リクルートエージェントとdodaを6項目で徹底比較！実体験をもとにどちらを使うべきか徹底解説

リクルートエージェントとdodaはどちらも人気の大手転職エージェントであり、多くの求職者が利用しています。それぞれ取り扱い求人数や得意分野が異なるため、自分に合ったサービスの利用が大切です。

リクルートエージェントとdodaの違い
公式	業界最大級！常時60万件以上の求人を保有 情報収集に役立つイベントやセミナーを多数開催 平日夜間や土日祝日の面談にも対応
公式	手厚いサポートで初めての転職でも安心 スカウト機能あり！登録するだけで企業からオファーが届く 豊富な診断ツールで自分の強み・弱みを分析

リクルートエージェントは業界最大級を誇る豊富な求人を保有しています。対して、dodaはエージェントとスカウトの併用で転職活動を効率良く進められるのが特徴です。

本記事では、リクルートエージェントとdodaを6項目で徹底比較しています。どちらのサービスに登録するか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

【体験談】リクルートエージェントとdodaを両方使ったことがある執筆者の感想

執筆者である私も、実際にリクルートエージェントとdodaを同時に利用したことがあります。

実際に利用してみてそれぞれのサービスには以下のような印象を持ちました。

リクルートエージェント	doda
求人数が豊富でdodaにない求人も紹介してくれる 転職活動に慣れていて能動的に進められる人には向いている	担当者の言葉遣いが優しくサポートが丁寧 転職サイトとしても使えて便利 初めての転職や面接対策をみっちり行いたい人に向いている

リクルートエージェントはとにかく求人数が多く、サポートは最低限でいい人や自分で能動的に転職活動を進められる人に向いている印象を持ちました。

dodaについては、とにかく担当者さんが丁寧に話を聞いてくれる印象を持ちました。

他の利用者の口コミからも、dodaのほうがサポートが丁寧という声が多い印象です。ですので、dodaをメインで利用し丁寧な転職サポートを受けながら、リクルートエージェントで求人数をカバーするという使い方がおすすめです。

ただ、正直なところ、サポートの質は担当者によってマチマチです。おそらく、リクルートエージェントでも丁寧なキャリアアドバイザーはたくさんいます。

ですので、最初から1つのサービスに絞るのではなく、両方登録することをおすすめします。両方使ってみて、最後はキャリアアドバイザーとの相性が良いサービスに絞るという使い方でも良いでしょう。

【一覧比較】リクルートエージェントとdodaの違いとは？

サービス名	リクルートエージェント	doda
イメージ
求人数	公開求人：415,914件 非公開求人：363,253件	248,226件（非公開求人含む）
国内拠点数	全国16拠点	全国12拠点
料金	無料	無料
得意分野	IT・Web/営業 メーカー/事務	IT/メーカー 不動産/人材 コンサルタント
U・Iターン転職のしやすさ	◯	◎
面談日程	平日・土日祝	平日・土曜
実績	転職支援実績No.1	転職者満足度No.1
コンテンツの 充実度	オンラインセミナー・イベントを多数開催	・年収査定 ・自己PR発掘診断 ・合格診断 ・転職タイプ診断
評判・口コミ	>>評判・口コミを見る	>>評判・口コミを見る

どちらも業界トップクラスを誇る大手転職エージェントなので、求人数や各種コンテンツが充実しています。

リクルートエージェントは各種セミナーやイベントを多数開催しており、独自の転職ノウハウを学べます。

一方、dodaは各種診断や書類作成のツールが充実しており、選考書類の作成に役立つでしょう。

また、dodaは地方の転職支援に強くUターン転職・Iターン転職がしやすいです。リクルートエージェントは各地の主要都市に拠点があるので、直接相談したい人にも向いています。

リクルートエージェントとdodaの基本情報を6項目で徹底比較

リクルートエージェントとdodaを6項目で徹底比較します。どちらにも強みがあるので、求めている条件を把握したうえで自分に合ったサービスを選びましょう。

サービス概要

サービス名	リクルートエージェント	doda
概要	・サイト ・エージェント	・サイト ・エージェント ・スカウト

リクルートエージェントとdodaの共通点は、公式サイト上で求人検索ができる・エージェントから転職活動のサポートを受けられる点です。

求人検索機能を使えば、豊富な求人の中から地域や業種など自分の希望する条件で絞り込めます。そのため、求人数が多くても自分の希望条件に近い求人を見つけられます。

また、どちらも新着求人を簡単に見られる点も魅力です。自分に合った求人が新規掲載されていないか、こまめにチェックしておきましょう。

dodaはスカウト機能も備わっているので、登録したプロフィールをもとに企業からスカウトが届く可能性もあります。

スカウト機能をうまく使えば、自分で企業を探す手間も省けるため効率的です。有利に選考を進められるので、プロフィール内容は充実させておきましょう。

求人数

サービス名	リクルートエージェント	doda
求人数	公開求人：約415,000件 非公開求人：約363,000件	約248,000件（非公開求人含む）

どちらも業界最大級の求人数を誇りますが、数字で比較すると差があることがわかります。リクルートエージェントは公開・非公開求人合わせて70万件以上・dodaは計25万件ほどと、リクルートエージェントのほうが多いです。

