なぜ、今すぐにでも地域キーワードでSEO対策を行うべきなのか?絶対にやっておきたい理由

ウェブココル株式会社、SEOコンサルタントの大島です。

本記事では「なぜ、今すぐにでも地域キーワードでSEO対策を行うべきなのか?」について解説します。

Instagram、X(Twitter)、TikTok、YouTube、MEO(Googleマップ)など、さまざまなインターネット集客手段があります。しかし、私は「SEO集客は必ずやるべき」と断言できます。

私自身がSEO支援会社のコンサルタントという立場は置いておいて、SEO集客のインパクトの大きさを知ったら「絶対にしておいたほうがいい」と感じられるかと思います。

その理由について詳しく解説していきます。

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目次

前提としてSEO集客が向いていない業種があります

ビジネスモデルにもよるため、一概に「この業種がSEO集客に向いていない!」と断定するのは難しいですが、下記のような特徴をもつ業種はSEO集客には向いていません。そのため、弊社でも費用対効果などの面でコンサルティングをお断りしたケースがございます。

  • 商材単価が低く、検討期間が短い
  • インターネットでの検索需要が少ない
  • 他社と比較検討がされることがない唯一のブランド

例えば商店街の食肉を扱う精肉店があるとします。1人あたりの購入金額は1,000〜2,000円が多いと仮定すると、SEO集客には向きません。

まず「店で肉を購入する」という購買行動に、検索という行為はなかなか介入できません。

自身の購入行動を思い浮かべるとわかりやすいのですが、多くは近くの店に赴いてそのなかで良さそうな肉を買う、といった行動にほとんどになります。

1,000円〜2,000円、かつ食料品を買うために検索行動を繰り返して、必要であれば隣町であっても買いに行くといった行動は、ないとは言い切れませんが少数派です。そのため、SEO集客が不向きが業種といえます。

反対に、この精肉店がECサイト(通販)を行っていれば話は別です。さまざまな精肉を扱うECが競合になり、多くの業者と比較検討されることになるため、SEO集客は向いています。

ではなぜ、今すぐにでも地域キーワードでのSEO対策を実践すべきなのか?

冒頭でもお話しましたが、インターネットの集客手段は多様化しています。Instagram、X(Twitter)、YouTube、TikTok、Googleマップ、どれも特徴のある集客手段なのは間違いなく、集客力もある媒体です。

しかし、やはり「SEOは外せない」と断言できます。特に一過性のバズ(ブーム)ではなく、長期にわたって安定的に集客をしたい方はかならずSEOをやるべきだと思っています。

理由その1:地域に住んでいる新規顧客をピンポイントにターゲットにできる

地域キーワードでのSEO集客は、その名前のとおり「地域×業種名」でSEO対策を行います。

すなわち「その(地域)(業種)を探している」顧客をピンポイントにターゲットにできるという意味です。

言うまでもないですが「中目黒 歯医者」で調べるユーザーは、中目黒で歯医者を調べています。池袋でも新宿でもなく、中目黒です。

その地域で比較検討をするユーザーに対してピンポイントで接触できるのが地域キーワードの大きな特徴です。

また、もう1つの顧客の特徴としては「新規顧客」であることです。歯医者の例に戻すと、もうすでに行きつけの歯医者が決まっている顧客はこのような検索キーワードで検索しません。「中目黒 歯医者」で調べる顧客は、今新しく中目黒で歯医者を探しているユーザーです。

地域キーワードでSEO集客を行うということは、安定的に新規の顧客を獲得する仕組みづくりといえます。

理由その2:直接売上につながる顧客を集客できる

弊社には京都で着物レンタルショップを営んでいるクライアントがいます。弊社がSEO支援を実施し、

京都 着物レンタル

というキーワードでGoogle検索1位表示を達成しています。

この検索キーワードから分かる、顧客の検索意図(検索によって何を知りたいか)は何でしょうか?

