MENU
おすすめ転職エージェントはこちら

営業から事務への転職は難しい?転職するメリットや転職成功のポイントを徹底解説

本記事でわかること
  • 営業から事務への転職は難しいかどうか
  • 営業職から事務への転職を成功させるポイント
  • 営業から事務への転職におすすめの転職エージェント

営業から事務への転職を希望する方の中には、転職の難易度が気になる方も多いでしょう。営業から事務への転職は決して簡単なものではありません。

しかし、しっかりとポイントを押さえたうえで、自分の状況に合った転職エージェントを利用すれば、転職が成功する可能性は十分にあります。

ただし、転職エージェントの特徴や強みはそれぞれ異なります。そのため、転職を成功させるには自分の状況に合った転職エージェントに登録しなければなりません。

そこで本記事では、営業から事務へ転職する際に押さえておくべきポイントや、おすすめの転職エージェントなどを紹介します。

転職活動を効率的に行うには、マイナビエージェントを利用するのがおすすめです。サポート体制も充実しているので、営業から事務への転職にチャレンジする方も、安心して転職活動に取り組めます。

\20代・30代におすすめ!/

>>公式HPを見る


キャリアクラスが信頼できる理由

キャリアクラス転職では、編集ポリシーに則って、厳正な管理のもとコンテンツを作成しております。この投稿には、広告パートナーの製品への参照が含まれている場合があります。詳細は、キャリアクラス転職が独自に定める広告掲載ポリシーをご覧ください

気になる見出しをタップ

営業から事務への転職は難しい?

営業から事務への転職は難しい?

営業から事務への転職は簡単なものではありません。なぜならば、事務の求人数が多くない上に、倍率も高いからです。

厚生労働省の調査によると、全職種の有効求人倍率の平均が1.05であるのに対して、事務職の有効求人倍率は0.32とかなり低い数値であることがわかっています。

また、営業の仕事内容と事務の仕事内容では重なる部分が少ないため、選考の面においても不利になる傾向があります。

もしも、営業から事務への転職を希望しているのであれば、採用率を上げるためのポイントをしっかり押さえた上で転職活動を行うようにしましょう。

参考:厚生労働省|職業別一般職業紹介状況(令和3年)

営業から事務へ転職する際に知っておきたい事務職の特徴

営業から事務へ転職する際に知っておきたい事務職の特徴

営業から事務へ転職する際に知っておきたい事務職の特徴は次の通りです。

営業から事務へ転職する際に知っておきたい事務職の特徴
  • 事務職の仕事内容
  • 事務職の種類

営業から事務への転職を検討している方は、仕事内容や事務職の種類を正しく理解しておきましょう。

事務職の仕事内容

事務職の仕事内容を簡潔に表現すると「他の社員のサポート」ということになります。会社の体制や配属部署などによっても異なりますが、事務職全般に共通する仕事内容には次のようなものが挙げられます。

事務職の仕事内容
  • 書類の作成・処理
  • 書類のファイリング・整理
  • データ入力
  • 電話・来客応対
  • その他(郵便物の発送・仕分けなど)

営業職のように新規顧客開拓や商談などを通じて、直接的に会社の業績に貢献する訳ではなく、他の社員がスムーズに業務を行えるよう支援をして会社に貢献するのが事務職です。

事務職の種類

先述の通り、事務職といっても会社の体制や配属部署によって仕事内容は異なります。主な事務職の種類として次のようなものが挙げられます。

事務職の種類
  • 一般事務・OA事務
  • 営業事務
  • 経理事務
  • 人事事務・労務事務
  • 総務事務
  • 法務事務
  • 貿易事務
  • その他の事務(学校事務や医療事務など)

ひとえに事務職と言っても種類や仕事内容はさまざまです。上に挙げた事務職も専門的に掘り下げていけば、さらに細かく分けることができます。

また、どの事務職もデスクワークが中心ではあるものの、他の社員の業務を支援するためには、一定のPC操作スキルやコミュニケーション能力などが必要です。

営業職から事務へ転職するメリット

営業職から事務へ転職するメリット

営業から事務へ転職するメリットを3つ紹介します。

営業から事務へ転職するメリット
  • ノルマなどのストレスが少ない
  • 残業が少なく土日休みの会社が多い
  • 仕事内容が固定化されておりルーティンワークが多い

