- 第二新卒を募集する優良企業を見つける秘訣
- 隠れ優良企業を探す際におすすめの転職エージェント
- 隠れ優良企業が持つ特徴
転職先を探す際に「待遇面がよい」「労働環境が整っている」などの特徴を持つ企業を探すことは、長期的に仕事をする上で欠かせません。
しかし、ホワイト企業と世間的に呼ばれている企業は人気があるため、第二新卒で目指すことは難しくなります。
「待遇や労働環境が整った職場へ転職したい」と考える第二新卒は、隠れ優良企業を選ぶことがおすすめです。隠れ優良企業は、知名度こそ高くないものの、待遇と働きやすさのどちらも備えています。
この記事では、第二新卒を募集する優良企業の探し方やおすすめの転職エージェント、隠れ優良企業の特徴を解説します。今よりも恵まれた環境に身を置きたい第二新卒は、ぜひ参考にしてください。
隠れ優良企業は世間に知られていないため、個人で探すことは困難です。隠れ優良企業と出会いたい方は、転職エージェントの利用が必須といえます。なかでも、マイナビジョブ20’sはミスマッチが少なく、求職者にとって本当の意味で働きやすい企業と出会えるサービスです。
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第二新卒とは?
第二新卒とは一般的に、25歳前後で最終学歴卒業後に就労経験のある人を指します。ただし、企業や就職・転職を支援するエージェントによって、何歳までを第二新卒とするのかは判断が分かれています。
企業によっては「20代全般」、「最終学歴から3年以内」、「就労経験が3年以内」と、区切り方や応募条件が異なる場合があります。
そんな第二新卒ですが、マイナビの調査によると2030年までに第二新卒を含んだ新卒採用を中心とした若手人材の確保について、5割もの企業が「重要性は高まると思う」と回答(*)。このように最近では第二新卒に注目する企業も増えています。
第二新卒の魅力といえば、若くてフレッシュさがありながら、実務経験を有し、仕事への対応力がある点です。
また一度就社しているからこそ、自分の適性や仕事に対する姿勢を新卒と比べて理解しており、企業とミスマッチが少ない人材とされています。
*(株)マイナビ|2019年12月実施_マイナビ企業人材ニーズ調査
第二新卒になる人の割合は?
厚生労働省の「新規大卒者の離職状況」を見ると、2020年3月の新規大卒者における離職率は32.3%となっています。
(出典:厚生労働省「新規大卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)」)
転職市場において、最終学歴から3年以内に離職した方を第二新卒とみなしているため、新規大卒者の約3人に1人が第二新卒の対象といえます。
一般的には「入社後3年以内に退職することは社会人としてふさわしくない」といわれるものの、第二新卒として就職・転職に励む方は少なくありません。「第二新卒=就職・転職できない」わけではないことを知っておいてください。
第二新卒を募集する優良企業を見つける秘訣
第二新卒を募集する優良企業(ホワイト企業)を見つけるには、意外な盲点がありました。実は、新卒と全く違うアプローチが必要なのです。
一般的にはあまり馴染みのない秘訣だからこそ、行うことでライバルと差別化でき、優良企業に転職できる可能性が飛躍的に高まるでしょう。
では具体的に、第二新卒を募集する優良企業を見つける3つの秘訣をお伝えします。
希望する企業に直接問い合わせる
一つ目の秘訣として、希望する企業に直接問い合わせる方法があります。この場合、その企業が実際に第二新卒枠を募集しているかどうかは関係がありません。
もし第二新卒枠を募集していなくても、入社を希望する優良企業を見つけたら、経歴と志望動機を軽く述べた上で「もし良ければ書類だけでも目を通していただけないでしょうか?」と、人事部に問い合わせをしましょう。
ここで注意すべきなのは「第二新卒枠を募集していますか?」と尋ねないことです。もし企業側が第二新卒枠を募集していなければ「募集していません」という返信しか望めません。
大事なのは第二新卒枠で入社することより、どんな枠でも良いのでその企業に入社することです。上手く行けば、枠がなくても選考に進めさせてくれるかもしれません。
企業に直接問い合わせする人は少ないからこそ、意外とこのような方法で入社する人も少なくないのです。ぜひ挑戦してみてください。
ハローワーク限定求人も穴場
二つ目は、ハローワーク限定求人を参照することです。ハローワークは公的な職業案内所であるため、採用コストをできるだけ抑えたいと考える企業がよく利用しています。
逆にいうと、ハローワークで求人を募集している企業は、早急に人材が欲しいというよりは「良い人がいれば採用したいけど、無理して人材を採用する気はない」と余裕のある企業も紛れ込んでいます。
そのため、しっかりと自社に合う人材を採用したいと考える優良企業が、ハローワーク限定で求人を出している場合が多いのです。
求職者側もハローワークというと、誰でも利用できる機関であることから「優良企業の求人はほとんどない」と考える人が大半ですので、意外と穴場になっています。
