初心者向けSEO対策のやり方|自分でできるサイトの上位表示方法をわかりやすく解説

自サイトを上位表示させるには、SEO対策が欠かせません。しかし、具体的にどのようなことを実践すればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、初心者向けのSEO対策について、以下の3つのテーマで解説しています。

  • SEO対策について
  • 初心者におすすめの施策
  • SEO対策に必須の分析ツール

自分でできる方法を取り上げていますので、サイトの検索順位を上げたい方はぜひ参考にしてください。

監修者

杉岡 玲生

ウェブココル株式会社・代表取締役。2019年5月・月間アフィリエイト報酬額日本1位達成。企業サイトの立ち上げ〜グロース、SEOメディアの立ち上げまで幅広く実績あり。成果を重視した伴走型コンサルティングを提供。

X:@reonald_seo/Linkedin: @reosugioka

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目次

初心者のためのSEO対策とは

SEO対策とは、検索エンジンにサイトを評価してもらい、検索結果で上位に表示させるための取り組みのことです。

上位表示されることで、ユーザーのアクセス数増加も期待できます。

ちなみに、SEO対策における検索エンジンとは主にGoogleを指しています。日本ではGoogleが圧倒的に多く使用されており、Yahoo!もGoogleと同じ検索エンジンを使用しています。

SEOとは「検索エンジン最適化」略称

SEOとは「Search Engine Optimization」の略称で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されています。

「検索エンジンの最適化」をわかりやすく表現すると、サイトを検索結果の上位に表示させるための一連の対策という意味です。多くの人に訪問してもらうには、このSEO対策が必要不可欠です。

サイトの中でどれだけ記事を作成し続けても、SEO対策がされていないと結果には結びつきません。ユーザーの検索意図を汲み取り、求められている情報を提供できるコンテンツを作り続けることが大切です。

検索エンジン上での上位表示の仕組み

検索結果の上位表示を狙うなら、検索順位を決定する仕組みを知っておくことはとても重要です。

検索エンジン上では、クローラーと呼ばれるロボットプログラムがWebサイトを巡回して情報収集を行なっています。取得した情報を検索エンジンのデータベースに登録することをインデックスと呼びます。

インデックスされてないサイト内のページは検索結果に表示されません。

インデックスされたページと表示順位を決めるための検索アルゴリズムを照合し、検索キーワードと関連性の高い情報をランクランク付けする事で検索順位が決定します。

初心者におすすめ|SEO対策の主要な3種類の方法

SEO対策の主要な方法には、内部対策・外部対策・コンテンツ対策の3種類が存在しています。

内部対策はキーワード選定やタグなどサイトの基礎を構築するための施策です。外部対策は他のサイトなど外部から評価してもらうための対策になります。最後のコンテンツ対策はサイトの質を高めるための施策です。

どの対策も検索順位を上げるためには非常に重要になります。反対に、どれか1つでも欠けてしまうと上位表示は難しいでしょう。

具体的な施策方法は以下の通りです。

対策方法対策内容
内部対策・キーワードの選定
・キーワードの最適化
・HTMLタグの最適化
・構造化マークアップの確認
・表示速度などユーザー体験の改善
外部対策・WebページのPRによる被リンクを集めるためのサイト構築
・自然発生する被リンクを集めるためのサイト構築
コンテンツ対策・検索ニーズに合わせたコンテンツの企画
・商品やブランドとの接点としてのコンテンツ企画
・古くなったページのメンテナンス
・サイトやページのE-E-A-T向上

内部対策の初心者におすすめの施策

内部対策とは、クローラーが巡回しやすくなるために行う施策を指します。内部対策はGoogleにサイトを評価してもらうために重要です。ここでは、おすすめの施策を2つご紹介します。

検索エンジンが巡回しやすいようにXMLサイトマップなどを作成する

クローラーがサイト内の情報を収集しインデックスすることで、検索結果に表示されるようになります。検索順位を上げるには、検索エンジンにサイトを訪れてもらい評価を受けなければいけません。

検索エンジンがサイトを巡回しやすいように、XMLサイトマップなどを作成すると良いでしょう。

XMLサイトマップがあることで、クローラーはサイト内の構造やコンテンツを素早く的確に理解できます。

特に、サイト内のページ数が多い場合や内部リンクが貼られていない場合におすすめです。XMLサイトマップがあることで、サイト内で辿り着きにくいページにも気づいてもらいやすくなります。