それぞれ詳しく確認していきましょう。

ノルマなどのストレスが少ない

営業から事務へ転職するメリットとしてまず挙げられるのが、ノルマなどのストレスが少なくなることです。会社によって異なるものの、営業は売上ノルマを達成することを求められます。

一方、事務職は他の社員の業務がスムーズに進められるよう支援することが仕事なので、売上ノルマを達成することを求められたり、売上が評価基準になったりすることはありません。

日々ノルマ達成のために奔走する営業職と比べると、事務職はストレスの少ない職種と言えるでしょう。

残業が少なく土日休みの会社が多い

残業が少なく土日はしっかりと休めるのでワークライフバランスを保ちやすいことも事務職のメリットです。

営業職であれば訪問時間を顧客に合わせる必要があるため、帰社時間が遅くなることも珍しくありません。

また、顧客の都合に合わせて休日出勤して対応を求められるケースもあります。一方、事務職の仕事は社内で完結するものがほとんどのため、繁忙期などを除くと残業が少なく、土日は休みの会社が多いです。

dodaの調査では、営業(20代)の平均残業時間が17.9時間であるのに対し、事務(20代)の平均残業時間は12.6時間であったとされています。

参考:doda|職種分類別の平均残業時間

仕事内容が固定化されておりルーティンワークが多い

仕事内容が固定化されているルーティンワークであることも事務職のメリットです。営業職に比べるとイレギュラーな対応の頻度も少なく、基本的には決められた範囲の中で業務を行います。

また、事務職のようなルーティンワークは仕事内容がしっかりとマニュアル化されているので、転職後に業務内容や手順が理解できず不安になるようなケースも少ないでしょう。

営業から事務への転職を成功させるためには?

営業から事務への転職を成功させるためには?

営業から事務への転職を成功させるための3つのポイントを紹介します。

営業から事務への転職を成功させるためには?
  • 営業から事務へ転職したい理由を明確にする
  • 営業時代のキャリアの棚卸しをして事務職でも活かせるスキルや経験を探す
  • できるだけ求人数が多く未経験転職を得意とする転職エージェントを利用する

転職活動をスタートする前にこれらのポイントを理解しておきましょう。

営業から事務へ転職したい理由を明確にする

営業から事務への転職を成功させるには、転職理由を明確にしておきましょう。面接の際に転職理由を明確に答えられなければ良い評価を得ることはできません。

また、転職理由のベクトルが自分自身に向いたまま伝えるのは避けましょう。

例えば「ワークライフバランスを重視したいから」という理由であれば「ワークライフバランスを保つことで長く働いていきたい」といったように、応募先にとってメリットがあるように伝えるのがポイントです。

「なぜ応募先の企業でなければいけないのか」まで理由を明確にできるとなお良いでしょう。

営業時代のキャリアの棚卸しをして事務職でも活かせるスキルや経験を探す

営業職のキャリアを棚卸して、事務職でも活かせるスキルや経験をリストアップしておきましょう。

転職活動における棚卸しとは、過去の業務内容や実績を振り返り、自分のスキルや経験を整理することです。

営業と事務とでは業務内容で重なる部分が少ないため、活かせるスキルや経験を拾い出して、しっかりとアピールすることが大切になります。

また、直接的に事務職で役に立つものでなかったとしても、スキルや経験を具体的に伝えることで、採用担当にポテンシャルの部分を評価してもらえるケースもあります。

できるだけ求人数が多く未経験転職を得意とする転職エージェントを利用する

営業から事務へ転職する際は、求人数が多く未経験転職を得意とする転職エージェントを利用してください。転職エージェント各社には、それぞれ違った特徴や強みというものがあります。

事務職はそもそも求人数が少ないため、できるだけ保有求人数の多い転職エージェントに登録することが大切です。また、未経験転職を行う場合は、未経験転職のノウハウを持った転職エージェントの協力が必要不可欠です。

