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職業訓練のメリットとデメリットを紹介!勉強しながらお金がもらえるって本当?

あなたには、自分をアピールできる強みやキャリアがありますか?

失業したときに考える選択肢のひとつが、「職業訓練」に通うかどうかでしょう。よほどアピールできるキャリアがある人は別として、そうそう簡単に転職できない昨今において、やりたい分野での就職を目指すために、職業訓練に通うことは、賢い選択だと言えます。

社会人になり仕事を始めると、知識や技術を身に付けるために3ヶ月~1年ものあいだ学校に通うなんてことはめったにできません。ところが、職業訓練という制度を利用すれば、3ヶ月~1年(なかには2年コースなんてのもあります!)もの間、お金をもらいながら学校に通い、勉強することができるのです。

職業訓練のコースは多岐に渡り、ひとたび探してみれば、あなたが目指す方向性で知識と技術を身に付けられる訓練を見つけることができるでしょう。職業訓練を利用して、知識と技術を身に付けることで、転職活動の自信にもつながります。

職業訓練は、ひとりではなかなかむずかしい転職活動を突破させてくれる、失業者のための強力なサポート制度なのです。職業訓練という制度をフルに活用し、目指す分野での就職をつかみとりましょう!

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職業訓練とは?

職業訓練とは、再就職・転職を目指す人が、職業に必要な知識や技術を習得できるように国や自治体が運営している公的な制度です。期間はおおむね3ヶ月~1年(なかには2年コースもあります)が一般的です。

職業訓練は、「失業中で、現在職を求めている人」ならば、誰でも受けることができます。※過去に職業訓練を受けたことがある人は、訓練修了から1年が経過していること。

基本的には、日本全国どこの都道府県でも、授業料は完全に無料です。自己負担なのは教材費や作業服代などの諸経費のみです。1年以上の長期コースになると、授業料が有料になる職業訓練もありますが、その額は1ヶ月1万円程度と、かなりの低額で受けることができます。

さらに、職業訓練修了時には、ハローワークと連携して就職先まで紹介してくれるので、より確実に転職したい人にとっては、職業訓練は知って得するスゴイ制度なのです。

職業訓練校に通うことで得られる4つのメリット

まずは職業訓練のメリットを4つ紹介します。

職業訓練のメリット
  • 給付金をもらいながらスキルアップできる
  • 就職先を紹介してもらえる
  • 生活リズムをつかむことができる
  • 仲間ができる

給付金をもらいながらスキルアップできる

職業訓練の一番のメリットは、訓練を受けている間の生活費をもらいながらスキルアップができるということでしょう。雇用保険の受給資格者が職業訓練を受けると、訓練修了まで失業保険を延長給付してくれるのです(最長で2年間)。

つまり、タダで就職に必要なスキルを身につけられるということです。教科書代などの諸経費はかかりますが、それ以外の交通費なども全部タダです!

また、失業保険を受け取れない人でも、条件を満たせば月額10万円の給付金をもらいながら訓練に通うことができます。訓練校までの交通費も支給されます。

就職先を紹介してもらえる

職業訓練校によって差がありますが、基本的に訓練校はどこでも、地元のハローワークと連携して、在校生に就職先を紹介する体制を取っています。

しかし、なかには20人クラスの中で2~3人しか就職できなかったといった訓練もあるので、職業訓練に通う前に、その訓練校の就職率を調べておくことが大事です。

このように、訓練校によって就職率はバラバラですが、それでもなんのあてもなく自力で就職活動をしなければいけない人からすれば、訓練校で就職に必要な知識とスキルを身につけられたうえに、就職のバックアップまでしてくれるというのは、実にありがたい制度です。

生活リズムをつかむことができる

失業中は、ついつい夜更かししてしまったり、遅くまで寝てしまったりと、なにかと生活リズムが崩れがちです。

また、転職活動をしているものの、なかなか転職先が決まらなかったり、働いている人と、今の働いていない自分を比較してしまって焦ってきたり、ずっと家にいて家族から冷たい目で見られたりすると、精神的にも落ち込んでくるものです。