スムーズにサイトが表示されるようページの表示速度を上げる

サイトにアクセスしてからページが表示されるまで時間がかかると、ユーザーはストレスを感じてすぐに離脱してしまいます。そのようなサイトはユーザーにとって使いにくいだけでなく、Googleの評価にも悪影響を及ぼします。

画像を圧縮してサイズを小さくしたり、不要なSNSの引用や動画の使用をなくしたりすることで、ページ速度の改善が可能です。見落としがちですが、フォントの容量の肥大も表示速度低下につながります。過度な太字や車体などの装飾には注意しましょう。

外部対策の初心者におすすめの施策

外部対策では、サイトの訪問者を増やしたり他のサイトからの被リンクを集めたりと、外部に目を向けた施策を行います。ここでは、おすすめの施策を2つご紹介します。

質の良い被リンクを獲得する

被リンクとは、他のサイトのページ上で自サイトへのリンクを貼ってもらう事です。

特に自サイトと関連性のあるサイトや政府や企業など信頼性の高いサイトからの被リンクは、質の良い被リンクとしてGoogleからの評価を上げることにつながります。

自分では被リンクを行えませんが、コンテンツの質を高めていくことが良質な被リンクを得るための近道です。

被リンクを販売している業者も存在しますが、検索順位が下がるなどペナルティの対象になるため購入はおすすめできません。

SNSで認知を得てサイトの訪問者を増やす

TwitterやInstagramなどのSNSで認知を得てサイトの訪問者を増やすことも外部対策の1つです。

なかでも、SNSに自サイト名や会社などが掲載される「サイテーション(言及)」はSEO対策に効果があるとされています。

サイテーションの場合、自サイトへのリンクは不要ですが、必ずテキストで言及される必要があります。サイテーションにはサイト名だけでなく、企業の電話番号やテキストURLも含まれます。

コンテンツ面で初心者におすすめの施策

コンテンツ対策では、サイトの質を高めてユーザーの満足度を上げるための対策を行います。ユーザーにとって利便性の高いサイトは、Googleからの評価も期待できます。ここでは、おすすめの施策を5つ紹介します。

Googleが掲げる「良質なコンテンツ」に沿ったコンテンツを作成する

コンテンツ面での施策で最も大切なことは、 Googleが掲げる「良質なコンテンツ」に沿ったコンテンツを作成することです。

Googleはユーザーの検索意図を満たすサイトを高く評価し、検索順位を上昇させています。ユーザーの利便性を高めることで利用者の増加につながり、広告による収益UPに結びつくからです。

Googleが公開している「ウェブマスター向け公式ブログ」では、質の高いサイトを作成するためのアドバイスを紹介しています。

・記事に掲載されている情報は信頼できるものであるか。

・記事は、トピックに関して明らかに十分な知識を持つ専門家や愛好家によって書かれているか。

・サイトに、同じトピックや類似のトピックに対してキーワードのバリエーションをわずかに変えただけの、重複している記事や冗長な記事が含まれているか。

・スペルや文体の間違い、事実誤認がないか。

・トピックは、サイトの訪問者が本当に求めるものを提供しているか。

・記事は、独自のコンテンツや情報、独自のレポート、独自の調査、独自の分析を提供しているか。

・ページは、検索結果の他のページと比較して実質的な価値を提供しているか。

・コンテンツの品質管理はどの程度行われているか。

・記事は公平に書かれているか。

・サイトは、そのトピックの専門家として認知された期間が運営しているか。

Google セントラル-質の高いサイトの作成方法についてのガイダンス

ここで掲げられた項目を指標にしながら、良質なコンテンツを作成していきましょう。

サイトに集客したいペルソナが検索しそうなキーワードを選定する

コンテンツ対策では、キーワード選定が重要になります。誰にでも当てはまる悩みではなく、想定しているペルソナに刺さるようなキーワードを選びましょう。

ただし、検索ボリュームの大きいキーワードはサイトへの流入も見込めますが、その分競合も多くなります。

サイトを立ち上げ手間もない頃は、語句を3つ以上集めたロングテールキーワードが狙い目です。ロングテールキーワードは比較的検索ボリュームが小さく、競合も少ないため上位表示を目指しやすくなります。

さらに、キーワードを組み合わせることによって悩みがより具体的になり、深く調べられるようになるためサイトへの流入が期待できます。

ユーザーの検索意図を深堀する

質の高いコンテンツを作成するには、ユーザーの検索意図を深堀することが大切です。ユーザーが潜在的に抱えているニーズなどを考え、そこに対する答えを記載するとより満足度も高く、品質の高い記事になります。

