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ミラトレの評判や口コミは?利用が向いている人の特徴や他の就労支援サービスとの違いについて徹底解説

本記事でわかること
  • ミラトレの実際に利用した方の評判や口コミ
  • ミラトレのサービスの概要
  • ミラトレを利用するメリット・デメリット

ミラトレは国内の首都圏を中心に事業所を構える就労移行支援事業所ですが、周りに利用した経験がある方がいない場合には、実際に利用して良いものか不安に感じている方もいるでしょう。

本記事では、ミラトレをすでに利用した方の評判やミラトレを利用すべきおすすめの人について解説・紹介していきます。

すぐに就職もしたいけど、体調を整えながら自分のペースで就職準備を整えたい方はぜひ参考にしてください。

自分の適性を理解して、就職を目指す仲間とともに頑張りたい方はミラトレの利用をおすすめします。ミラトレは、就職のためのトレーニングを行うためだけではなく、OBOGが参加するイベントで利用者間の交流も活発に行われているため、仲間と切磋琢磨しながら就労に向けての準備ができます。

【公式】https://mirai-training.jp/

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ミラトレの評判・口コミ【体験談あり】

働くための土台作りを多角的にサポートするミラトレについて、実際の利用者の声を紹介します。

この章で紹介すること

ミラトレの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

悪い評判・口コミ

ミラトレの悪い評判として、以下の口コミが見受けられます。

スクロールできます

現在ミラトレでは、以下の首都圏を中心に就労移行支援事業所を運営しています。

事業所の所在地
  • 東京
  • 神奈川
  • 千葉
  • 埼玉
  • 愛知
  • 大阪
  • 兵庫(2024年4月現在)

そのため、地方在住の方にとっては利便性は高くないことが挙げられます。

また就労プログラムについても、初めは「生活リズムを整える」などの基本的な訓練がメインになるため、社会人経験がすでにあり問題なく通常勤務ができる人にとっては物足りないと感じられる場合があるようです。

良い評判・口コミ

ミラトレの良い評判には、以下のような口コミがありました。

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Review Image
Iさん(男性)
ソフト面もフォロー体制が充実しており、不安や悩みにも親身になって対応してくれます。 体調が安定しない方は週3日程度からの通所にも応じてくれるので、自分の体力にあったスケジュールで就職に取り組めます。

引用:Google

Review Image
Aさん(男性)
体調面も含めて相談に沢山のってもらいました。就活は面接練習や書類添削をきちんとしてくださるので体調さえ整えれば、就労できます。就職して一年経ちましたが、未だに何かあれば相談に乗ってくださるため、ミラトレ三鷹を選んでよかったです。

引用:Google

ミラトレの運営母体であるパーソルダイバースの就職に関する豊富な知識と雇用実績があるため、就職まで手厚いサポートが受けられます。

また、障がい者向け転職・就職支援サービス「dodaチャレンジ」も運営しているため、サービス職や事務職、技術職など多様な職種を目指すことも可能です。

一人ひとりの希望や状況を鑑みて個別支援計画を立てるため、自分のペースで進められる点も安心して通い続けられるポイントです。

ミラトレはどんなサービス?

【公式】https://mirai-training.jp/
名前ミラトレ
料金前年の収入によって負担額の上限が決定
※利用者の9割以上が自己負担なし
求人数非公開(2024年4月23日現在)
対象年代10~50代以上
対応エリア首都圏中心(東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・大阪・兵庫)
オンライン面談不可(事業所に見学に足を運ぶのが望ましい)
得意分野・業界全業界
公式HPhttps://mirai-training.jp/

ミラトレは、パーソルグループの特例子会社である「パーソルダイバース」が運営している就労移行支援事業所です。

仕事の上手な進め方や障害との向き合い方などについて各分野の専門家が連携し合い、一人ひとりの課題や能力に配慮しながら長く働き続けるためのスキルを高めていきます。

具体的には、実際の職場をイメージした疑似就労プログラムで得手不得手を理解したり、メンタルケア講座を受講して自己理解を深めると共に感情のコントロール方法を身につけたりします。