営業から事務への転職におすすめの転職エージェント3選

営業から事務への転職におすすめの転職エージェント3社を紹介します。

営業から事務への転職におすすめの転職エージェント3選
  • マイナビエージェント
  • doda
  • リクルートエージェント

自分の状況に合った転職エージェントを利用しましょう。

マイナビエージェント

マイナビエージェントのPRを含みます

マイナビエージェント
【公式】https://mynavi-agent.jp/
名前マイナビエージェント
料金無料
求人数公開求人:-
非公開求人:-
(2023年12月14日現在)
今の求人数:公式HP参照
対象年代20代~30代の若手向け求人が多い
※年齢制限なし
対応エリア全国
オンライン面談
得意分野・業界全業界、全職種
公式HPhttps://mynavi-agent.jp/
企業情報を見る
運営会社名株式会社マイナビ
拠点東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 パレスサイドビル
書類添削の有無あり
面接対策の有無あり
スカウト機能の有無あり
連絡手段メール、電話
オプション【ス・オ・面・年】
  • 求人数の多さ
    4
  • 取り扱い
    業種数
    5
  • 3
    ハイクラス求人
  • 5
    サポート
    対応
  • 利用実績
    5
マイナビエージェントの特徴
  • 20代の転職エージェント満足度No.1
  • 専任アドバイザーや企業担当アドバイザーによるサポート体制が充実
  • 20代・30代の転職支援に特化

マイナビエージェントは、マイナビグループが運営する総合型の転職エージェントです。

20代・30代の就業支援に特化しており「20代の転職エージェント満足度No.1」、2023年のオリコン顧客満足度「転職エージェントNo.1」を獲得しています。

サポート体制も充実しているので、効率良く転職活動を進められます。また、企業に沿った選考対策を提案してもらえるため、営業から事務へ転職したい方も安心して転職活動に取り組めます。

大手ならではの太いパイプがあり、業界・業種問わず多数の求人を保有しているので、あなたに合った求人がきっと見つかるでしょう。

>>公式HPを見る

メリット
  • ベンチャーから大手まで求人が豊富
  • 関東・関西・東海など主要都市の求人が豊富
  • 業界に精通したキャリアアドバイザーが多数在籍
デメリット
  • 30代後半以降には不向き
  • ハイクラス求人が少ない
  • エージェントの質に差がある

▼マイナビエージェントの口コミ

スクロールできます
Review Image
30代男性(IT業界)
キャリアアドバイザーから職務経歴書の書き方や、面接対策等を学べたことが良かったです。自分の中では意識していなかった強みやアピールポイントもアドバイスしていただけたので、自信がもてました。
Review Image
20代女性(IT・人材業界)
・自分では探すことが難しい求人に出会えること ・自分で探さなくても条件に合ったものを見つけてもらえること ・履歴書や職務履歴書などの書類関係を添削してもらえること

引用:キャリアクラス独自調査

\20代・30代におすすめ!/

doda

doda
【公式】https://doda.jp/
名前doda
料金無料
求人数公開求人:228,221件
非公開求人:-
(2023年12月14日現在)
今の求人数:公式HP参照
対象年代20代~60代
対応エリア全国
オンライン面談
得意分野・業界全業界、全職種
公式HPhttps://doda.jp/
企業情報を見る
運営会社名パーソルキャリア株式会社
拠点東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F
書類添削の有無あり
面接対策の有無あり
スカウト機能の有無あり
連絡手段メール、電話
オプション【ス・オ・面・年】
  • 求人数の多さ
    4
  • 取り扱い
    業種数
    4
  • 5
    利用者満足度
  • 5
    サポート
    対応
  • 利用実績
    5
dodaの特徴
  • 専任のキャリアアドバイザーが転職をサポート
  • 転職活動を効率的に行うためのコンテンツが豊富
  • 対象年代は20代~60代で幅広いニーズに対応

dodaは、豊富な求人数を誇る大手の総合型転職エージェントです。エリア別に担当が分かれており、業界や職種、市場動向に精通したキャリアアドバイザーが、専任担当としてサポートしてくれます。

大手ならではの独自ノウハウを持ち、転職診断・書類作成ツールなど営業から事務への未経験転職を効率的に行うためのコンテンツも豊富です。

対象年代は20代~60代で幅広いニーズに対応しており、保有求人数も20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)あるため、あなたに合った企業を紹介してもらえるでしょう。