独自性のある情報や専門性の高い情報を盛り込みながら、検索意図に沿った内容でのライティングをしましょう。本文の中に自然と検索キーワードが含まれていると理想的です。

ページ内の本文は、ユーザーの検索意図を解決できる情報提供が最重要です。ユーザーの検索意図を深堀し、ニーズに沿った記事を作成しましょう。

見出しやタイトルにキーワードを詰め込みすぎない

見出しやタイトルは、どのような記事なのかユーザーに簡潔に伝えられる部分です。適切にキーワードを入れ込むことで、ユーザーは記載されている内容を想像しやすくなります。

しかし、過剰にキーワードを詰め込みすぎるとかえって読みづらくなるだけでなく、Googleがランキング操作目的と判断する可能性があります。

見出しやタイトルも、検索エンジンによる評価の1要素です。適切に使うように心がけましょう。

オリジナルの図や表などを作成する

記事の中に、オリジナルの図や表を積極的に取り入れることも効果的な施策の1つです。手間のかかる作業ではありますが、その分競合との差別化が行いやすくなります。

他サイトにはない要素が盛り込まれたコンテンツは、Googleからも高評価です。

ユーザーにとっても、画像や図表があることで内容が伝わりやすくなります。文章だけでは分かりにくい部分を補うことでユーザーの理解を深め、満足度を高めることにつながります。

競合サイトよりも読みやすいコンテンツだと判断して貰えば、固定のファンを獲得できる可能性も高くなるでしょう。

ただし非推奨サイズの画像や図表を大量に盛り込みすぎると、表示速度の低下につながる場合があるため注意が必要です。

初心者のSEO対策におすすめの分析ツール4選

SEO対策を行う際は、分析ツールを利用すると効率よく作業できます。ここでは、おすすめの分析ツールを4つご紹介します。無料で使えるものもあるため、ぜひ利用してみてください。

Google Search Console|無料で検索パフォーマンスの分析が可能

Google Search Consoleは、無料で検索パフォーマンスの分析が可能なツールです。

検索結果への表示回数・クリック数・クリック率・平均掲載順位など、ユーザーがサイトに訪問するまでの行動を解析できます。サイトに何らかの施策を加えたときに、効果が現れているかどうかの判断材料にもなります。

さらに、内部対策で必要なXMLサイトマップの送信や、外部対策で重要な被リンク数のチェックも可能です。SEO対策に欠かせない機能が多く搭載されているため、Wordpressなどでサイトを運営されている方はぜひ導入してみてください。

Googleアナリティクス|無料でサイトのアクセス状況の分析が可能

Googleアナリティクスは、無料でサイトのアクセス状況の分析が可能なツールです。

サイトの訪問者数・閲覧されたページ数・平均滞在期間・直帰率などのアクセスに関する基本情報をはじめ、ユーザーの年齢・性別・地域などのさまざまな項目を調査できます。

Google Search Consoleと混同されやすいですが、Googleアナリティクスはユーザーがサイトに訪問した後の行動を解析可能です。

訪問者数やコンバージョンに関する目標が達成できたかどうか確認する際に役立ちます。

Ahrehs|競合の流入キーワードや獲得被リンクの分析まで可能

Ahrefsは、競合サイトへの流入数・流入キーワードや、獲得した被リンクの分析まで可能なツールです。

競合サイトの流入に関する情報を分析し、どのようなキーワードでコンテンツを作成しているのか調査するのに役立ちます。

さらに、どこから被リンクをもらえたのかを一覧で確認できるなど、SEO対策に効果的な機能が充実しており便利です。

ただし無料ツールではなく、月額料金が発生する点に注意しましょう。AhrefsはWebサイトがある程度軌道が乗ってきてから導入することをおすすめします。

SEMRush|オールインワンのSEO分析ツール

SEMRushは、SEO対策に役立つ機能が充実したオールインワンの分析ツールです。

キーワード選定・被リンクに関する調査・競合サイトの分析など、さまざまな場面で活用できます。

有料ではあるものの、このツールだけで充実したSEO対策を行えるため、利用する価値は十分にあるでしょう。

ただし日本での利用者はまだ少なく、インターネットで検索しても情報が見つけにくい点がデメリットです。

SEO対策でお困りの方はウェブココル株式会社まで

SEO対策では、内部対策・外部対策・コンテンツ対策の3つの視点から施策を行うことが必要です。どれか1つでも欠けていると、検索結果での上位表示が難しくなります。SEO対策に役立つ分析ツールも複数用意されているため、自サイトに合ったものを選びましょう。

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