「会社や上司が信用できない時は退職すべき?辞めた方がいい組織の特徴が知りたいな」
会社員は組織に属し、会社や上司の指示のもと働きます。
ですが、所属している会社や自分の上司が信用できず、ストレスに感じることがあるのではないでしょうか。
- 会社や上司が信用できない理由はなんだろう?
- 辞めた方がいい組織の特徴とは?
- 会社や上司が信用できない時に取るべき行動は?
など、会社や上司が信用できない時の対処法を知って冷静に対応したいはず。
そういうわけで今回は、会社や上司が信用できない時は退職すべきなのか?という疑問について回答していきます。
さらに、辞めた方がいい組織の特徴もご紹介していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
・自分の許容範囲を超えて会社や上司が信用できないなら、退職すべきと言える。
・とくに、『給与が正しく支払われない』、『求人内容と違う仕事』、『ハラスメントが横行している』会社には注意。
・まずは転職活動がおすすめだが、本当に辛いなら自分優先で退職した方が良い
・どうしても退職を切り出しづらい方は、退職代行の『無料相談』で色々聞いてみるのがおすすめ
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「会社を信用できない」と感じる理由4選!
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会社員の中に、人間関係や組織の方針が自分に合わなくて悩んでいる人がいるのではないでしょうか。
理不尽なことが当たり前になると、やがて会社への不信感へとつながってしまうんです。
そこでここからは、「会社を信用できない」と感じる4つの理由について、以下のとおりご紹介していきます。
- 給与が正しく支払われない
- 求人内容と実際の仕事が違う
- 上司のハラスメントが黙認されている
- 評価制度や企業理念が不透明である
ではさっそく見ていきましょう!
残業代や手当など給与に関して正しく支払われない
会社を信用できない理由の1つ目は、『残業代や手当などが正しく支払われないこと』です。
毎日一生懸命働いている対価を正しく受け取れないのは、「信用できない」という一言では片づけられません。
すぐに労働基準監督署に通告しましょう。
労働基準法第37条では、残業代や手当などは割増して支払わなければならないという決まりがあります。
当たり前の賃金をきちんと支払わない会社は、労働基準法上での違反となり刑事罰や罰金などのペナルティもあるんです。
残業代や手当などが支払われないことは、会社への信用がなくなるだけでなく、法律違反なので見過ごせない事案だと言えます。
求人の募集内容と実際の仕事内容に大きな相違がある
会社を信用できない理由の2つ目は、『求人の募集内容と実際の仕事内容に大きな違いがある』ことです。
求人票に記載されていた仕事内容や労働条件と実際の状況が違っている場合は、会社に確認する必要があります。
労働条件などを口約束だけで交わした場合、違法にあたる可能性が高いです。
入社時には必ず、会社が労働者に「労働条件通知書」を渡さなければならないため、きちんとルールに従っているか確認しましょう。
求人票の募集内容と違う仕事であれば、応募していなかったかもしれません。
そもそも本来と違う職種で働かせること自体、信用問題につながる事案です。
「なぜ求人と違う仕事をさせられるのか」ということについて、きちんと会社に説明を求めましょう。
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上司からのハラスメント行為が黙認されている
会社を信用できない理由の3つ目は、『上司からのハラスメント行為が黙認されている』ことです。
たとえば代表的なハラスメントは以下が挙げられます。
- セクシャルハラスメント(性的な言動による嫌がらせ)
- パワーハラスメント(精神的・肉体的苦痛を与える言動)
- モラルハラスメント(言葉や態度によって行われる嫌がらせ)
- ジェンダーハラスメント(男らしさや女らしさを強要)
- レイシャルハラスメント(国籍や人種差別に関する嫌がらせ)
大抵の場合、ハラスメントを行っている側の人は自覚していないことがほとんどです。
また職場の人は「面倒な問題に巻き込まれたくない」と、見て見ぬふりをしている場合が多い傾向にあります。
自分が直接ハラスメントを受けていなくても、その行為が黙認されている事実が不信感へとつながるでしょう。
評価制度や会社の理念・目標などに不透明な部分が多い
会社を信用できない理由の4つ目は、『評価制度や会社の理念・目標などに不透明な部分が多い』ことです。
評価制度には、社員の待遇を決める重要な役割があります。
そのため、社員はどういう評価をされているのか知る権利があり、会社側も見せなければなりません。
評価制度が不透明だと、報酬をきちんともらえているかが見えないんですね。
また、会社の理念や目標が定まっていないことも信用できない理由です。
会社がどの方向に向かいたいのかが社員に伝わっていなければ、社内の統率が図れないでしょう。
「この会社は何がしたいのか分からない」ということから、不信感へとつながるんです。
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あなたの会社は大丈夫?すぐ辞めた方がいい組織の特徴
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毎日会社への不信感を募らせながら働き続けるのは、心身ともに疲弊してしまうでしょう。
そこでここからは、『すぐ会社を辞めた方がいい組織の特徴』を以下の通りご紹介していきます。
- 社内の問題を会社に相談しても誰も動かない
- 理不尽に怒られるだけで成長できない
- 社内で人の悪口やハラスメントが横行している
働いている会社の組織に当てはまるものがないか、チェックしてみてください!