そんなときに役立つのが職業訓練です。ひとまず毎日行く場所が出来ますし、働いている時のように、朝に出かけて夕方に帰ってくるという生活リズムを作り出せます。

仲間ができる

失業して毎日毎日職探しをするのは結構孤独な作業で、なかなか転職先が見つからないと精神的にも参ってきます。

職業訓練に通う事によって、同じ境遇の仲間と知り合うことができます。私も過去に職業訓練に通っていましたが、同じ釜の飯を食った仲間という感じで、いまだに飲みに行く友人が何人かいます。

職業訓練に通って感じた5つのデメリット

職業訓練はメリットが非常に多い制度ですが、デメリットもありました。ここでは、私が実際に職業訓練に通って悪かったこと(デメリット)を紹介します。

職業訓練に通って感じたデメリット
  • 就職活動が疎かになる
  • 訓練期間が短い訓練もある
  • 卒業後の進路調査がある
  • 初歩的な内容しか学べない
  • 就職を人任せにする人も多い

就職活動が疎かになる

悪かったこととしては、職業訓練中であるということを理由に、就職活動を疎かになってしまったことです。「特に急がなくても焦らなくてもいいのではないか」といった気持ちになってしまうので、注意しなければならないと思いました。

何もせずハローワークに通っていた頃とは違い、「今は、職業訓練で勉強中」という名目に安心してしまっていました。次、どんな仕事をしようか、再就職のための準備が少し疎かになっていたような気がします。

訓練期間が短い訓練もある

職業訓練はそれぞれ通うことのできる期限があります。短いもので3ヶ月、長いもので1年・2年という長期の訓練も存在しています。

自分の通った職業訓練は半年間という短めの期間だったため、朝から夕方まで授業を行い、授業終了後は授業でわからなかった点を質問したり、復習が大変でした。

訓練期間が短いため、授業の進行スピードもかなり速かったと個人的に感じました。

卒業後の進路調査がある

就職状況についておこなったことなど逐一報告しなければいけなかったので、上手くいかなかった場合は長い間追及されます。

無料で通学させてもらっている立場なので強いことは言えませんが、めんどくさく感じました。

初歩的な内容しか学べない

同じ業界からスキルアップのために通っていた人も居ますが、職業訓練の生徒の大半はその業界に関しての知識・経験がゼロの生徒が多いです。

そのため、授業のレベルは初心者向きで、また一番理解が追い付いていない人に合わせての進行になります。業界経験者にとっては退屈な時間になるかもしれません。

訓練を受ける前に、授業内容について把握しておくことをおすすめします。事前に授業内容を確認しておかないと、「講義や実習内容が果たして自分に合っているのか?」という疑問に駆られると思います。

就職を人任せにする人も多い

職業訓練に通ったから就職できるだろう、勉強方法は全て職業訓練の先生に委ねておこうといった、少し他力本願な考えがある人も多いです。

そのような人たちのせいで講義中に集中できなかった事もあります。中には、「ただ失業保険をもらいにきている」だけのような人もいました。

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職業訓練に通ったことでどのような変化があったのか?

職業訓練に通ったことで、「今は自分にとっての充電期間であり、次の仕事のための知識やスキルを身につける必要な時間である」と開き直ることができました。

「働かないと生活できない」といった、せっぱ詰まった気持ちから開放されましたね。その後無事に就職することができたので、職業訓練に通って良かったです。

ここでは、職業訓練に通ったことで、生活・気持ちの面でどのような変化があったのかを紹介します。

職業訓練に通ったことでどのような変化があったのか
  • 自信がついた
  • 無職のときの不安と向き合えた
  • 規則正しい生活が送れた
  • 仕事や人生に対して前向きになれた
  • 就職できた

自信がついた

職業訓練に通う前は、転職をしたくても手に職が無いので自信がありませんでした。職業訓練校で学ぶことで、資格も取得でき必死に学んだことで多少の自信も付いて、次につなげることが出来ました。

