中国で使えるおすすめのVPNサービスランキング|出張や旅行でマスト

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中国で使えるおすすめVPNサービス

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中国ではインターネットの規制が厳しく、日本では当たり前のGoogleやYouTubeなどを利用できません。そのため、出張や留学などで中国に長期滞在する方は、今まで使っていたアプリが使えず困るでしょう。

しかし、VPNを契約することで日本と同じようにインターネットの使用が可能です。

本記事では、規制の厳しい中国で使えるおすすめVPNを紹介しています。これから中国に滞在予定の方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

VPN Pro編集部厳選!おすすめVPNサービス

スクロールできます

Nord VPN

Surfshark

スイカ
通信速度速い速い普通
アプリ対応対応対応対応
使用可能台数6台無制限47台
日本語対応対応対応対応
返金保証ありありなし
価格380円/月〜309円/月788円/月
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目次

中国でVPNを使う行為は違法?

外国でインターネットを利用するときは、常にハッキング、情報漏洩に気を付けなければいけません。特に中国では政府がインターネットの監視を行っているため、日本以上に危険な場所です。しかし、VPNを利用すればそのような問題も解決します。

ただ、ネット上には「中国でのVPNの使用は違法」という書き込みもあり、実際に検挙されることもあるので気を付けないといけないことがあります。

まず、現行の法律ではVPN使用者個人に対する罰則はないです。中国政府もVPN禁止報道については否定をしています。しかし、中国政府が不利益を被るようなVPNの使い方をすると別の理由で検挙される可能性もあるので、インターネットの使い方には十分気をつけましょう。

参考:VPN禁止報道を否定、工業情報省

中国で使えるおすすめのVPN8選

中国で使えるおすすめのVPN6選を紹介します。中国に長期滞在の予定がある方は、事前に確認しておきましょう。

  • NordVPN|軍事レベルのセキュリティ対策を持ち世界でトップの人気を誇る
  • Surfshark|業界で注目度上昇中のVPN
  • スイカVPN|中国特化のVPNサービス
  • ExpressVPN|世界160都市に3000以上の豊富なサーバーを持つ
  • UCSS|規制がされにくく速度も安定
  • 12VPN|同時接続台数無制限
  • カベネコVPN|日本企業が運営の安心VPN
  • PURE VPN|2年プランだと業界最安値の月額350円程度

NordVPN|軍事レベルのセキュリティ対策を持ち世界でトップの人気を誇る

通信速度
価格(月額)1か月:1,370円
1年:570円
2年:380円
アプリ対応
使用可能台数6台
日本語サポート日本語対応
全額返金保証期間30日間
  • AESによる軍事レベルのセキュリティ対策
  • 2年プランは月額380円と安く長期滞在におすすめ
  • アンブロック性能が高いため、中国から日本版Huluを閲覧できる

NordVPNは中南米のパナマ共和国に拠点を置くVPNです。日本でもユーザー数を増やしており、日本語サポートに対応したことでさらに使いやすくなりました。

セキュリティに関して世界トップクラスを誇っているのが特徴で、256ビットの暗号化を行うAES規格が使用されています。そのため、国家機密の情報保護に推奨されるほど安全なセキュリティ対策が可能です。

またブロックが厳しい日本版Huluを中国から視聴できるので、アンブロック性能が高いVPNを求める方に適しています。

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>>Nord VPNの口コミ評判をみる

Surfshark|業界で注目度上昇中のVPN

通信速度
価格(月額)1か月:1,649円
12か月:509円
24か月:319円
アプリ対応
使用可能台数無制限
日本語サポート日本語対応
全額返金保証期間30日間
  • 長期的に使うほどお得な料金体系
  • 使用可能台数が無制限で複数人と使える
  • 24時間年中無休のサポート体制で安心して利用できる

Surfsharkは、英領ヴァージン諸島に拠点を置くVPNです。料金の安さや接続するデバイスが無制限など、低価格で高品質のサービスを提供しています。

月額料金は、長期的なプランであればあるほど安いです。24か月と1カ月の2つのプランを比べるとおよそ1,330円もの差額が発生します。VPNサービスを長期利用したい方にはおすすめです。

使用可能台数に制限がなく、家族で使っても問題ありません。NordVPNは6台、スイカVPNは47台と、接続台数を他社と比べてもSurfsharkはかなりお得です。

