし、オンラインスクール「デジタルハリウッド」を受講することで安く購入することが可能ということを御存じですか?

「デジタルハリウッド」を受講すれば、学生でない方も学割に近い金額の半額相当の値段でAdobeのソフトを購入できます。本気でクリエイター活動をしたいと考えている場合は、知識とソフトを同時に安く手に入れられるチャンスではないでしょうか。

\ デジハリ経由が一番おトク !スマホでも簡単申し込み!/

切り抜き動画の作り方をわかりやすく解説まとめ

最近では、動画編集ソフトの機能向上によって切り抜き動画を作るのはそこまで難しくなくなりました。それに加えて、いろんな人気YouTuber達が切り抜き動画を容認し始めています。

切り抜き動画の需要はこれからもますます増える可能性が高いです。切り抜き動画に興味がある方は、切り抜き動画ビジネスがレッドオーシャンになる前に早めの行動をすることをおすすめします。

そして、今から動画編集について学ぶのならば使用ソフトは、一番人気ソフトであるAdobePremiere Proを選ぶと良いでしょう。

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