2017年3月11日にロリポップ!が次世代の通信方式である、HTTP/2 に対応しました。HTTP/2 は従来の HTTP/1.1 と比較して、効率的にデータのやり取りを行えるため、Webサイトの表示速度向上が期待できます。
ロリポップ!の HTTP/2 リリースにあわせて、ロリポップ!のほか、GMOペパボ株式会社の他のサービス(heteml・グーペ・カラーミーショップ)でも独自SSL証明書・オプションを無料~大幅割引で導入できるキャンペーンを実施しています。
HTTP/2 と 独自SSL といってもよくわからない、という人でも理解できるように、ペパボならではのゆる~い&シュールな解説マンガが各サイトに掲載されていて、とても楽しめます。
今回は、ロリポップ!の HTTP/2 導入とペパボの独自SSL 関連の情報についてまとめてみたいと思います。
ロリポップ!がHTTP/2に対応でさらにスピードアップ!
まず、ロリポップ!の HTTP/2 対応について見ていきましょう。
HTTP/2 は、Webサイト表示に使用されている HTTP というプロトコル(通信規格・かなりざっくり言うと言語のようなもの)の新規格で、従来の HTTP/1.1 と比較して、効率的にデータのやり取りを行えることから、Webサイトの表示速度の向上が見込めると言われています。
これまで国内のレンタルサーバーでは、2016年に新規参入した mixhost がいち早く導入していましたが、ようやく他社でも導入が始まりまったというところです。
実際にどのくらい Webサイトの表示速度に変化があるかについて、ロリポップ!がその速度の差を体験できるページを用意しています。リストラにあったと思われていた、「あの人」も出演している、HTTP/2 についてのゆる系解説もありますよ。
実際にこのサイトで表示速度を確認してみました。
■HTTP/1.1■HTTP/2
ちょっと回線速度が遅いところからのアクセスになってしまいましたので全体的に遅めですが、確かに HTTP/2 のほうが1秒以上速くなっていますね。
このページは特に HTTP/2 の表示が速くなるようにチューニングされていると思いますので、一般的な環境でどう変化するかについては、後日あらためて検証してみたいと思っています。
なお、この HTTP/2 は、独自SSL 証明書を導入した後、https://~ の URL でアクセスすれば自動的に導入されますので、非常に簡単ですね。また、ロリポップ!の初期ドメイン(●●.lolipop.jp などの)に限られますが、共用SSL でも利用できます。
SSL証明書(オプション)の無料~大幅割引キャンペーン
ロリポップ!の HTTP/2 導入のタイミングにあわせて、GMOペパボの他のサービスでも、独自SSL のサービスのキャンペーンを行っています。
- ロリポップ!/heteml:独自SSL証明書 30%OFF
- グーペ:SSL オプション 1か月分半額
- カラーミーショップ:5月分まで無料
また、独自SSL って何?どんなメリットがあるの?という人向けに、以下ページでゆるーい・シュールな解説マンガ付きで詳しく解説をしてくれています。
・崖っぷちアイドルと学ぶ常時SSL入門
ところで、この解説に登場する、常時SSL と牛について詳しいという「常時SSL おじさん」、ロリポおじさんにちょっと似てますよね。
実はこの方、ペパボの取締役CTO であり、「GMOペパボ研究所」の所長でもある栗林健太郎氏です。こんな偉い人自らお笑いネタとして登場してしまうところが、いかにもペパボらしいですね。
ロリポがHTTP/2に対応!hetemlやグーペでもSSL証明書が無料~まとめ
以上、ロリポップ!の HTTP/2 導入と 独自SSL 関連のキャンペーンについてまとめてみました。
今回、レンタルサーバー最大手の一つであるロリポップ!が HTTP/2 に対応したということで、今後はレンタルサーバー業界での HTTP/2 導入が加速しそうですね。Webサイトの速度向上は、オーナー側・ユーザー側ともにメリットが大きいので、大いに期待したいところです。
また、常時SSL も検索エンジンのランクやサイトの表示に影響するため、小規模なブログやサイトでも続々と導入しはじめていますので、この機会に 独自SSL を導入を検討するのもいいかもしれませんね。
・ロリポップ!の検証・評価レビュー
・heteml(ヘテムル)の検証・評価レビュー
・ネットショップを開設する方法とネットショップ向けのレンタルサーバー