24時間のカスタマーサポートもあります。不明点やトラブルが起きたときにも、すぐに対応してくれます。

\ NordVPNより安くて高速/

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スイカVPN|中国特化のVPNサービス

通信速度
価格(月額)1か月:1,045円
3か月:2,822円(月額約940円)
6か月:5,333円(月額約888円)
1年:10,032円(月額約836円)
2年:18,920円(月額約788円)
アプリ対応
使用可能台数47台
日本語サポート日本語対応
全額返金保証期間なし
  • プランの選択肢が他社と比べて豊富
  • 料金が短期間の利用でも安い
  • 使用可能台数が47台とかなり多い

スイカVPNは、株式会社MAJ Techという日本の会社が運営するVPNです。サーバー数・設置国や使用可能台数を、年々拡大している中国特化のVPNサービスになります。

選べるプランは、全5種類です。使用頻度や予算、目的などに合わせて自由に選べます。1か月プランの料金は競合他社と比べても安くてお得です。

スイカVPNでは契約期間が長いほど、割引率が高くなります。2年プランなら25%OFFになるので、長期利用の方にはとくに使いやすいです。

スイカVPNの使用可能台数は、47台です。無制限ではないものの、家族と一緒に使う分には全く問題なく快適に使えます。

ExpressVPN|世界160都市に3000以上の豊富なサーバーを持つ

通信速度
価格(月額)1か月:12.95ドル(約1593円)
6か月:9.99ドル(約1,229円)
12か月:8.32ドル(約1,023円)
アプリ対応
使用可能台数5台
日本語サポート日本語対応
全額返金保証期間30日間
  • 10年以上の運営実績を持つVPN
  • 世界160都市に3,000以上のサーバーを設置
  • 30日間返金保証サービスがあるからお試しできる

ExpressVPNはイギリス領・バージン諸島に拠点を置くVPNです。海外での評価が高く、世界最速級のVPNとして多くのユーザーに利用されています。

2009年から10年以上も運営されており、IPアドレスを完全に隠せるキルスイッチを備えているのが特徴です。

また海外のVPNサービスですが、日本語対応のチャットサポートがあり、英語に自信がない方でも安心して利用できます。

ExpressVPNには30日間の返金保証サービスもあるので、1か月以内の中国滞在でとりあえず試してみたい方にもおすすめです。

https://twitter.com/Corbodine/status/1497162172857982976

\ 当サイト限定で3ヶ月無料特典付き /

UCSS|規制がされにくく速度も安定

通信速度
価格(月額)3か月:36ドル~(月額約1,487円)
12か月:108ドル~(月額1,116円)
アプリ対応
使用可能台数3台
日本語サポート日本語対応
全額返金保証期間なし
  • 中国からの規制を受けにくい
  • 中国すべてのインターネットプロバイダーに最適化
  • どのプランを選んでも料金は少々高め

UCSSは韓国に拠点を置くShadosocks専用のプロバイダーです。「国境無きインターネット」をコンセプトに、規制地域からの安全かつ高速な接続を提供しています。

VPNとは異なる技術が使われており、ネット検閲システムのグレートファイアウォールを突破するために開発されているのが特徴です。

サーバーへの設備投資に力を入れているため価格は割高ですが、中国からの通信で高い安定性を発揮してくれます。

またUCSSでは、ゲーマーや低いPingが必要な方向けのUCSS Low Pingも提供中です。中国滞在中にオンラインゲームをする方は、USCC Low Pingもチェックしてみてください。

12VPN|同時接続台数無制限

通信速度
価格(月額)1か月:10.99ドル(約1,367円)
6か月:8.99ドル(約1,119円)
12か月:5.99ドル(約745円)
アプリ対応
使用可能台数無制限
日本語サポート英語のみ対応
全額返金保証期間14日間
  • 中国のインターネット情勢に詳しくVPN規制に強い
  • 接続台数に制限がなく家族でのシェアが可能
  • 英語によるサポートのみで設定に苦労する場合あり

12VPNは中国の香港に拠点を構えており、国内のインターネット情勢を熟知しています。そのためVPN規制に強く、安定して回線を利用できるのが魅力です。

中国では規制による取り締まりが年々強化されていますが、12VPNは取り締まりへの対応が早く、いきなり利用できなくなる心配がありません。

またほかのVPNのように接続台数に制限がないので、家族や友人とシェアしたい方におすすめです。

ただし日本語サポートはなく英語対応のみなので、多少の英語力が必要になります。

中国においては、一部ウェブサイトについてアクセス不可となっているものがあります(例:Google全般)。VPN経由でアクセスができるのですが、このVPNについても認可制なのか、使えるものがどんどんと減っています。この12VPNはちゃんと使えました。