そのようなトレーニングを積み重ねながら、総合人材サービスパーソルの顧客基盤を活かした質の高いマッチングにより、希望に沿った就職先を探していきます。

マニュアルによる単一支援ではなく、一人ひとりに最適な支援をしてくれる

ミラトレでは、マニュアル等で決められた単一の支援を行うのではなく、一人ひとりの希望や課題に合わせた個別支援計画を作成します。

利用開始前のヒアリングや、利用中も積極的に話し合いの場が設けられるため、「相互に確認しながら」自分のペースで生活リズムを整えることが可能です。

また、通所期間中に実現したい目標の変化や、日々のトレーニング進捗によって、個別支援計画は3ヶ月に1度見直されます。

状況に応じて自分に最適なトレーニングを受けられることで、無理な目標を強いられることがないため、常に意欲的に取り組むことができるのです。

働く上で求められる基本的な能力を着実に整えられる

働くうえで求められる能力には、以下のような要素があります。

働くのに必要な基本的能力
  • 健康管理
  • 日常生活管理
  • 対人技能
  • 基本的労働習慣
  • 職業適性

これらの5つの能力を鍛えながら、就労に向けての準備を行います。

具体的には、気分の浮き沈みの症状が見られる方にはメンタルケア講座、対面での会話が苦手な方にはコミュニケーション講座、オフィス業務に慣れていない方にはパソコン講座などさまざまな面から就労のためのサポートを行います。

一言にメンタルケア講座といっても内容はさまざまで、苦手な人とのコミュニケーション術や燃え尽き症候群との付き合い方、視界を広げるための物事の枠組みを学ぶ講座など内容も充実しているのが特徴です。

オフィスに見立てた空間で実践トレーニングができる

働くための基本的な能力を鍛えた後は、一般的なオフィスに見立てた事業所でチームを組んで疑似就労に取り組みます。

支援者を上司に、他の利用者を同僚に見立てて、総務部・広報部などいくつかの部署に分かれて実務に近い内容のトレーニングをすることで、働くイメージを膨らませていくのです。

具体的には、広報部では社内報を作成して事業所内での配布、管理部では事業所内の備品・消耗品の管理や発注補助などの業務を実際に体験します。

利用者は精神障がい者が多く7割以上が20〜30代

ミラトレの利用者は、発達障害うつ病などの精神障がい者が多く、7〜8割が20・30代であることが以下の表からわかります。

引用:データで見るミラトレ | 就労移行支援のミラトレ

ミラトレは、2012年5月に第1号の就労移行支援事業所として前身となる「さいたまキャリアセンター」を開設しています。

以来、障がい者の方々の就労トレーニングを積み重ね、現在では20・30代に限らず、幅広い層の方々に利用いただいている状況です。

国内15箇所に事業所を展開している

ミラトレは、現在首都圏を中心に事業所を運営しています。

地域事業所名住所
東京ミラトレ上野東京都台東区東上野4-2-3 上野パークビル 5F
ミラトレ大井町東京都品川区大井1-49-12 大井町ビル 5F
ミラトレ三鷹東京都武蔵野市中町1-6-7 朝日生命三鷹ビル 6F
神奈川ミラトレ横浜関内神奈川県横浜市中区尾上町6-83 東横尾上町ビル 1F
ミラトレ横浜神奈川県横浜市神奈川区栄町5-1 横浜クリエーションスクエア 8F
ミラトレ藤沢神奈川県藤沢市南藤沢4-3 日本生命南藤沢ビル 1F
ミラトレ川崎神奈川県川崎市幸区堀川町66-2 興和川崎西口ビル 2F
千葉ミラトレ新松戸千葉県松戸市新松戸2-18 長谷川ビル 6F
埼玉ミラトレさいたま埼玉県さいたま市大宮区宮町2-81 いちご大宮ビル 6F
ミラトレ川口埼玉県川口市本町4-1-8 川口センタービル 4F
ミラトレ川越埼玉県川越市脇田本町11-1 川越シティービル 5F
愛知ミラトレ名古屋愛知県名古屋市西区那古野2-25-11 スクエアオフィス名駅 3F
ミラトレ金山愛知県名古屋市中区金山1-9-19 ミズノビル 7階
大阪ミラトレ梅田大阪府大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第2ビル 11F
兵庫ミラトレ尼崎兵庫県尼崎市昭和通2-7-1 ニューアルカイックビル 7F
参考:就労移行支援事業所一覧|就労移行支援ミラトレ

半数以上が約1年で卒業

就労移行支援事業は、原則として2年間までとされています。(詳細は後述)