完全週休二日制、産休・育休取得実績あり、といったように、自身が優良企業に求める点をより具体的にした上で、ハローワークで優良企業の求人募集を探していきましょう。
転職エージェントを活用する
三つ目の秘訣は、転職エージェントを活用することです。優良企業は経営状態が良く、優秀な人材を確保するコスト・労力には糸目をつけません。
そんな優良企業の募集を見つけやすいのは、やはり転職エージェント。多少費用がかかったとしても、優秀な人材を採用するための投資は惜しまないのが優良企業です。
おまけに転職エージェントであれば、優良企業の求人紹介だけでなく、入社につながるよう、プロが第二新卒ならではの手厚いサポートを行ってくれます。
一人で優良企業に応募するよりも、転職エージェントを活用することで、はるかに高い確率で転職を成功させる事ができます。
隠れ優良求人を探している第二新卒におすすめの転職エージェント
隠れ優良求人を探している第二新卒におすすめの転職エージェントは、次の3つです。
以下では、3つの転職エージェントの特徴を解説します。
第二新卒の採用に積極的な企業と出会える『マイナビジョブ20’s』
名前 | マイナビジョブ20’s |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:- 非公開求人:- (2023年12月14日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代 |
対象エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
得意分野・業界 | 全業界全業種 |
公式HP | https://mynavi-job20s.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | 株式会社マイナビワークス |
拠点 | 東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー27F |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | あり |
連絡手段 | メール、電話 |
-
- 求人数の多さ
- 3
-
- 取り扱い
業種数 - 4
- 取り扱い
-
- 5
- 利用者満足度
-
- 4
- サポート
対応
-
- 利用実績
- 5
- 取扱求人の75%以上が未経験OKの求人となっている
- 利用者の定着率が95.2%と高い数値を記録している
- 累計利用者数が39万人を超えている
マイナビジョブ20’sは、20代の転職支援を得意とする転職エージェントです。取扱求人の75%以上が未経験OKのため、経験・スキルが乏しい第二新卒も応募しやすくなっています。
マイナビジョブ20’sの特徴は、利用者の定着率が高いことです。2021年10月から2022年9月までの利用者における入社後3ヶ月の定着率は、95.2%を記録しています。
定着率の高さからわかるように、マイナビジョブ20’sでは、求職者にとって優良企業と感じられる企業を紹介していると考えられます。自分にとっての優良企業と出会いたい方は、マイナビジョブ20’sを利用しましょう。
- 第二新卒の転職支援実績が豊富にある
- 各オフィスの口コミ評価が高い
- グループで培ってきたマイナビのノウハウがある
- 年収アップを目指せる求人は少ない
- キャリアアドバイザーによってサポートの質が異なる
- 関東・関西に求人が集中している
▼マイナビジョブ20’sの口コミ
\ミスマッチが少なく定着率が高い/
安定した大企業を探すなら『ハタラクティブ』
名前 | ハタラクティブ |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人: 3,372件 非公開求人:- (2023年12月14日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | LINEビデオ面談可 |
得意分野・業界 | フリーター・既卒・ 第二新卒の支援に特化 |
公式HP | https://hataractive.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | レバレジーズ株式会社 |
拠点 | 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア24F・25F |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | なし |
連絡手段 | メール、電話 |
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- 求人数の多さ
- 3
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- 取り扱い
業種数 - 3
- 取り扱い
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- 4
- 利用者満足度
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- 5