ITreview

カベネコVPN|日本企業が運営の安心VPN

通信速度
価格(月額)1か月:880円
3か月:780円
6か月:580円
12か月:480円
アプリ対応
使用可能台数4台
日本語サポート日本語対応
全額返金保証期間14日間(最長21日間)
  • 日本企業による運営で安心感がある
  • メールアドレスだけで登録でき、個人情報の入力は不要
  • 使わない日は繰越でき、最長で契約期間の1.5倍利用できる

カベネコVPNは東京に本社を置く日本企業が運営するVPNです。サービスはすべて日本語で提供されているので、英語がわからず設定が進まないという心配がありません。

月額480円~880円とリーズナブルな価格で利用できるのも魅力のひとつです。ほかのVPNとは異なり使わない日は繰越できるので、料金はそのまま最長で契約プランの1.5倍の期間利用できます。

また契約には個人情報の入力を必要とせず、メールアドレスのみですぐ利用を始められるのも特徴です。

日本企業のVPNを利用したい方は、カベネコVPNも検討してみてください。

PURE VPN|2年プランだと業界最安値の月額250円程度

通信速度
価格(月額)1か月:10.95ドル(約1,364円)
1年:2.99ドル(約372円)
2年:1.99ドル(約247円)
アプリ対応
使用可能台数10台
日本語サポート英語対応のみ
全額返金保証期間31日間
  • 78か国に6,500以上のサーバーを設置
  • 2年プランなら業界最安値の約250円で利用できる
  • AES暗号化とノーログポリシーでセキュリティが安心

PURE VPNは中国の香港に拠点を置くVPNで、78か国に6,500以上のサーバーを持っています。

特に注目したいのは価格の安さで、2年プランを契約すれば月額約250円で回線を利用できるのが魅力です。1年プランでも月額400円以内に収まっており、ほかのサービスと比べてどれだけ安いかは一目瞭然でしょう。

価格が安いと回線の質が心配ですが、AES暗号化が使われているので、高いセキュリティを発揮してくれます。

また2022年3月28日現在は、月額1.5ドル(約186円)で5年間使えるキャンペーンを実施中です。

Proton VPNを使っていたけれど、中国旅行中の一番必要なタイミングで使えなくってがっかりさせられたよ。でも現地でPure VPNが使えて助かったんだ。

中国ではなぜVPNの使用が必須なのか?

中国でVPNの使用が必須な理由には以下の3つがあります。

  • グレートファイアウォールによるネット検閲が行われている
  • 2021年新たに「データセキュリティ法」や「個人情報保護法」が施行されネット関連の規制は厳しくなっている
  • 中国でのVPNの使用は違法ではないが使用は認可の下りているものに限られる

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中国ではグレートファイアウォールによるネット検閲が行われている

中国ではインターネットの規制が厳しく、グレートファイアウォールによるネット検閲を行っています。

グレートファイアウォールとは

中国政府によって導入されたネット検閲システムで、中国当局がすべてのWebサービスを監視しています。

グレートファイアウォールのネット検閲を回避するには、中国以外のIPアドレスを取得しなければなりません。

そこで必須となるのが、インターネット上に仮想の専用回線を構築するVPNです。VPNを使って海外のIPアドレスを取得すれば、日本と同じようにGoogleやYouTubeにアクセスできます。

2021年新たに「データセキュリティ法」や「個人情報保護法」が施行されネット関連の規制が強化されている

中国では2017年に施行された「サイバーセキュリティー法」によって、VPNの使用規制が大幅に強化されました。この時点で無料VPNは全面禁止となり、中国では利用できなくなっています。

さらに2021年9月には「データセキュリティー法」、11月には「個人情報保護法」が施行され、中国のインターネット規制はますます強化を強める一方です。

このように中国でのインターネット規制は年々強くなっており、今まで使えていたVPNが今後は使用できなくなる可能性もあります。

中国でのVPNの使用は認可が下りているものに限られる

中国でのVPN使用は違法ではありませんが、認可が下りているものだけを使用できる制限付きです。そのため、中国国内で未認可のVPNを使っていると、違法とみなされて罰金を課せられる可能性があります。

今のところは個人で契約して海外サイトを閲覧する程度であれば、黙認されているのが現状です。

しかし、VPNを使用して得た海外情報の拡散や、中国政府に対する批判的な言動の発信を行うと罰せられる可能性があるので注意してください。

中国でも使用できるサービスと使用できないサービスまとめ

中国ではインターネットに規制がかかっているので、日本で使えるサービスやアプリでもそのまま使用できない場合があります。

ここでは、中国で使用できるサービスと使用できないサービスを紹介します。

サービス名使用可否
Google検索
Bing検索
Gmail
Yahooメール
Zoom
Skype
YouTube
LINE
Twitter
Instagram
TikTok
Facebook
Netflix
OneDrive
DropBox
Slack
(iPhoneのみ)
Trello