まさに「京都で着物レンタルを探している(しかし、業者は決まっていない)

「しかし、業者は決まっていない」という部分がミソとなります。顧客が現段階では、どこの業者にする見立てはなく、今からまさに業者選定をするタイミングと伺えます。

すなわち「地域×業種」のキーワードで検索上位を達成することは「業者を選定段階の顧客の第1候補になる」ということを意味します。

駅前の一等地に巨大な宣伝看板を立てることと同じ意味になります。さらに駅前看板と異なる点として、その看板をみるユーザーは「すべて着物レンタルを探している」ということです。言うなれば、その看板をみたユーザーが必ず興味を持ってくれるという状態になります。(駅前看板ではインパクトで認知は獲得できますが、そのユーザーが必ずその行動をしたいかどうかはわかりません)

今まさに「なにかを買いたい・したい」と思っている顧客を集客できるのがSEO集客をすべき理由です。

理由その3:中長期にわたって広告に頼らない仕組みをつくれる

すでにGoogleやYahooといったリスティング広告をつかって集客されている方は、痛いほど感じていることかと思いますが、広告集客にはお金がかかり続けます

1クリック数十円〜数百円、業種によっては数千円という広告費を支払って、新規集客をし続けるのは資金に余裕のある大企業であれば良いのかもしれませんが、多くの事業者にとってはただひたすらにきついことだと思います。

その点、SEO集客はプロに依頼するといったお金こそかかりますが、上位表示こそ達成してしまえば「無料で新規集客がし続けられる仕組み」として機能するメリットがあります。

広告費を0円にしてしまえば、次の日から新規集客がゼロになる広告と異なり、SEOでは一度上位表示を達成してしまえば、少ないメンテナンスコストで中長期にわたって新規集客を行えます。

その他の点でリスティング広告と異なる部分は下記のとおりです。

説明SEO集客リスティング広告
費用どれくらいお金がかかるか?
集客安定性日・月単位で集客数は変わるか?
即効性結果がでる期間は?
資産性投資した費用に対して残るものは?
実行難易度実践する際の難易度

リスティング広告は、予算を確保すれば翌日からでも新規集客が見込めますが、SEO集客は最低でも3ヶ月〜6ヶ月と中長期にわたって対策を行う必要があります。

現在の集客フェーズにもよりますが、新規集客の安定性を確保するためには、3本の矢、ではありませんが、期間に応じたさまざまな手段を用意する必要があります。そのうちの1つの矢として機能するのが「SEO集客」であるといえます。

理由その4:検索順位2位のWebサイトは、1位のサイトと比べて集客数が半分になる。そして…

検索順位クリック率
1位39.8%
2位18.7%
3位10.2%
4位7.2%
5位5.1%
10位1.6%
引用:2024 Click-Through Rates (CTR) by Google Ranking Position

この表はGoogle検索における順位によるクリック率(集客数)の差を表しています。すなわち、検索1位のサイトと2位のサイトでは、集客数に2倍以上の差があることを示しています。たった1行、下にあるだけなのに衝撃の数値ですよね。

さらに注目してほしいのは、検索10位の数値です。1.6%と、1位のWebサイトと35倍以上の差があるうえに、もはやサイトへの訪問数は期待できない数値となっています。

物件で例えるなら、検索結果1位は駅前・大通り沿いの良物件。2位になるだけでも、人通りが半分、もはや10位は車も通れない小さな道でひっそりと構える物件、といったところでしょうか。11位以降は、残念ながら地図にすら表示されていない土地、となります。残酷ではありますが、顧客は興味深いほどに「上から順に」Webサイトをクリックしています。

逆に言えば、検索結果を10位から1位にもっていくだけで、今よりも39倍の集客数が見込めるとも捉えることができます。

SEO集客はレバレッジ(テコの原理)がききやすい集客手段です。今より良い物件を探したり、地域の顧客へのポスティングをしたりとするよりも、パソコン1台で多くの集客が見込めるようになります。

言うなれば、競合他社はホームページの検索順位が自社よりちょっと高いだけで、数倍〜数十倍の集客をしているという状態です。この少しの差で売上が変わってきてしまう、非情で残酷な世界だからこそ、今まさに地域キーワードのSEO集客をおすすめしたいと思っています。

