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【大手からベンチャー】リクルートからメガベンチャーSaaS企業に転職成功!働き方・給料・福利厚生を深掘り

今回はリクルートからSaaS企業に転職した方にインタビューしました。転職成功のコツや転職エージェントのメリット、現在の働き方などについて説明しています。

「SaaS企業に転職したい」「メガベンチャーの雰囲気を知りたい」と考えている方は、ぜひ今回のインタビューを参考にしてください。


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リクルートからメガベンチャーSaaS企業に転職したNさんへのインタビュー

Nさんはリクルートに6年間勤務した後、メガベンチャーSaaS企業に転職した方です。

インタビューでは転職理由や大手とメガベンチャーの違い、給料などについて教えていただきました。

▼Nさんのプロフィール

名前Nさん
年代30代前半
今までのキャリア私立大学法学部卒業

大手証券会社(営業職)
(約1年半在籍)

株式会社リクルート(営業職)
(約5年在籍)

SaaS企業(営業職)
(約半年)

仕事内容

高島:お世話になっております!本日はよろしくお願いいたします。

Nさん
はじめまして!よろしくお願いします!

高島:早速ですが、現職の業務について教えてください。

Nさん
現職ではSaaS企業でフィールドセールス、営業職として働いていますよ。インサイドセールスが獲得したアポにて商談、その場でやりますとはならないので何度も商談しますね。成約後はカスタマーサクセスへ案件を引き継ぐ形となります。

高島:勤務先はSaaS企業とのことですが、こちらはベンチャー企業ですか?

Nさん
ベンチャー企業というよりは、メガベンチャーだと思います。

高島:なるほど!それでは、前職についても教えてください。

Nさん
前職はリクルートで、約5年間勤務しました。不動産会社への広告掲載提案をしていましたね。受注後、広告活用支援のためレクチャーや活用方法を提案することもありました。

5年間のうち最後の2年間はチームリーダーとして部下の商談に同席したり、ロープレの実施もしていました。

高島:ロープレなどで、後輩の育成もされていたんですね!

Nさん
そうですね!現職でもヒアリングや商談スキル向上のための営業ロープレは行なっています。

高島:リクルートでもご活躍されていたと思うので、色々とお聞きしたいです!

転職について

高島:転職活動は前職を続けながらされたんですか?

Nさん
仕事を続けながら転職活動をしていました。

高島:周囲にも仕事を続けながら転職活動をしている方はいましたか?

Nさん
いましたね。コロナ禍で在宅勤務やリモートワークが普及していたため、お昼休みにこっそりオンラインで転職活動をする方は多かったと思います。

高島:逆にリクルートを辞めてからまだ転職先が決まってないという方はいませんでしたか?

Nさん
基本的には次の会社が決まってから辞める方が多く、リクルートを辞めてからまだ転職先が決まってないという方の割合は少ないのではないでしょうか。

高島:そうなんですね。Nさんが転職しようと思ったきっかけは何ですか?

Nさん
大手企業での体制や仕組みに満足して、仕事の意義が見出せなかったからです。仕組作りや体制作りをやってみたいと思い転職しました。

先輩が辞めていく中で「私も辞めたい」という気持ちはありましたし、期が変わるタイミングなら引継ぎもきちんとできてちょうど良いかなと思っていましたね。

高島:大手ならではの悩みがあるんですね!ちなみに、転職に踏み切る際に不安だったことは何ですか?

Nさん
年齢的に次の会社が見つかるか、女性なので結婚妊娠出産等の可能性で採用されないことがあるのではないかと不安でした。

高島:女性ならではのお悩みがあったんですね。退職する時の周りの反応はどうでしたか?

Nさん
「転職を決断するようには見えなかった。」「転職活動をしていたとは知らなかった」との声をいただきました。誰にも転職について話していなかったため、驚かれましたよ。

大企業に勤めるメリット・デメリット

高島:実際に退職してみて、大手企業ならではのメリット・デメリットはありますか?

Nさん
メリットは3つあります。①福利厚生やお給料が安定していること、②色々な考えをお持ちの人が多いので勉強になること、③仕組みがあるため真似しやすいことです。
Nさん
デメリットは、①仕組みが整っているので型から外れることに抵抗がある点です。また、②誰に相談したらいいかわからなくなったり、③転勤を伴う異動が多かったりします。

高島:仕組みが整っていることで、逆に自由さを感じられなったんですね。

Nさん
そうなんです。仕事の自由さがあまりなかったので、自分でそういった仕組みづくりの部分をやってみたいと思って転職しました。

高島:そうだったんですね!逆にベンチャー企業のならではのメリット・デメリットについても教えてください。

Nさん
①色々なバックグラウンドを持った人と出会えること、②仕組みや組織作りを経験できること、③服装や髪色など自由であることがメリットです。
Nさん
逆に①給与が安定しない場合があることや、②考え方が変わっている人がいること、③方針がコロコロ変わることがデメリットだと思います。

高島:給与が安定しないってことは、下がることもあるんですか?

Nさん
結論としては、年収は上がりました。ただ、会社の業績次第でボーナスが変わることもあるので、そういう意味では安定はしていないです。
Nさん
それでもここ何年も業績が悪くなってないですし、年収は上がってるので満足です。

高島:今後のキャリアについてはどうお考えですか?