職業訓練に通えて心から良かったと思っています。

無職のときの不安と向き合えた

職業訓練に通っている人は、みんな次の就職に不安を抱えている人々です。そういった共通の悩みを話せることで随分と気持ちは落ち着きました。

また、生活の面でも前職の退職理由ともなった体調不良を癒しつつ、徐々に社会復帰をするという意味で非常に有用でした。本当にキャリアアップとして再就職できるのかという適度な不安もありました。

その後無事に転職することが出来ましたが、職業訓練の半年間は精神面でもプラスな方向にリフレッシュできる貴重な時間だったと思います。

規則正しい生活が送れた

職業訓練中は、「規則正しい生活」になります。会社でいうと、勤務時間と定時が決まっている間隔です。同じ時間に電車に乗り、同じ時間に授業が終わるため、必然的に生活リズムは整います。

休むと授業に遅れてしまうので、体調(健康管理)にも気を遣う様になりました。教室にいったら他の生徒はいるので、身だしなみにも気を遣うようになったと思います。髪型だったらワックスをつけたり、ワイシャツひとつにしてもアイロンをかけたり、革靴だったら毎日ではないけれど磨く事を心掛けたりする事もありましたね。

仕事探しを一緒に頑張っている仲間がいることも心強いと感じました。1人で就職に悩むより周りの友達、先生に相談できますから、ありがたかったです。

仕事や人生に対して前向きになれた

通常の訓練のほかに、キャリアコンサルタントの講義を受けたことで、仕事や人生に対して前向きになることができました。

これからの人生設計を描けたり、自分が本当にやりたいこと、ワクワクすることは何かなど、大切なことに気づかせてくれた講座だったように思います。

生活していく上では、人に”感謝の気持ち”や”謙虚な気持ちを持つ”事の大事さが少し身についたと感じました。

就職できた

就職活動をして辛いこともありましたが、無事に希望していた仕事に就職する事が出来ました。とても嬉しかったです。職業訓練で学んでいることは、企業からもプラスに受け取ってもらえたようでした。

資格を取得したことも大きかったと感じます。あのとき、職業訓練に通っていて本当に良かったと思っています。

職業訓練の仲間たちと、これからのことや、やりたい仕事などの話をするにつれて「働かなければ!」と、私の気持ちをやる気にさせてくれた皆に感謝しています。

職業訓練ではどんな訓練のコースが受けられるの?

最近の職業訓練では、工業系のコースに加えて、オフィスのOA化に対応した事務系コースやコンピューターネットワークに対応したIT系のコースも数多く設置されるようになってきています。

工業系の訓練は、機械、金属加工、電気・電子、建築、自動車整備、ビル設備管理(ビルメンテナンス)、造園などの分野があり、就職率が非常に高いのが特徴です。

民間の専門学校等に委託しているコースでは、パソコンのスキルアップをするOA関係のコースやITのプロを養成するコース(プログラミングやWebデザイン)、介護福祉サービス、医療事務、経理事務等があります。

他にも職業訓練には以下のような、時代のニーズにあったさまざまなコースが用意されています。

職業訓練のコース
  • CAD技術者を養成するコース
  • 自動車整備士を目指すコース
  • 電気工事、電気設備の資格取得を目指すコース
  • 建設機械オペレーターを養成するコース
  • 住宅リフォームに関するスキルを習得するコース
  • 介護施設の職員になるためのコース
  • ビル管理(ビルメンテナンス)への就職を目指すコース
  • 家具職人を養成するコース
  • Webデザイン、DTPデザインを学べるコース
  • プログラマーを養成するコース
  • ネイル・サロン(ネイリスト)へ就職を目指すコース(求職者支援訓練)

また、公共職業訓練には、デュアルシステム訓練という、3ヶ月訓練と1ヶ月間の企業実習がセットになったより実践的な訓練もあります。自分の適性や興味に合わせて、訓練のコースを選ぶと良いでしょう。

※ちなみに、さまざまなコースがある職業訓練ですが、併願はできません。一度に応募できるのは1ヶ所のみです。

職業訓練の種類は?