>>公式HPを見る

メリット
  • 求人が豊富で希望条件に合った案件を見つけやすい
  • 転職サポートも求人検索も対応可能
  • エージェントとLINEで連絡がとれる
デメリット
  • 定期的にスカウトメールがくるので管理が大変
  • キャリアアドバイザーの対応に差がある
  • 希望条件と異なる求人を紹介されることがある

▼dodaの口コミ

スクロールできます
Review Image
男性20代(IT業界)
初めて利用してみて、使いやすくわかりやすかったのが印象だと考える。どういう業界がいいのかを選択する時に探しやすいていう点が非常に素晴らしい。このサイトに出会えて良かったと考える。
Review Image
20代男性(人材業界)
実際に募集要項も条件面でいいところが多く、実際に転職を決めた会社も以前の会社より年収は増え、休日もしっかりと取れるようになりました。 活動期間中も対応が早く助かりました。

引用:キャリアクラス独自調査

\全年代におすすめ

リクルートエージェント

名前リクルートエージェント
料金無料
求人数公開求人:362,851件
非公開求人:231,843件
(2023年12月14日現在)
今の求人数:公式HP参照
対象年代20代~60代
対応エリア全国
オンライン面談
得意分野・業界全業界、全職種
公式HPhttps://www.r-agent.com/
詳細を見る
運営会社名株式会社リクルート
拠点東京都千代田区丸の内1-9-2
グラントウキョウサウスタワー
書類添削の有無あり
面接対策の有無あり
スカウト機能の有無あり
連絡手段メール、電話
オプション【ス・オ・面・年】
  • 求人数の多さ
    5
  • 取り扱い
    業種数
    4
  • 3
    ハイクラス求人
  • 5
    サポート
    対応
  • 利用実績
    5
リクルートエージェントの特徴
  • 業界最大級の非公開求人数
  • 独自に分析した業界・企業情報の提供などの充実した転職サポートあり
  • 各業界に精通したキャリアアドバイザーが最適な求人を紹介

リクルートエージェントは、リクルート社が運営する転職エージェントサービスです。転職エージェント業界では最大手、転職支援実績も毎年No.1のサービスです。

公開求人数は常時40万件以上、非公開求人も20万件以上保有しているため、業界・業種問わずに効率良く転職活動を進めることが可能です。

リクルートエージェントに登録すれば、事務職の求人数の少なさをカバーできるため、あなたにピッタリの職場に出会えるでしょう。

国内20箇所に拠点を展開しており、地方エリアやUターン・Iターン希望の転職者などの幅広いニーズにも対応しています。

>>公式HPを見る

メリット
  • リクルート運営のため安心して利用できる
  • 都市圏、地方関わらず全国の求人を取り扱っている
  • 非公開求人数が常時20万件以上
デメリット
  • 不特定多数のヘッドハンターにレジュメを見られる
  • キャリアアドバイザーの質に差がある
  • 同じようなスカウトが送られることがある

▼リクルートエージェントの口コミ

スクロールできます
Review Image
Sさん
手厚いフォローで第一志望の内定を得ました。はじめての転職活動で利用しましたが、結果的にここのエージェントを通して第一志望の会社から内定を頂けました。担当の方がとても良い方で、履歴書や職務経歴書の添削だけでなく、面接台本の添削や、面接練習なども何度もして頂きました。最終的に内定が出た際も朝一電話をしてくれて、一緒になって喜んでくださって嬉しかったです。

引用:みん評

Review Image
Yさん
40代後半で正社員になれた。まさか自分がこの歳で転職、しかも正社員になれるとは思ってなかったのでびっくりです。とにかく受かりそうなところを教えてくれるので、あとはひたすらエントリー。面接まで行くのも大変な時代ですし、紹介してくれる会社の数が多いのはやっぱり強いと思います。システムもしっかりしてるので他社より使いやすいと思いました。

引用:みん評

転職者の8割が利用!