Nさん
ベンチャーでの仕組み作りや部下の指導、営業数値を達成するなどの仕事にやりがいを感じているため、ベンチャーで働き続けると思います。

まだフリーランスで、独立するほどの能力もないので、現状維持ですね。

高島:今後、フリーランスや独立の可能性もあるんですね!

Nさん
そうですね!今後の仕事や能力次第ですね。

働き方・給料・福利厚生

高島:リクルートでは業務時間、残業時間は多かったですか?

Nさん
かなり多かったですよ。目標が高かったため、目標達成するために残業しなきゃいけなかったです。

高島:現職では業務時間、残業時間は減りましたか?

Nさん
リクルートと比較すると目標が高すぎないため、業務時間・残業時間は減りました。

高島:転職で給料はどう変化しましたか?

Nさん
年収は上がりました。けれど、経営状況が悪くなったらボーナスが下がります。

ただし、現職の企業は創業以来経営不振になったことがないため、給料が下がる可能性は低いのではないかと思っています。

高島:現職の給料には満足できていますか?

Nさん
給料には満足です。同年代の女性と比較するともらっていると思います。

高島:福利厚生は充実していますか?

Nさん
飲み代やランチ補助、休みの制度等充実しています。

転職活動について

高島:転職活動では未経験者と経験者、どちらの形で扱われましたか?

Nさん
前職も現職も営業職なので、経験者という形になっていました。経験者の方が選考で多少有利になることもあるかなと思います。
Nさん
でも、「携帯販売しかやってこなかった」「事務職しかやってこなかった」など、いわゆる営業経験のない方でも採用されています。経験者でも未経験者でも採用されるチャンスはありますね。

高島:どちらにもチャンスがあって良いですね!転職時の選考フローを教えてください。

Nさん
書類選考、WEB面接2回、最終面接が訪問で1回という選考フローでした。

お昼休みやアポとアポの合間にWEB面接を受けて、対面の面接の日は有給を使っていたので、周囲には転職活動をしているとばれませんでした。

高島:訪問での面接はお昼休みやアポとアポの合間に受けられなかったのですか?

Nさん
スマホやパソコンにGPSがついているため、下手なことはできませんでしたね。

高島:GPSは大変ですね。転職サービスは何社利用しましたか?

Nさん
リクナビと個人でやられているエージェントさんの2社を利用しました。

高島:なぜ個人でやられているエージェントさんを利用したのですか?

Nさん
SaaS企業に転職したかったため、「SaaS専門エージェント」という言葉に惹かれて個人でやられているエージェントさんを利用しました。

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高島:どんなサービスを受けましたか?

Nさん
履歴書や職務経歴書の添削、面接対策などのサービスを受けましたよ。なかなか選考が通過しない時は面談もサポートしてもらうこともありました。

高島:利用して良かったところはどんな点ですか?

Nさん
第三者的な評価をしていただけること、企業からのフィードバックをいただけたところです。

「本当に入社するつもりがあるのか分からなかった」「なぜ転職して、現職に入社したいのか分からなかった」など企業からの面接後フィードバックをエージェントさんが教えてくれました。

高島:どちらのエージェントも企業からのフィードバックをくれたのですか?

Nさん
はい!どちらからもフィードバックはいただきました。今後の面接の参考になりました。

高島:何社応募して、何社内定したのか教えてください!

Nさん
書類選考は20社、面接は10社、内定は3社です。内定3社はいずれもSaaS系の企業でした。

高島:転職の時に前職でのどんなエピソード・スキルを生かせましたか?

Nさん
営業の実績があったのでその成績を話して評価をいただきました。他には、目標を達成するためにどういう行動や考え方をしていたかが評価されていたと思います。

高島:逆に転職活動で困ったこと、ツラかったことはありますか?

Nさん
前職での営業を続けながら転職活動をしたので、商談と面接の両立が大変でした。営業としての数値を落とすわけにはいかないので…。

高島:転職活動での困りごとはどのように解決しましたか?

Nさん
WEBで選考できる企業を中心に受けたり、商談が少ないお昼休みの時間や19時以降の面接を受けたりすることで商談と面接を両立しました。

大手企業をやめようか迷っている人へ

高島:大手企業をやめようか迷っている方へメッセージをお願いします!

Nさん
ベンチャー企業は型がないので、自分で手探りで仕組みを作っていく面白さがあります!組織や仕組みは本当にごちゃごちゃです。

逆に型通りのやり方をしたくないのであれば転職する必要はないかと思います。

高島:ベンチャー企業には向き不向きがあるんですね!本日は貴重なお話をありがとうございました。

Nさん
こちらこそありがとうございました。転職活動は大変なこともありますが、頑張ってください。応援しています

編集者1

杉田 陸 - キャリアクラス編集部

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新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

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編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

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新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

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大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

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新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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執筆者情報

杉田陸のアバター 杉田陸 キャリアクラス編集者

宮崎県宮崎市生まれ。福岡大学経済学部を卒業。新卒でVC工業株式会社に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。現在はキャリアクラスのディレクターとして、キャリアに関するニュースでの情報収集や転職成功者へのインタビューを行い、キャリアや転職への知見を増やしている。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。プロティアン・キャリア協会が行うプロティアン検定資格を取得(証明バッジ)。
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