社内の問題を上司や人事に相談しても誰も動かない
社内の問題を上司や人事に相談しても誰も動かない組織は、すぐ辞めた方がいいでしょう。
会社組織は常に改善しながら成長していかなければならないため、問題があれば解決するのが一般的です。
社員が相談しているにも関わらず誰も動かないのは、「事なかれ主義」以外のなにものでもありません。
問題を放置し無責任な会社のことを、これ以上信用できないはずです。
そのような組織は早めに見切って、辞めることをおすすめします。
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理不尽に怒られるだけで成長に繋がらない
理不尽に怒られるだけで成長に繋がらない組織は、すぐ辞めた方がいいでしょう。
そもそも「怒る」という感情を相手にぶつけるだけでは、何も解決しないんですね。
自分に非があるわけではなく、問題解決に向けて相談しているのに怒られていては話が前に進みません。
そのような組織では上司に改善の意思が無いため、相談するだけ無駄です。
働いていても成長できない組織は、すぐ辞める決断をしてください。
人の悪口やハラスメントが横行している
人の悪口やハラスメントが横行している組織は、すぐ辞めた方がいいでしょう。
職場で常に人の悪口が聞こえてきたり、ハラスメントを目の当たりにしたりすると、心が疲れきってしまいますよね。
自分が直接言われていなくても、ストレスが溜まるものです。
会社は仕事をする場所ですから、人間関係が悪すぎて業務に支障が出るようであれば、そのまま居続ける必要はありません。
自分の身を守るためにも、すぐに辞めることをおすすめします。
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会社や上司が信用できない時に取るべき行動
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では、会社や上司が信用できない時にどのような行動を取ればいいのでしょうか。
具体的には以下の通りです。
- 同じような思いを持つ同僚と社内改革をする
- 上司に退職したい旨を伝える
- 転職エージェントに登録する
会社への不信感を募らせながらも残るべきか、それとも辞めるべきかを見極めなければなりません。
ではそれぞれ詳しく見ていきましょう!
同じような思いを持つ同僚と社内改革をする
同僚も会社に同じような不信感を抱いていることがあるため、協力して社内改革をするのも1つのアイデアです。
給与や労働条件に関することは『労働組合』、ハラスメントや評価制度に関することは『人事』に直接話してみましょう。
会社側が話を聞いてくれない時は、労働基準監督署に相談してみてください。
ただ、行動を起こすのは大事なことですが、それまでの慣習は簡単には変わらないと思っておいた方がいいでしょう。
信用できない言動を続けてきた会社や上司の気持ちを改めさせるのは至難の業です。
会社や上司の意識を変えたうえで、働く環境を改善していかなければならないため、すぐには変わりません。
長期的に見て「この会社を変えたい!」と思う場合のみ、社内改革をしてみてください。
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上司に退職したい旨を伝える
会社を信用できない場合、上司に退職したい旨を伝えて思いきって辞めましょう。
退職を伝える際「信用できないから」という内容ではなく、明確な理由を準備しておいてください。
以下のような理由だと比較的スムーズに退職できるでしょう。
- 勉強して資格取得を目指すため
- やりたいことがあって別の業界に転職するため
- 親や家族の介護のため
- 引っ越しするため
退職理由を正直に言う必要はないため、事実と異なることを言っても大丈夫です。
ただし嘘を言って辞める場合、退職後に辞めた会社の人とばったり会って気まずくならないように注意しておきましょう。
転職エージェントに登録して環境のいい職場を探す
複数の転職エージェントに登録して、環境のいい職場を探してみるのもおすすめです。
転職エージェントは希望する職種や業種の情報だけでなく、労働条件や離職率などについても詳しく教えてくれます。
まずは登録して、現状や希望を伝えてみましょう。
自分が何に重きを置いて転職活動をするのかを伝えることで、希望に合った会社を紹介してくれます。
ただ転職エージェントにも合う・合わないがあるため、複数社を登録しておくのがおすすめです。
複数の中から自分に合うエージェントを選んで、転職活動を進めましょう。
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まとめ
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今回は、『会社や上司が信用できない時は退職すべきなのか』についてお話してきました。
会社への不信感があってもなかなか言えないことが多いため、結局社員が我慢するパターンがほとんどです。
自分の許容範囲を超えて会社や上司が信用できないなら、退職すべきでしょう。
少なくとも以下のようなことが常態化している職場は、我慢して働き続けると精神的ストレスで体を壊すかもしれません。
- 給与が正しく支払われない
- 求人内容と違う仕事をさせられる
- 社内でハラスメント行為が横行している
- 社員が正しく評価されない
このようなことは、今始まったことではない場合がほとんどです。
なので、一社員が改革を起こそうとしてもなかなか変わらないでしょう。
今回ご紹介した内容を参考にしつつ、状況が改善しないようであれば転職を視野に入れて行動してみてください!
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