営業職で感じやすい不満・ストレス

営業職で感じやすい不満・ストレス

営業職の方が感じやすい不満やストレスには次の3つが挙げられます。

営業職で感じやすい不満・ストレス
  • ノルマに追われてきつい
  • 残業や休日出勤などが多い
  • 自社商品やサービスに価値を見出せていない

自分にも当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

ノルマに追われてきつい

基本的に、営業職は売上ノルマを達成することを求められます。また、売上は会社全体の業績に直結するためプレッシャーを感じる場面は少なくありません。

売上を上げれば上げるほど給料が高くなることは魅力的ですが、毎月の売上ノルマに身心をすり減らしている方も多いはずです。

また、市況や社会情勢などで売上が確保できない場合であっても、営業が責任を問われることに対して理不尽だと感じている方も多いでしょう。

残業や休日出勤などが多い

基本的に、営業職は訪問時間を取引先の担当者に合わせる必要があります。訪問時間が遅い時間帯であれば当然残業時間が増え、場合によっては休日出勤で対応を求められることもあります。

遠方のエリアや顧客を担当している営業マンなどであれば、夕方以降に帰社してから夜中まで報告作業や書類作成を行っているようなケースも少なくありません。

会社によって違いはあるものの、ワークライフバランスを保ちにくいことを不満に感じている営業職の方は多いでしょう。

自社商品やサービスに価値を見出せていない

自分自身が価値を見出せていない自社商品やサービスを販売することに対して、ストレスを感じている営業職の方も多いです。

営業マンとして活動する以上、自社の商品・サービスについて深く知る必要があります。

しかし、自社製品・サービスへの理解が深まるにつれて「他社のものよりも劣っているのではないか」「顧客にとって本当に必要なものなのだろうか」という疑念が生まれてしまうケースも少なくありません。

自社商品やサービスに価値を見出せないまま営業活動を続けるのは、想像以上にストレスを感じるものです。

営業から事務へ転職して活躍する人の特徴

営業から事務へ転職して活躍する人の特徴

営業から事務へ転職して活躍する人の特徴として次のようなことが挙げられます。

営業から事務へ転職して活躍する人の特徴
  • 自分が引っ張るというより裏方でサポートするのが好きな人
  • 新しいことをどんどんやりたいというよりコツコツした作業が得意な人
  • 自分優先ではなく会社や仲間と目標達成意識を高く持てる人
  • 営業で培ったコミュニケーション能力を活かせる人
  • 臨機応変に優先順位をつけて物事を処理できる人

これらの特徴に当てはまる方は営業から事務への転職を積極的に検討しましょう。

自分が引っ張るというより裏方でサポートするのが好きな人

自分が会社を引っ張るというよりも、他の社員の業務がスムーズに進むよう裏方でサポートすることに魅力を感じる方は、事務職に向いていると言えます。

営業職のように、売上を重ねて直接的に会社の業績に貢献できる職種ではないものの、事務職も業務の裏方として会社を支える大切なポジションです。

必要になる業務を先回りして行ったり、営業が売上を上げられるようバックアップしたりと、やりがいを感じるようなシチュエーションも決して少なくはありません。

新しいことをどんどんやりたいというよりコツコツした作業が得意な人

新しいことにどんどんチャレンジしたいというよりは、コツコツした作業が得意な人は事務職に向いています。基本的に、事務職は仕事内容が固定化されているルーティンワークです。

営業職に比べると新しいことやイレギュラーな対応が少なく、決められた範囲の中で業務を行うことがほとんです。

事務職の業務は単調で裏方的であるものがほとんどです。そのため、細やかな配慮や丁寧さ、継続力に自信がある方は事務職に向いていると言えるでしょう。

自分優先ではなく会社や仲間と目標達成意識を高く持てる人

自分優先ではなく、会社や仲間をサポートしながら目標を達成していくという意識を持てる方は、事務職に向いています。

事務職には、会社やチームを支えながら共通の目標を達成するために努力ができる能力が必要です。

決められた範囲内で業務を行うルーティンワークではあるものの、与えられた仕事を機械的に処理するだけでは評価に繋がりません。

売上を伸ばし業績をアップさせるために自分は何ができるのかを考えて、能動的に動ける方は事務職として高く評価されるでしょう。

営業で培ったコミュニケーション能力を活かせる人

社内のさまざまなメンバーや社外の担当者と接する機会の多い事務職にはコミュニケーション能力が必要です。そのため、営業で培ったコミュニケーション能力がある方は事務職に向いています。