理由その5:結局ググられる(Google検索)ので、その受け皿は必要

自分自身の検索を思い出していただけると、分かるかと思いますが検索行動は複雑化していると言えます。そして、検索行動のなかに「Google検索」という行動は必ず入ります。

日常に常に行われている
複雑な検索行動
  1. Yahooニュースを見ていたら「タイ旅行」の記事を見つける
  2. 今度の旅行はタイなんていいかもなと「タイ 羽田」の旅行券をGoogleで調べる
  3. Instagramの通知がきたついでに、Instagramで#タイ旅行と調べて、観光地の写真を眺める
  4. 航空券を思い出して検索再開。「Air Asia」の存在を知る。
  5. 初めての航空会社のため評判が気になりGoogle検索。ついでにXやYouTubeでも検索。
  6. 評判が問題ないことがわかり、Googleでタイ 羽田のチケット検索を再開

ここで分かるのは、人々はさまざまなプラットフォーム(媒体)をもちいて、消費行動の意思決定をしているということです。そして、そのなかにGoogle検索という行動は必ず入り込みます。

そして、この消費行動のなかに売上につながる行動はまさに「航空券の購入」です。どんなにInstagramやXのフォロワーが多くとも、購買の受け皿になるWebサイトが検索にヒットしなければ、売上には繋がりません。

そのため、SEO集客は重要な集客のパーツといえます。

地域キーワードのSEO集客はそうは言っても難しい

地域キーワードのSEO集客が売上に与えるインパクトについて解説しました。

そうはいっても、SEO集客は難しいと、コンサルタントの目線ながらお伝えします。

近年のSEOは、ますます高難易度化しており、事業の片手間に実践して検索上位を達成する、というものでもなくなってきました。

現在のSEO集客において、下記概念を抑えておかないと上位表示は難しいと断言できます。(もちろんこれだけではないです)

  • リーズナブルサーファーモデルを考慮したリンクビルディング
  • E-E-A-Tをサイトとして高め、適切な形でサイト内に設置
  • 外部リンクの関連性を高め、アンカーテキストと設置ページを考慮する
  • トピッククラスターモデルを用いたサイト設計

※「SEO集客」が複雑化していることをお伝えしたいため、あえて説明は省略しています。

このような複雑な検索アルゴリズムを理解し、さまざまな仮説を用いて実践してトライ&エラーを繰り返して得られた経験値をもって、SEO集客は実現できるという領域にきました。もはや「最低限のSEO対策」では検索上位の達成は難しいです。なぜなら、多くの事業者が上記の複雑な仕組みにたいして「最大級のSEO対策」を実践しているからです。

そこで私たちSEOコンサルタントを、ぜひ頼っていただければと思います。

自分たちはSEOのプロフェッショナルとしてではなく、事業の成功の鍵を握る「集客・売上面」でのパートナーとして、さまざまな企業様と関わりたいとおもっています。

ぜひSEO集客について支援をさせていただき、売上・集客の最大化のお手伝いをさせていただければと思います。

ウェブココルでは無料でサイト診断を行っています

ウェブココル株式会社では、現在のWebサイトがどれくらいSEOに最適化されているか、課題点、どうすれば良いかといったWebサイト診断を無料で行っています。

無料のサイト診断だからといって、手を抜くことは一切ありません。健康診断ではなく、人間ドックくらいさまざまな角度から課題を洗い出します。

よくあるSEO事業者のサイト診断は、ツールを用いた診断結果をパワーポイントできれいに装飾してシェアする、といったものです。弊社ではツールはもちろん活用しますが、あくまで手段の1つ。多くはSEOコンサルティングチーム全員がサイトに向き合い、数々の経験則と社内のナレッジによって課題点を洗い出します。

サイト診断の一部

現在、お問い合わせ受付中ですのでご興味ある方は、お問い合わせフォームSEOコンサルティングの詳細ページからのお問い合わせをお待ちしております。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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著者

大島 大地のアバター 大島 大地 取締役

法政大学卒業後、大手メーカー、メディア企業を経てウェブココルへ。自社メディア運営で培った"生きた"SEO対策×海外の最新対策を組み合わせた、他社の追随を許さない施策提供に強みを持つ。

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