しかし、どちらも十分な求人数であることは変わりありません。保有している非公開求人は転職エージェントごとで違うため「自分が求める求人があるか」という点にも注目すべきです。

傾向としては、リクルートエージェントは大企業の求人が多く、dodaは地方求人や中小・ベンチャー企業に強いという特徴があります。

公開求人はどちらも公式HPの求人検索から閲覧できるので、まずは自分に合った求人があるか探してみましょう。

国内拠点数

サービス名	リクルートエージェント	doda
国内拠点	北海道・宮城・栃木・埼玉・千葉・東京・東京（立川）・横浜・金沢・新潟・長野・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・香川・福岡（全20拠点）	北海道・宮城・東京・横浜・静岡・愛知・大阪・京都・兵庫・岡山・広島・福岡・鹿児島（全13拠点）

国内拠点数はリクルートエージェントが20拠点、dodaが13拠点（※2024年6月現在）とリクルートエージェントの方が多い結果でした。しかし、どちらも全国の主要都市に拠点があり大差はないと言えます。

直接相談したい人は通いやすい場所に拠点を持つ方を選んでも良いですが、どちらもオンラインに対応しているので、利便性は変わりません。

対面の面談はオンラインに比べてその人の全身が見えるので、イメージだけでなく感情や人柄が伝わりやすいといったメリットがあります。オンラインの利便性と比較して、自分の好みに合った方法を利用しましょう。

U・Iターン転職のしやすさ

サービス名	リクルートエージェント	doda
U・Iターン転職のしやすさ	・幅広い求人を保有 ・専任のアドバイザーが支援	・幅広い求人を保有 ・専任のアドバイザーが支援

リクルートエージェント・dodaともに豊富な支援実績があり、U・Iターン転職については「どちらもしやすい」と言えます。

あえて述べるなら、U・Iターン転職を重視するなら地方求人が充実しているdodaがおすすめです。

U・Iターン転職は選考や内定後の引越しがあるため、通常の転職活動よりも長期化する傾向があります。忙しい転職活動を進める中で、キャリアアドバイザーのサポートは強い味方となるでしょう。

どちらの転職エージェントも、専任のアドバイザーから丁寧なサポートを受けられます。選考日程の調整や内定後のスケジュール交渉などを支援してくれるので、納得がいく転職を目指せます。

面談日程

サービス名	リクルートエージェント	doda
面談日程	平日・土日祝	平日・土曜

リクルートエージェントは平日・土日祝も相談が可能です。また時間も「仕事終わりの20時から」といったように融通が効きます。

一方、dodaの面談可能日時は「平日・土曜のみ」です。仕事で忙しい中転職活動を進める人は平日に時間をとるのが難しく、不便に感じるかもしれません。

転職活動はある程度まとまった時間が必要になるので、自分が利用しやすい転職エージェントを選びましょう。

コンテンツの充実度

サービス名	リクルートエージェント	doda
コンテンツの充実度	オンラインセミナー・イベントを多数開催	年収査定 合格診断 自己PR発掘診断 転職タイプ診断

どちらも大手のサービスだけあって、転職イベントや独自コンテンツが充実しています。

しかし「転職に役立つコンテンツ」だけに注目すると、充実度はdodaのほうが高いです。年収査定や「自己PR」発掘診断など、転職に役立つ診断系コンテンツが充実しています。

一方、リクルートエージェントは各種イベントやセミナーが豊富です、転職成功を目指すうえで重要な「ノウハウやスキル」を身につけられる機会が多く用意されています。

書類作成に役立つコンテンツもあるので、転職の細かなサポートならdoda、転職の悩みを解決するならリクルートエージェントを利用するのがおすすめです。

リクルートエージェントがおすすめの人

リクルートエージェントが向いているのは、以下のような希望がある人です。

まず、求人数の多さに特にこだわりたい人は、業界最大級の求人を保有するリクルートエージェントが第一候補に挙がります。

リクルートエージェントではdodaほどみっちりサポートをするわけないため、「余計なサポートが不要」「自分のペースで転職活動したい」という方におすすめです。

また、リクルートエージェントは土日祝日も運営しているため、仕事が忙しく面談時間が限られる人は使いやすいでしょう。

dodaがおすすめの人

dodaが向いているのは、以下のような希望がある人です。

dodaが取り扱っている求人は未経験歓迎求人が多く、別業種への転職を目指す20代の若手人材に向いています。

dodaではリクルートエージェントよりも書類添削や面接練習などの選考対策を丁寧に時間をかけて行ってくれます。対策後はフィードバックがもらえるため、自信を持って本番を迎えられるのが魅力です。

また、dodaでは診断ツールや書類作成ツールなどのコンテンツが充実しています。豊富なコンテンツを活用して、転職活動を有利に進めたい方はぜひ登録しておきましょう。

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リクルートエージェントとdodaの口コミ・評判をそれぞれご紹介します。先輩利用者のリアルな声をお届けするので、利用を考える際の参考にしてみてください。