職業訓練には主に次の2種類の制度があります。

職業訓練の種類
  • 公共職業訓練
  • 求職者支援訓練

失業保険を受給中の人と、失業保険を受給できない人(フリーターやパート等で雇用保険に加入していなかった人、失業保険の受給が終了した人など)では、利用できる訓練が違います。

雇用保険を受給している人

雇用保険を受給している人は、公共職業訓練を受けることができます。

公共職業訓練は、主に雇用保険を受給している求職者の人を対象に、就職に必要な知識や技能を習得するための訓練を原則無料(教材費や作業服代などの諸経費は自己負担)で受けることができる制度です。

雇用保険の受給資格がある人が職業訓練を受講すると、途中で失業手当が給付期限切れになってしまっても、その訓練修了までは失業手当を延長して給付してくれます。これを「訓練延長給付」と言います。

ただし、訓練延長給付は、所定給付日数の3分の2を受け終わるまでに訓練を開始することが条件となっています。

会社都合退職の場合で給付日数が120日以下の人は、訓練開始日に支給残日数が1日でも残っていれば延長給付を受けることができます。また、給付日数が240日以上の人は、すべて150日分の支給を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練延長給付を受けることができないので気をつけましょう。

雇用保険を受給できない人

雇用保険を受給できない人は、求職者支援訓練を受けることができます。

求職者支援訓練は、主に雇用保険を受給できない求職者の方(フリーターやパート等で雇用保険に加入していなかった人、失業保険の受給が終了した人、主婦やニートの人)を対象に、認定を受けた民間企業が実施する訓練、または公共職業訓練を原則無料(教材費や作業服代などの諸経費は自費負担)で受けることができる制度です。

本人の収入が8万円以下でかつ世帯収入が25万円以下等の一定の条件を満たせば、月額10万円の「職業訓練受講給付金」と「通所手当」(交通費)を受給しながら訓練に通うことが出来ます。

求職者支援訓練は、平成21年にリーマンショック後の緊急対策として始まった基金訓練を母体に、平成23年10月に恒久的な制度として発足しました。

基金訓練のときは「8割以上出席」していれば給付金をもらえましたが、求職者支援訓練では「すべての訓練に出席」しなければ給付金はもらえません。やむをえない事情があった場合は、その事実を証明する書類を提出しなければいけません。

また、給付金の支給要件は以下のように厳しめのものになっています。

給付金の支給要件
  • 本人収入が月8万円以下
  • 世帯全体の収入が月 25 万円以下
  • 世帯全体の金融資産が 300 万円以下
  • 現在住んでいるところ以外に土地・建物を所有していない
  • 全ての訓練実施日に出席している (やむを得ない理由がある場合でも、支給申請の対象となる各訓練期間の8割以上出席している)
  • 同世帯の中に同時にこの給付金を受給して訓練を受けている人がいない
  • 過去3年以内に、偽りその他不正の行為により、特定の給付金の支給を受けたことがない
  • 訓練期間中、ハローワークで職業相談を受ける
  • 過去に給付金をもらった場合、受給から6年以上経過している

詳しくは、厚生労働省:求職者支援訓練があります!(PDF)をご覧ください。

職業訓練はどうやって探すの?

職業訓練を探す方法は2つあります。

職業訓練を探す方法
  • ハローワークで聞いてみる
  • インターネットで探す

ハローワークで聞いてみる

住所地を管轄する最寄りのハローワークに行けば、現在開設されている職業訓練に関するパンフレットがひと通り置いてあります。まずはハローワークに行って、職業訓練のパンフレットを入手しましょう。

もしも、自分が行きたい職業訓練が見当たらなかったら、隣接する都道府県の職業訓練のコース(通学できる範囲内で)にも応募することができますので、そちらも調べておきましょう。

全国のハローワークの場所と連絡先はこちら(厚生労働省HP)

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インターネットで探す

インターネットでも職業訓練のコースを検索することが可能です。ここで検索すれば、訓練コースの内容や定員、募集時期や訓練の受講期間などがわかります。

公共職業訓練のコース検索はこちら(厚生労働省HP)

早めに行動しよう

職業訓練の開講の時期、定員はあらかじめ決まっています。

最近では、職業訓練の受講希望者も増えているので、人気の職業訓練は倍率が高くなっています。したがって、受けたい人全員が受けられるとは限りません。

また、職業訓練は、開講日の1ヶ月~1ヶ月前に申し込みの締め切り日が設定されています。できれば、開講の2ヶ月前までには、受講することができる職業訓練のコース内容と、募集時期について調べておくのが良いでしょう。

職業訓練の倍率は?