- サポート
対応
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- 利用実績
- 4
- 学歴・経歴に関係なく利用できる
- 書類選考通過率や内定率が高くなっている
- 利用者の80%以上が大企業に就職している
ハタラクティブは、学歴・経歴に関係なく利用できる転職エージェントです。利用者を見ると、既卒・フリーター・第二新卒など、20代がメインとなっています。
ハタラクティブの強みは、書類選考通過率や内定率が高いことです。2022年2月から4月までにおける面接を実施した利用者の書類通過率は96%以上、内定率は80%以上を記録しています。
ほかにも、利用者の80%以上が大企業に就職していることも、ハタラクティブの魅力の一つです。大企業は福利厚生や労働環境が整っている傾向です。大企業も優良企業といえることから、ハタラクティブは労働環境を重視する第二新卒におすすめのサービスです。
- 「未経験OK」の優良企業が多い
- 「できる・やってみたい」という気持ちを尊重してもらえる
- 求人を押し付けるような提案をしない
- 求人数が少ない
- 担当者によってはサポートが雑な場合がある
- キャリアアップを図ることは難しい
▼ハタラクティブの口コミ
引用:Google
引用:Google
\利用者の80%以上が大企業へ就職/
年収アップを実現したいなら『キャリアスタート』
名前 | キャリアスタート |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:- 非公開求人数:- (2024年1月12日現在) ※今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 10代後半から30代前半 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
電話番号 | 070-1202-4387 ※登録後、上記番号から電話がかかってきます |
得意分野・業界 | 第二新卒など、若手の転職支援に特化 |
公式HP | https://careerstart.co.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | キャリアスタート株式会社 |
拠点 | 東京都港区新橋2-6-2 新橋アイマークビル8F |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | なし |
連絡手段 | メール、電話 |
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- 求人数の多さ
- 3
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- 取り扱い
業種数 - 3
- 取り扱い
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- 4
- 利用者満足度
-
- 4
- サポート
対応
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- 利用実績
- 4
- 好条件の人気求人を多数掲載している
- 利用者の年収アップ率が高くなっている
- 最短1週間で内定獲得まで支援した実績がある
キャリアスタートは、求職者の年収アップに定評がある転職エージェントです。2020年4月から2022年3月までにおける利用者の年収アップ率は、83%を記録しています。
年収アップにつながりやすい理由は、好条件の求人を多数掲載しているためです。取扱求人には、優良企業の求人も存在します。
年収アップだけでなく、スピード感を持って転職できることもキャリアスタートの魅力です。年収アップを図れる優良企業へいち早く転職したい方は、キャリアスタートを利用することがおすすめです。
- 転職後に年収が100万円以上アップする可能性がある
- Zoomや電話を用いてどこでも相談できる
- ミスマッチしないことも大切にしている
- 利用者実績が大手よりも少ない
- 求人数が少ない
- 連絡がしつこい場合がある
▼キャリアスタートの口コミ
\年収アップに向けた転職に強い/
第二新卒必見!隠れ優良企業の特徴
第二新卒が知っておくべき、隠れ優良企業の特徴は次のとおりです。
以下では、4つの特徴を解説します。
特定領域に特化してその商品シェア率が高い会社
隠れ企業の特徴として、特定領域に特化している、かつシェア率が高いことが挙げられます。特定市場でトップシェアの企業は、利益率が高く待遇面が整っている場合が多い傾向です。
業界のなかでも、よりニッチな商品・サービスを提供している企業は、隠れ優良企業になりやすいといえます。新卒や第二新卒に認知されていないことが珍しくないためです。
シェア率が高い企業を探すときは、若手人材のサポートに特化した転職エージェントをチェックしたり、「ニッチ分野のトップシェア」と検索をかけたりすることがおすすめです。
自社サービスを提供している会社