また、営業に代わって簡単な交渉や問い合わせ対応など、窓口としての役割を任されることもあります。窓口としての役割を任された場合も、営業で培ったスキルや経験が活かせるでしょう。

臨機応変に優先順位をつけて物事を処理できる人

仕事をするにあたって、臨機応変に対応したり、物事に優先順位をつけて処理できる方は事務職に向いています。基本的に、事務職は決められた範囲で業務を行うルーティンワークです。

しかし、会社の規模や体制によっては業務内容が多岐にわたるケースも多く、臨機応変に物事を処理する能力が求められることがあります。また、他部署やチームの都合によって業務の優先順位が変わるような場合も少なくありません。

営業職で身に付けたマルチタスク能力やスケジュール管理能力などが活かせる場面も多いでしょう。

【例文】営業から事務へ転職する際の志望動機・転職理由

【例文】営業から事務へ転職する際の志望動機・転職理由

営業から事務へ転職する際の志望動機・転職理由では次のポイントを抑えましょう。

営業から事務へ転職する際の志望動機・転職理由のポイント
  • PREP法(結論→理由→具体例→結論)でわかりやすく伝える
  • 他社ではなくその会社を選んだ理由を言う
  • 営業では得られないが事務職で得られるメリットを伝える
  • 具体的な数字やエピソードを使ったオリジナルの内容にする
  • 前職までの経験で自分が提供できる価値をアピールする

上記ポイントを抑えた例文は以下の通りです。

私は○○の製造販売で歴史のある御社を事務職としてバックアップしていきたいと思い志望しました。理由は、御社の製造する○○は人々の生活を豊かにするものだと確信しているためです。御社の○○を多くの人々に届ける仕事の一端を担いたいと考えています。また、縁の下の力持ちとして会社を支えることのできる事務職という仕事そのものにも魅力を感じています。私は○○年間、○○を販売する営業職に従事してきました。自社製品のストロングポイントを顧客に伝えるだけでなく、細やかで誠実な対応を心掛けることで他社との差別化を図りながら営業活動を続けてきました。その結果○○年の上半期の売上額1位を達成し、社内表彰を受けることができました。営業職で身に付けたコミュニケーション能力やスケジュール管理能力などを御社の事務職の業務に活かし、御社のさらなる発展に貢献していきたいと考えています。

事務職に転職に役立つ資格

事務職に転職に役立つ資格

事務職に転職に役立つ資格を6つ紹介します。

事務職に転職に役立つ資格
  • 日商PC
  • 日商簿記(2級・3級)
  • MOS(マイクロオフィス スペシャリスト)
  • 秘書検定
  • 文書情報管理士
  • ITパスポート

営業から事務への転職を考えているのであれば、チェックしておきましょう。

日商PC

日商PC検定は、日本商工会議所および各地の商工会議所が実施している、文書作成・データ活用・プレゼン資料作成の各分野に関する資格です。

 日商PC検定で習得可能なスキルは、Microsoft Officeの、Word・Excel・PowerPointの基本的な操作です。事務職として働く上で実用的なスキルが養えます。

日商簿記(2級・3級)

日商簿記は、日本商工会議所および各地の商工会議所が実施している、企業の営業取引や経営活動を帳簿に記録する技術を証明するための資格です。

日商簿記を勉強することで、貸借対照表や損益計算書を理解したり作成したりするスキルが身に付きます。営業から事務へ転職する際に役立つだけでなく、入社後のキャリアアップにも役立つため、積極的に取得することをおすすめします。

MOS(マイクロオフィス スペシャリスト)

MOSは、株式会社オデッセイコミュニケーションズが運営・実施している、Microsoft OfficeのWord・Excel・PowerPoint・Access・Outlookのスキルを証明するための資格です。

MOSの試験は一般レベル・エキスパートレベルなど、難易度別に分けられています。資格対策を通して、事務職の業務に役立つパソコンスキルを身につけられることもメリットです。

秘書検定

秘書検定は、公益財団法人実務技能検定協会が実施している、マナーや話し方、接待など秘書の基本スキルを身につけるための民間資格です。

秘書検定という名前ではあるものの、社会人として押さえておきたいマナーや一般常識も学べます。営業から事務への転職活動を行う際に活かせる資格でもあるため、積極的に取得することをおすすめします。