現実問題として、競争率が高く応募者数が多い人気の訓練は、志望しても選考から外れてしまう可能性も当然高くなります。人気のある介護系や医療事務、経理事務やWeb制作などの訓練は、倍率が比較的高いです。

倍率を知る方法は、例えば、東京都なら、職業訓練(民間委託訓練)のページにて過去に実施した民間委託訓練(公共職業訓練)の応募倍率が掲載されています。

その他の見つけ方としては、「職業訓練 応募状況 (都道府県名)」などで検索すると見つけることができます。

職業訓練に受かるためには?

ここからは、職業訓練に受かるためのポイントを紹介します。

職業訓練に受かるためのポイント
  • 見学会に参加する
  • 筆記試験の対策をする
  • 面接対策をする

見学会に参加する

自分が受けたい職業訓練が決まったら、職業訓練を実際に見学してみましょう。

どこの職業訓練でも、募集期間中に見学会を開催していますので、それに参加すればOKです(事前に申し込みが必要なところもあります)。

見学会は、合格するために必須なわけではありませんが、見学会に参加して、これから自分が希望する職業訓練のイメージをきちんとつかんでおけば、職業訓練校の面接に臨んだ際にも志望動機やどんなことを学びたいかをしっかりと伝えることができるでしょう。

職業訓練の筆記試験のコツ

求職者支援訓練などでは書類選考と面接のみというところもありますが、都道府県が運営している公共職業訓練の多くは、面接のほかに中学校程度や高校程度のレベルの筆記試験(国語と数学が多い)があるため、事前に対策しておくことが必須となります。

職業訓練校の筆記試験は、必ずしも高い点数をとった人が合格するというわけではありません。あくまでも「授業についてこられるレベルかどうかを確認する」というくらいの意味合いで、筆記試験だけでなく、面接の結果や、これまでのその人のキャリアなどから総合的に判断されます。

ですので、筆記試験に関しては、100点を目指して勉強するというよりは、7割できればOKというくらいのつもりで、基礎問題に絞って勉強し基礎力をあげることが短期間で合格ラインへと達するコツと言えそうです。

過去の試験問題は、各職業訓練校のホームページに公開されていたり、訓練校にお願いすると過去問のコピーをもらえたりします。検索しても見つからない場合は、ハローワークの窓口で過去問の有無を聞くのも良いでしょう。

例えば、東京都の職業訓練(都立職業能力開発センター)は、こちらで過去問が公開されています。

東京都の職業訓練(都立職業能力開発センター)入校選考の過去問

大阪府の職業訓練は、こちらで過去問が公開されています。

大阪の職業訓練(府立高等職業技術専門校)入校選考の過去問

職業訓練の面接のコツ

面接で落ちてしまう原因とは?

職業訓練の面接で落ちてしまう人の傾向としては、職業訓練校の面接を「学校の入学試験」だと思って面接に臨んでしまうことです。職業訓練というのは、「就職のための学校」です。

面接官が一番気にして見るポイントは、「この人は訓練を受けることによって就職できるか」ということです。訓練校の就職率にも関わってくるため、「この人はこの訓練を受けても就職は無理そうだ」と判断されたら、マイナス点となってしまいます。

職業訓練の面接は、「学校の入学試験」ではなく、「会社の採用試験」だと思って面接本番に臨みましょう。

面接の服装は?

就職のための学校ですので、面接の服装は、スーツで出向くのがベストです。面接時の服装に関しては下記記事で詳しく説明しているのでぜひ参考にしてみてください。

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面接の時間は?

面接の時間は約10分間ほどです。

面接ではどんなことを聞かれるのか?