自社サービスを提供している会社も、隠れ優良企業の特徴です。自社独自の商品・サービスを持つ企業は、利益率が高く独自性もあるため、高待遇にもかかわらず激務になりにくいといわれています。
一方で、代理店や小売店は、利益率が低くなりやすいだけでなく、差別化も難しくなります。そのため、薄利多売で激務薄給になりやすい傾向です。
転職候補先がある場合は、どのような商品・サービスを提供している企業なのかをチェックすることが欠かせません。
客単価が高い商材を扱っている会社
客単価が高い商材を取り扱っている会社も、隠れ優良企業の可能性が高いといえます。少額商品を取り扱うと、薄利多売のビジネス構造になりやすく、忙しい割に利益が上がりません。
一方で、高額商品を取り扱う客単価の高い企業は、少ない時間・工数で高い売上や成果を出せます。
売れる仕組みができている場合は、マニュアル通りに進めるだけで売上が伸びる構造になっているため、比較的、働きやすい環境といえます。
転職先を探すときは、客単価・商品単価とあわせて、大手顧客と取引しているのかをチェックすることがおすすめです。
クライアントや顧客の層が良い会社
隠れ優良企業には、クライアントや顧客の層がよいという特徴があります。例えば、大手法人・優秀な個人事業主・富裕層がメイン顧客層の企業は、隠れ優良企業と判断してよいでしょう。
クライアントや顧客の層がよい場合、打ち合わせや商談をする際に疲弊することが少なくなります。反対に、顧客層が悪いときは、理不尽やわがままをいわれる機会が多く、ストレスを感じやすくなるでしょう。
例えば、大手企業向けの広告代理店企業は、顧客に常識があり、論理的に対応してもらえるため、理不尽な目に遭うことはほとんどありません。企業のサイトから、主要取引先をチェックすることも忘れず行いましょう。
隠れ優良企業を探す第二新卒がやりがちなNG行動
隠れ優良企業を探す際に、やってはいけない行動は次のとおりです。
- 会社規模や知名度しか見ない
- 給与や福利厚生しか見ない
- 仕事が面白そうだからという理由だけで会社を選ぶ
総括すると、企業の表面的な情報のみを参考にして隠れ優良企業を探すと、転職先選びに失敗しやすくなります。
前提として、会社規模が大きい・知名度が高いという企業がすべて優良企業とはいえません。給与や福利厚生が魅力的な企業は優良企業に思えるかもしれませんが、薄利多売のビジネス構造の場合は、残業が当たり前の働き方になる恐れがあります。
仕事が面白そうという理由だけで転職先を選ぶと、イメージと実際の環境にミスマッチが生じやすくなります。
待遇や取り組んでいる事業内容が魅力的であったとしても、企業の情報を総合的に判断しなければ、隠れ優良企業を探し出すことはできません。
資格があるなら第二新卒を狙った方が良い理由
定義があいまいな第二新卒だけに、企業によっては新卒採用・第二新卒採用・中途採用と、募集している採用枠が多岐に渡っている場合があります。
どの採用枠に応募するのか悩む人も少なくありません。
しかし簿記や宅建、ファイナンシャルプランナー、衛生管理者といった資格がある場合は、主に以下の2点から、第二新卒を狙うのがおすすめです。
ライバルと差別化できる
ひとつはライバルと差別化できる点です。応募する企業がその資格と関連のある仕事の場合はなおさら良いでしょう。
間接的にでも関係がある資格であれば、面接官からの評価は高くなるはずです。
第二新卒枠で求人に応募する人の中には、現職がイヤすぎてとにかく環境を変えたいと、いわば”逃げ”で応募する人も一定数います。逃げで第二新卒枠に応募する場合は、資格取得を行う余裕がない人がほとんど。
そのため資格を有していると、そのようなライバル達から頭ひとつ抜きん出ることができるでしょう。
ポテンシャルが高い人材と思われやすい
資格を持っていると、ポテンシャルが高い人材だと思われやすい点があります。
第二新卒は実務経験もまだそこまでありません。企業側も第二新卒を即戦力としてとらえるというよりは、教育を行う必要がある人材だととらえています。
そんな中、第二新卒で資格があることをアピールすれば「入社した後も業務内容を主体的に把握し、会社に貢献してくれるだろう」と思われやすくなります。そのため、学習能力・ポテンシャルを有する人材だと企業側からの評価は高いでしょう。
上記の理由から、未経験の業界・職種に応募する場合でも、資格があることで大きなアドバンテージになりうると考えられます。
隠れ優良企業を探すのであれば転職エージェントの手を借りよう
隠れ優良企業のメリットは、倍率が低いものの待遇面や労働環境が整っていることです。若手人材の確保に悩んでいる隠れ優良企業は多くあるため、第二新卒の転職先として狙い目といえます。
しかし、隠れ優良企業は「隠れ」とついているだけあり、自力で見つけることが困難です。探し方に失敗すると、自分に合わない企業へ転職することにつながります。
隠れ優良企業と出会いたい方は、転職エージェントの一つであるマイナビジョブ20’sを利用することがおすすめです。マイナビジョブ20’sは、ミスマッチがない求人紹介をすることに力を入れています。求職者にとって本当の意味で優良企業と思える転職先を提案することが可能です。
\ミスマッチが少なく定着率が高い/