文書情報管理士

文書情報管理士は、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会が主催している、データをスキャナでデータ化する技術や規格に関する知識を証明するための資格です。

書類の電子保存が進む社会において、適切な方法で書類を電子化することや保存した書類の個人情報を保護することは、営業から事務へ転職する際に評価されるスキルと言えるでしょう。

ITパスポート

ITパスポートは、独立行政法人情報処理推進機構が実施している、ITに関する基礎的知識を証明するための国家資格です。

ITパスポート試験合格に向けて勉強をすることで、事務職に最低限必要なIT知識を身に付けられます。ビジネスに関する知識も問われるため、営業から事務へ転職する際に役立つ資格でもあります。

営業から事務職への転職に関するよくある質問

営業から事務職への転職に関するよくある質問

営業から事務職への転職に関するよくある質問は次の通りです。

営業から事務職への転職に関するよくある質問
  • 営業から事務への転職は逃げ?
  • 第二新卒で営業から事務への転職は可能?
  • 営業から事務へ転職するとつまらないと感じやすい?

それぞれ詳しく解説していきます。

営業から事務への転職は逃げ?

営業の仕事が辛かった、嫌だったという理由だけで転職するのであれば、逃げと評価される可能性が高いです。しかし、事務職に就きたい明確な理由を説明できるのであれば逃げとはなりません。

「ワークライフバランスを重視したい」「コツコツと作業をするのが得意」「裏方としてサポートする仕事に魅力を感じる」など、営業から事務への転職を希望する理由を自分の中で整理してみましょう。

第二新卒で営業から事務への転職は可能?

第二新卒で営業から事務への転職は可能です。ただし、転職の難易度が高くなることは念頭に置いておきましょう。第二新卒として転職する場合、応募先から早期退職を懸念されてしまう傾向にあります。

また、営業職としてのスキルや経験を培えていないことに加えて、事務職としても企業が求めるレベルに達するまで時間が掛かると判断される可能性が高いです。

第二新卒で営業から事務への転職を検討している方は、第二新卒向け転職エージェントの利用が必要不可欠です。

営業から事務へ転職するとつまらないと感じやすい?

営業から事務へ転職して、つまらないと感じるかどうかは人それぞれです。しかし、営業のストレスから開放されて最初は心地よく感じていたものの、仕事に慣れてくると物足りなさを感じるという方が多いのも事実です。

そういった方のほとんどは、なんとなく楽そうだからという理由で事務職に就いている傾向にあります。営業から事務に転職したい理由が明確になっていれば、仕事がつまらないと感じることはないでしょう。

営業から事務へ転職を成功させるにはポイントをしっかり抑えることが大事!

営業から事務へ転職を成功させるために、本記事で紹介したポイントを十分に理解したうえで転職活動をスタートさせましょう。

また、転職活動を効率良く行い希望通りの転職を実現するためには、転職エージェントの利用が必須です。転職エージェントサービスに登録すれば、転職のプロからさまざまなサポートを受けられます。

転職エージェントを利用する場合は、マイナビエージェントに相談してみてください。20~30代の転職支援に強みがあり、手厚いサポートで転職が初めての方でも安心です。

20~30代の転職支援が得意!

編集者1

杉田 陸 - キャリアクラス編集部

プロフィールを見る

新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

MailHPX(Twitter)FacebookLinkedIn

編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

プロフィールを見る

新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

MailFacebook

ファクトチェック
大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

プロフィールを見る

新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

MailHPFacebookX(Twitter)LinkedIn

キャリアクラスが信頼できる理由

キャリアクラス転職では、編集ポリシーに則って、厳正な管理のもとコンテンツを作成しております。この投稿には、広告パートナーの製品への参照が含まれている場合があります。詳細は、キャリアクラス転職が独自に定める広告掲載ポリシーをご覧ください。

  • URLをコピーしました!

執筆者情報

福岡県在住のwebライター。福岡大学卒業後、大手包装資材メーカーに営業職として就職。その後、異業界への転職を2度経験。現在は憧れだったwebマーケティングの世界に飛び込みwebライターとして活動中。自身の転職経験をもとに読者に役立つ情報を発信していきます。

気になる見出しをタップ