職業訓練校の面接で必ず聞かれる定番の質問が、「志望動機」と、「訓練で学んだ知識やスキルをどのように活かして就職につなげたいか」の2点です。具体的には、「どうして、この訓練に通いたいのですか?(志望理由)」「この訓練を活かして、どんな仕事に就きたいですか?」という質問です。

面接官は、知識とスキルを身につけて、早期に就職するという職業訓練の目的を達成できる人かどうかをみています。そのため、面接では、再就職・転職への熱意を具体的に伝えることが重要となります。

その他、職業訓練の面接で聞かれる質問は?

その他の定番の質問は、以下のようなものなどです。

  • これまでどんな仕事をしていましたか?
  • なぜ、その仕事を辞めた(辞める)のですか?
  • 訓練には様々な年代の方がいますが、うまくやっていけそうですか?
  • この訓練で特に身に付けたいことは何ですか?
  • 就職後は、身につけた知識やスキルを活かしてどのようになりたいですか?
  • 現在の家族構成と生活状況は?
  • 現在、どのような就職活動をおこなっていますか?
  • 現在までの求職活動の状況は?
  • 訓練に最後まで通うことができますか?
  • 受講中に、積極的に求職活動をおこなうことができますか?
  • 訓練中に就職活動が決まったらどうしますか?
  • 見学会には参加しましたか?
  • 何か質問はありますか?

これらの質問を聞かれたときにしっかりと答えられるように整理しておくと良いでしょう。

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職業訓練って実際どうなの?(私の職業訓練体験談)

私は職業訓練校に2回通った経験があります。

1回目は「求職者支援訓練」、2回目が「公共職業訓練」です。「求職者支援訓練」と「公共職業訓練」にどちらも行ったという人はめずらしいかもしれません。「求職者支援訓練」では、Webデザイナー養成のコースに通いました。「公共職業訓練」ではプログラマー養成のコースに通いました。

最近の職業訓練では、IT分野の職業訓練も増え、Webデザインやプログラミングなどの訓練を受けることができます。倍率は2~3倍と高かったのですが、しっかりと試験の対策をおこなうことで、合格することができました。求職者支援訓練の方は筆記試験はなく、面接のみでした。

公共職業訓練の方は、筆記試験も面接も両方ありました。筆記試験は、過去問を解くなど対策をしていたにもかかわらず、正直半分くらいしか解けなかったのですが、面接では事前に練習していたことを聞かれてスラスラ答えることができました。

合格してから思ったことは、筆記試験よりも面接の方が重視されているのだろうということです。実際、同じ訓練に通っていた人も、筆記試験は半分位しかできなかったけど何故か受かった、面接は頑張ったけど。」と言っていました。

筆記試験は合否に関係ないということではまったくないのですが、ある程度まで出来れば合格点なのではないかと思います。

ですので、筆記試験は7割とれれば良いくらいの気持ちで受け、面接に力を入れるのが合格するポイントかな、と個人的に感じます。

私は職業訓練に通う前は、Webデザイン、プログラミングともに未経験の状態でしたが、実践的な授業を受けることでどちらもスキルを身に付けることができ、公共職業訓練のプログラマー養成のコースでは、結果的に就職につながったので、職業訓練にはいまでも非常に感謝しています。

それでは、「求職者支援訓練」、「公共職業訓練」それぞれの訓練での体験談をお話します。

求職者支援訓練の体験談

私が求職者支援訓練で通ったコースは「Webデザイナー養成のコース」です。男女比は5:5の半々でした。Webデザイナーを目指すコースで、主にPhotoshop(フォトショップ)とIllustrator(イラストレーター)の使い方を学びました。

講師は、デザイン分野で活躍してきた実力のある先生で、授業もわかりやすかったため、未経験からはじめたものの、4ヶ月間の訓練でPhotoshop(フォトショップ)と Illustrator(イラストレーター)がかなり使えるようになりました。授業は9時半~16時半までで、土日祝は完全に休みでした。

私は、求職者支援訓練の給付金を月額10万円もらいながら通っていました。この給付金ですが、けっこう条件が厳しく、正当な理由がなく1日でも休んでしまうとその月の給付金がもらえなくなってしまうので注意が必要です。