中国では基本的にGmailやYouTubeなど、Google関連のサービスが使えません。TwitterやInstagramのように、日本で日常的に使用しているアプリにも規制がかかっています。

VPNを利用しなければ、使えるサービスが圧倒的に少ないのが現状です。

中国でのVPNの使い方~スマホ編~

中国では、有料VPNサービスへの規制対策も厳しく行われているのが現状です。今まで使えていたVPNサービスが、急に見れなくなったり不安定になったりします。いきなり使えなくなっても対応できるように、複数VPNサービスに登録しておくのがおすすめです。

あらかじめ複数のVPNサービスに契約しておけば、いきなり繋がらなくなったとしても焦ることはありません。他のVPNサービスを使えば、いつも通り動画を楽しめます。

中国でのVPNの使い方は、3つのステップに分けられますスマホ編とPC編では使い方が若干異なるのが現状です。どの方法を利用してもいいように、両方の使い方を把握しておく必要があります。

  1. NordVPNを契約・インストールする
  2. 設定から高度な設定を表示するを選択
  3. 難読化サーバーから中国のサーバーを起動する

STEP1:NordVPNを契約・インストールする

まず、App StoreからNordVPN公式アプリをインストールします。App Storeの検索欄に「NordVPN」と打ち込むと、アプリが表示されるので入手ボタンを押してください。

ホーム画面にアプリが表示されていれば、インストール完了です。ダウンロードしたNordVPN公式アプリを開き、案内に従ってログインまたは登録をタップします。

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STEP2:設定から高度な設定を表示するを選択

NordVPN公式アプリは日本語対応になっています。英語が分からない方や、難しい設定が苦手な方でもスムーズに使えます。NordVPNへのログインまたは登録が完了したら、設定をタップしてください。

スクロールして「高度な設定を表示する」を、再びタップします。表示されるスピードが遅い場合は、電波が良い場所に移動するのがおすすめです。

STEP3:難読化サーバーから中国のサーバーを起動する

「高度な設定を表示する」をタップすると、難読化サーバーの表示が見つかります。サーバー一覧のなかから、中国のサーバーを探して起動させる形です。

サーバー一覧では、国旗も表示されています。他国のサーバーを起動しないように、十分確認した上で選択することが大切です。

中国でのVPNの使い方~PC編~

中国でのVPNの使い方のPC編は、3つのステップに分けられます。複雑な設定作業は無く、誰でも簡単に使えます。方法を1度覚えて、スムーズに接続・視聴まで繋げましょう。

  1. NordVPNを契約・インストールする
  2. 地図から中国を選択して難読化サーバーを利用する
  3. ウェブサイトにアクセスする

STEP1:NordVPNを契約・インストールする

NordVPN日本公式サイトを検索して、トップページにある「プランを選ぶ」を表示します。支払い方法やアカウント作成などを終えたら、契約終了です。

本契約が終了したら、公式アプリをインストールします。パスワード設定まで終わると、「ファイルを保存」が表示されるのでダウンロード先を選択・開始です。設定したパスワードは忘れないように、スマホまたは手帳などにメモしておくのがおすすめです。

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STEP2:地図から中国を選択して難読化サーバーを利用する

画面にアプリが表示されていれば、インストール完了です。ログイン画面が出てくるので、設定したメールアドレスとパスワードを打ち込みます。

ログインを終えると、地図が表示されます。地図のなかから接続する国を検索する形です。今回は、「China」と入れて検索結果のなかから選びます。

STEP3:ウェブサイトにアクセスする

全ての接続が終了したら、あらためてウェブサイトにアクセスします。うまく繋がらなかったり不安定だったりする場合は、エラーまたはトラブルが起きている可能性があるので注意が必要です。

VPNの接続・アクセスの解除は同じ画面で行えます。解除をしたい場合には、画面に表示される「接続解除」を選択してください。

中国で使えるVPNサービスを選ぶポイント

中国で使えるVPNサービスを選ぶ際には、以下5つのポイントをチェックすることが大切です。

  • 通信速度
  • 安定性
  • 価格(無料期間も含めて)
  • 安全性
  • セキュリティサポート

中国はインターネット規制が厳しいので、特に通信速度と安定性には注目しておきましょう。接続が不安定なVPNを選んでしまうと、滞在中にインターネットを使用できなくなる可能性があります。