リクルートエージェントの口コミ・評判

リクルートエージェントの口コミ・評判を紹介します。

リクルートエージェントは放送しているCMの通り、大手転職エージェントの中でも求人数が多いと好評です。

公開求人だけで40万件以上も掲載されており、非公開求人を含めると70万件を超えています。豊富な求人から自分に合った転職先を探したい方におすすめです。

また、日曜日の面談にも対応しているので、平日が忙しくてスケジュールが組みにくい方でも無理なく転職活動を進められます。

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dodaの口コミ・評判

dodaの口コミ・評判を紹介します。

dodaは、丁寧なサポートが受けられると評価を得ている転職エージェントです。一から十まで手取り足取り教えてくれるので、初めての転職でも迷う心配がありません。

そのため、転職活動の進め方がわからず悩んでいる方におすすめです。

また、dodaには豊富な診断ツールがあり、転職の軸を決める際にも役立ちます。自己分析を効率良く進めたい方も、dodaに登録しておきましょう。

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求人数重視ならリクルートエージェントとdodaは併用がおすすめ

求人数を重視しているなら、リクルートエージェントとdodaを併用するのがおすすめです。

リクルートエージェントの求人数は70万件、dodaの求人数は24万件を超えています。この2社を併用するだけで、ほとんどの求人を網羅できると言っても過言ではありません。

それぞれの強みを生かすなら、dodaで丁寧なサポートを受けながら、リクルートエージェントで求人数をカバーしましょう。

どちらのエージェントもほぼ全業界・職種を網羅しているので、目指す業界や職種を絞っていないならおすすめの組み合わせです。

【タイプ別】リクルートエージェント・dodaとの併用がおすすめな転職エージェント

転職サービス	求人数	おすすめの人	得意分野	特徴
リクルートエージェント	公開求人：415,914件 非公開求人：363,253件	豊富な求人から適職を選びたい人	IT・Web/営業 メーカー/事務	・業界最大級の求人数 ・多くの転職ノウハウが学べる
doda	248,226件	手厚いサポートを求める人	IT/メーカー 不動産/人材 コンサルタント	・業界最大級の求人数 ・3つの機能を提供
マイナビエージェント	非公開	20～30代前半の若手や未経験転職をしたい人	IT・Web/不動産 メーカー/営業	・20代～30代の転職支援が得意 ・自己分析に役立つ適性診断
JAC リクルートメント	17,419件	ハイクラスや外資系転職を目指す人	商社/WEB系 不動産/管理職	・ハイクラス転職に特化 ・外資系や専門職の求人が豊富
キャリアスタート	非公開	第二新卒、フリーター、未経験転職を目指す人	第二新卒など、若手の転職支援に特化	・未経験からの転職に強い ・最短2～3週間で内定を獲得

※2023年2月15日現在

マイナビエージェントは若手の転職支援を得意としており、20～30代前半の方におすすめです。

JACリクルートメントは、管理職や技術・専門職の転職支援に特化しています。高年収の求人が多く、ハイクラスや外資系転職を目指す方におすすめです。

また、キャリアスタートは、第二新卒・フリーターの転職支援を得意としています。未経験OKの求人を取り扱っており、未経験から正社員を目指せるのが魅力です。

自分のタイプに合った転職エージェントとリクルートエージェント・dodaを併用すれば、求人数をカバーできます。

リクルートエージェントとdodaに関するよくある質問

リクルートエージェントとdodaに関するよくある質問についてお答えします。疑問は今のうちに解消して、比較・利用の際、後悔のないようにしましょう。

サポート期間はある？

リクルートエージェント・dodaを含む転職エージェントのサポート期間の目安は基本的に3か月程度です。ただし、3か月を過ぎたからといってサポートが終了するわけではありません。

3か月を意識し過ぎると、自分と合わない企業への内定承諾を急いでしまったり、逆に3か月以上が経過してモチベーションが下がってしまったりなどの失敗につながります。

サポート期間のリミットは頭に入れつつ、焦らず転職活動を進めましょう。

40代でも利用できる？

リクルートエージェント・dodaどちらも年齢制限はないため、40代でも利用できます。ただし、40代以降はある程度の経験やスキルを求められることを理解しておきましょう。

マネジメント経験や専門スキルなどを活かしたい人は、リクルートエージェント・dodaに加えて、ハイクラス向け転職サービスを併用するのがおすすめです。

ハイクラス転職に向いているのはどっち？

リクルートエージェント・dodaでは年収の高い求人も取り扱っているため、年収アップを目指せます。担当のキャリアアドバイザーに企業との給与交渉代行も任せられるので、面談の際に相談してみましょう。

とはいえ、どちらもハイクラス転職専門ではありません。そのため、年収800万円以上・年収1,000万円以上の求人と多く出会いたい人はJACリクルートメント・パソナキャリアのようなハイクラス向け転職サービスの利用がおすすめです。

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リクルートエージェントとdodaを比較してみると、求人数や強み、利用できるコンテンツなどそれぞれに特徴があることがわかりました。

本記事をぜひ参考にして、自分の転職スタイルや希望勤務地によってどちらを使い分けるか決めましょう。

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