私の場合は給付金欲しさにがんばって1日も休まずに通っていましたが、他の訓練生は、1度休んでしまってその月の給付金が出なくなり、そこから来なくなってしまう人もいました。もちろん、正当な理由があって証明できるものがあれば休めるので安心してください。

ただ、私は授業についていけなくなるのが嫌で必死に通いました。

この訓練で一番よかったのが、Adobe(アドビ)のソフトを学割(アカデミック版)で購入できたことです。Webデザインで必要なアドビのPhotoshop(フォトショップ)や Illustrator(イラストレーター)というソフトは普通に購入するとかなり高額なのですが、学割のおかげで安く購入できたのでありがたかったです。

授業は、本当に基礎から丁寧に教えてくれたので、未経験の状態でも問題ありませんでした。いきなり就職せずに、職業訓練に行って良かったと思います。授業は、名刺作成、CDパッケージ作成、パンフレット作成、電子書籍作成など、多岐にわたっていて、とても楽しかったです。

訓練が修了し、Webデザイン関係に就職できた生徒は20人中6人と約3割で、その他の人は違う分野に就職したり、そのまま就職できなかったりと様々です。

私の場合は、Webデザインの仕事では就職できなかったため、Webデザインとは関係ない別の分野の仕事に就職しました。

就職できた人は、授業で作った作品をポートフォリオとしてまとめて、面接のときにアピールしたのが良かったのだと思います。また、就職できた人たちは、やはり1日も休まずに真面目に通っていた人たちで、訓練時間だけでなく家でも復習したり何か作ったりしていた人でした。

個人差はあるかもしれませんが、未経験でも熱心に取り組んだら、ある程度のレベルに達することができます。私も当時付き合っていた彼女に自分で作った名刺を見せると「プロが作ったみたい」と、おせじかもしれませんが、誉められ、嬉しくなってさらに熱心に勉強したという経緯があります。

訓練で作成した作品を家族や友達に見せて評価を聞いてみるのもモチベーションをあげるひとつの方法かもしれません。

訓練中の人間関係はとても良好でした。いまでも飲みにいく人がいるくらいです。年代はバラバラで、男性は25~35歳、女性の年代は20歳~40歳と幅広かったです。

私が訓練で、ひとつだけイヤだったことは、毎日誰かひとりがみんなの前に出て何かをしゃべるスピーチがあったことです。いわゆる「一分間スピーチ」ですが、毎日ひとりランダムに当たり、皆の前で最近面白かったことなどを喋らなくてはいけません。人前に出てしゃべることが大の苦手な私には苦痛な時間でした。

ただ、こういう強制的な機会でもないと人前でしゃべることがなかったので、面接対策には良かったのかなと、今となっては思います。「一分間スピーチ」があるかどうかは、訓練校によります。私が行った訓練校ではありました。

この訓練は、デザイン分野の専門学校でおこなわれていたため、設備がとても充実していました。求職者支援訓練でWebデザイナーのコースに通いたい人は、専門学校でおこなわれる訓練をおすすめします。

公共職業訓練の体験談

私が公共職業訓練で通ったのは、プログラマーを養成するコースです。

HTML・CSSから始まり、PHP、JavaScript、JAVAの習得を目的として半年間訓練を受けました。
プログラミングのコースということも影響しているのか、男性の割合が多く、男女比は、男9:女1でした。

授業時間は9時~16時まで。休日は土日祝完全休みで、お盆を挟んでいたため、しっかりと夏休みもありました。この訓練は35歳までという年齢制限があり、年齢幅は22歳~35歳と比較的若い人が集まっていました。

そのせいか、皆仲がよくクラスの雰囲気も明るくて良かったです。夏休みに一緒に日帰り旅行に行ったりもしました。

こちらの訓練では、求職者支援訓練とは違い、「一分間スピーチ」がなかったので、とても気が楽でした。また、面接対策や職務経歴書の書き方の講座の授業もあり、就職活動をするときに、非常に参考になりました。こういった授業は、社会人になるとなかなか教わる機会がないので、ありがたかったです。