長期滞在を予定している方は、無料期間も含めてリーズナブルな価格のサービスを選ぶのがおすすめです。

中国でVPN使う際に気を付けるべき注意点

中国国内でのVPNの使用はグレーです。中国の法に触れないために、しっかりと対策を講じる必要があります。中国でVPNの規制が進んでいることを考慮すると、以下の点に気を付けてVPNを使うとよいでしょう。

  • 中国滞在には2つ以上のVPNを持つことがおすすめ
  • 中国では無料VPNサービスはおすすめしない

中国滞在には2つ以上のVPNを持つことがおすすめ

中国に長期滞在を予定している方は、2つ以上のVPNに契約するのがおすすめです。

インターネット規制が年々強化されているため、中国当局の決定次第でいきなりVPNを利用できなくなる可能性があります。

1つしか契約していない場合、利用できなくなってもVPNのホームページにさえアクセスできず、サービスの解約すらできないでしょう。

VPNは高度な技術ですが絶対ではないので、予備のVPNにも契約しておきましょう。

ExpressVPNは中国ではつながらないのか?

2022年7月現在、ExpreessVPNは中国でも繋がります。30日間の返金保証サービスを実施中で、接続状況を確認したい方やお試しで使いたい方にはとくにおすすめです。

ただ、SNS上の口コミでは以前よりも繋がりづらいという意見も見られます。ExpreessVPNを含む複数のVPNサービスを契約して、対策を取っておくのが大切です。

中国では無料VPNサービスはおすすめしない

中国で使えるVPNには無料のものもありますが、以下の観点から利用をおすすめしません。

  • インターネット規制の影響を受けやすい
  • 有料サービスと比べて通信速度が遅い
  • セキュリティ性に問題がある
  • マルウェアが含まれている可能性がある
  • 個人情報を抜き取られるリスクがある

無料VPNはユーザーの通信ログを集めることで運営を続けています。過去には無料VPNからユーザーの情報が流出する事件も起こりました。

安全性を優先して、無料VPNは利用しないようにしてください。

国外からの情報をむやみに発信するなどあやしい行為は行わない

国外からの情報をむやみに発信する行為は、VPNを使用しているか否かに関わらず危険な行為です。VPNの使用自体は問題ありませんが、VPNを利用して中国政府に不利益をもたらすようなことをすると政府に目を付けられる可能性があります。

  • YouTubeの動画を公の場で流す
  • 中国政府に不利益をもたらす記事を見せびらかす

特に政府に対する批判的な行為は絶対にやめましょう。

VPNを使用していることを公にしない

インターネットの規制が行われている中国でVPNの利用を公にすることはかなり危険な行為です。VPNを利用して、中国政府に不利益をもたらす情報を受信、または発信していると思われてしまうかもしれません。

個人的な利用は禁止されていませんが、安全にひそかに利用するよう心がけましょう。

中国でVPNサービスが繋がらない・使えない場合の対処法

中国滞在中にVPNサービスが使えなくなったら、まずは別のVPNサービスに切り替えてみてください。VPNを変更すると、すぐに通信が復旧する場合があります。

また接続中のサーバーから別のサーバーに変更することも、安定した通信を確保する方法のひとつです。

このほかには、VPNの接続方法を別のものに切り替えてみましょう。接続方法によってセキュリティ対策も異なるので、インターネットに接続できる可能性があります。

中国で使えるおすすめのVPNまとめ

VPN Pro編集部厳選!おすすめVPNサービス

スクロールできます

Nord VPN

Surfshark

スイカ
通信速度速い速い普通
アプリ対応対応対応対応
使用可能台数6台無制限47台
日本語対応対応対応対応
返金保証ありありなし
価格380円/月〜309円/月788円/月
購入する購入する購入する

中国ではグレートファイアウォールによるネット検閲を実施しているため、日本と同じサービスを利用するにはVPNが必須です。中国からは契約できないサービスもあるので、出国前に契約を済ませてください。

VPNを快適に使用するなら、安定性が高くセキュリティ体制が整った有料VPNサービスがおすすめです。安定した通信を行えれば、ブロックされたコンテンツも楽しめます。

中国に滞在する方は、VPNを契約して日本と同じ環境でインターネットを利用しましょう。

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大島 大地のアバター 大島 大地 編集部

ウェブココル株式会社・取締役
生成AIの可能性を探るのが趣味です。

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