さらに、職業訓練校限定の求人があり、実際にその企業が訓練校に来て説明会をしてくれるなど、求職者支援訓練よりも就職支援が充実していました。個人的な意見ですが、どちらかというと、求職者支援訓練よりは公共職業訓練の方が就職支援が手厚い印象があります。

事実、求職者支援訓練の「Webデザインコース」のときは、Webデザイン関係に就職できたのが20人中6人だったのが、こちらのプログラミングのコースでは、30人中20人と6割を超えていました。皆熱心にやっていたというのもあるのですが、訓練校自体が就職活動に力を入れてくれていたのもその一因かなと感じます。

私は、プログラミングはまったくの未経験だったのですが、半年間の訓練で、Webプログラマーとして就職することができました。正直、職業訓練に通ったからといって、Webプログラマーとして通用するレベルまでには達していなかったと思いますが、未経験から、30歳で奇跡的に就職することができました。

まさに職業訓練で一生懸命勉強したからに他なりません。その体験談については、また別の記事で書かせていただこうと思います。

私が、Webプログラマーとして就職できたひとつの要因として、ITパスポートと基本情報技術者の資格を、職業訓練に通っているあいだに取得したことが大きかったと思います。

資格の勉強をしたことで、ITの基礎的な知識がつきましたし、半年のあいだに2つの資格を取得したということが、就職先に評価されたのだと感じました。

また、プログラミングは授業だけでは正直ついていくことが難しく、途中でついてこれなくなってしまった人もいました。その中には授業中にも関わらず、寝てしまう人もいました。

私はそうはなりたくなかったため、家でも復習し、本を買って勉強しました。また、ドット・インストールなどの動画サイトでの勉強も毎日おこないました。

その努力が実ったのか、30歳未経験で、Webプログラマーに転職することができました。職業訓練に通うことができて、本当に良かったと思います。

そのときの経験を記事にしましたので参考にしてみてください。

私には正直、今でもプログラマーとしての適正があるかどうかはわかりません。それでもなんとかプログラマーをやれたのは、この職業訓練で基礎をしっかりと身につけることができたおかげだと思います。

職業訓練というと、失業者が行くこともあって、「落ちこぼれが行くところ」のようなイメージを持つ人ももしかしたらいるかもしれません。

でも、全然そんなことはなくて、通っている人はほとんど皆真面目で面白い人たちばかりです。なかには変な人や合わないなと感じる人がいるかもしれませんが、基本的にはいい人が多かったです。

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職業訓練に通って良かった

私は職業訓練に通い、Webデザインとプログラミングというスキルを身に付けることができました。失業の身でありながら、お金をもらって何ヶ月も勉強できるなんて、よく考えたら超スゴイことです。

Webデザインとプログラミングを専門学校やスクールで学ぼうと思ったら、何十万円も払って通わなければいけませんから。私は無料でスキルを身に付けさせてくれ、生活費まで面倒見てくれて、さらには就職までさせてくれた職業訓練には、とても感謝しています。

「職業訓練に通っても意味がない」なんていう人がたまにいますが、職業訓練を意味があるものにできるかどうかは、結局自分次第です。私は、職業訓練に通って意味がありました。

あなたが目指す分野はわかりませんが、しっかりと真面目に勉強するつもりなら、職業訓練という制度は、きっとあなたの力になってくれるでしょう。目指す分野で活躍できることを応援しています。

職業訓練の参考リンク

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編集者1

杉田 陸 - キャリアクラス編集部

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新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

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編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

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新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

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大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

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新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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執筆者情報

杉田陸のアバター 杉田陸 キャリアクラス編集者

宮崎県宮崎市生まれ。福岡大学経済学部を卒業。新卒でVC工業株式会社に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。現在はキャリアクラスのディレクターとして、キャリアに関するニュースでの情報収集や転職成功者へのインタビューを行い、キャリアや転職への知見を増やしている。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。プロティアン・キャリア協会が行うプロティアン検定資格を取得(証明バッジ)。
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