引用:データで見るミラトレ | 就労移行支援のミラトレ

とはいえ、ミラトレに通う方の場合は、表からもわかるように半数以上の方が半年以上〜1年半未満の期間で就職を決めて卒業されています。

90%の方は2年以内に卒業されているため、2年間という期間を目安に考えて自分のペースでトレーニングを積み重ねていきましょう。

就職率86%、定着率95%の実績を持つ

ミラトレは、全事業所の平均就職率86%、就職後の定着率95%を達成しています。

就職率に関しては、全国の就労移行支援事業所の平均就職率は55%前後であるため、非常に高い数値であることがわかります。

また、ミラトレ卒業生の半年間の職場定着率は95%であり、その大半が精神障害のある方です。

精神障がい者の全国平均定着率は60%と言われていることから、ミラトレのトレーニングや就職後のサポートの手厚さがうかがえます。

参考:【資料5】障害者の就労支援について  一般就労への移行者数・移行率の推移(事業種別)障害者雇用の現状等|厚生労働省

9割の人が無料で利用している

就労移行支援の利用は無料ではなく、料金が発生します。

しかし、国や市町村が補助の制度を設けているため、ミラトレ利用者は9割以上の方は自己負担費用がありません。

基本的に就労移行支援の自己負担額は、以下の表のように前年の収入によって厚生労働省によって定められています。

スクロールできます
区分生活保護低所得一般1一般2
世帯の収入状況生活保護受給世帯市町村民税非課税世帯
(3人世帯で障がい者基礎年金1級受給の場合、収入が概ね300万円以下の世帯が対象)
※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム等利用者を除く
市町村民税会税世帯
(収入が概ね600万円以下の世帯が対象)
左記以外
負担上限月額0円0円9,300円37,200円
参考:【就労移行支援の利用料金】利用料金と利用時の補助金・自己負担金について | 就労移行支援のミラトレ

また、お住まいの自治体や利用する事業所によっては、就労移行支援事業所に通所する際の交通費の補助が受けられる場合もあるため、事前に調べておくと安心です。

就職先の幅が広く業界最大級の求人数を誇る

ミラトレでは、卒業後は多様な進路を提供できるように、多くの企業と良好な関係性を構築しています。

また、障がい者向け転職・就職支援サービス「dodaチャレンジ」と連携して、障害の特性に合わせて多彩な就職先候補を案内します。

dodaチャレンジとは、ミラトレと同じパーソルダイバースが運営する、障がい者の転職支援実績No.1の転職・就労支援サービスです。

そのため、障害を抱えながらでも、自分の希望する業界へ就職することを諦めずに自信を持って就職活動を進められます。

就職後も定着支援を行ってくれる

ミラトレでは、就労移行支援を経て就職した場合、就職後6ヶ月間は「職場定着支援」が受けられます。

職場定着支援・就労定着支援では、以下のような支援を行います。

定着支援の内容
  • 定期的な面談(業務理解・効率化・生活リズムの改善)
  • 職場の上司との面談
  • 医療・福祉の支援

利用者ご本人へは電話・メール・面談などで支援を行い、就職先の人事担当者や上司・同僚の方々のお話を伺うなど、受け入れ企業の担当者にもサポートを欠かしません。

また、7ヶ月目以降は希望によって「就労定着支援サービス」への申込が可能です。

最長3年まで利用できるため、「ミラトレにはわかってくれる人がいる」という支えを感じながら就労できる安心感があります。

事前予約すれば無料での見学・体験利用も可能

ミラトレに興味を持った場合には、事前に予約をすることで施設見学や体験利用ができます。

契約前に事業所の雰囲気や実際のトレーニング風景を体感できるため、就労移行支援についての理解や、その事業所との相性についても確認できるのです。

WEBサイトもしくは電話で近くの事業所に申込できるため、気になる方はぜひ公式サイトを確認しておきましょう。

また、家族や支援機関の方と一緒に訪問するのも問題ありません。

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ミラトレは他の就労移行支援サービスと何が違う?

ミラトレは、他の就労移行支援サービスと比較して、就職候補先の豊富さと、就労後の定着支援が充実している点が強みです。

働くためのスキルを身につけることや就職先を探して就労までのステップを踏むことは、他の就労移行支援サービスも同様に行います。

しかし、その後最長3年間受けられる、ミラトレの職場定着支援・就労定着支援サービスについては非常に充実したサポートが受けられる仕組みになっているのです。

社会福祉士やジョブコーチなどの資格を持つ専門スタッフが面談や職場訪問を行い、就職した本人だけでなく企業側のサポートも行います。

また、障がい者の転職支援の実績が豊富な「dodaチャレンジ」と協力しながら、自身の障害に合わせて専任スタッフと就職活動を行います。

業界や職種も豊富に用意されているため、自分の可能性を最大限引き出しながら挑戦できる点も魅力の1つです。

ミラトレを利用するメリット

ミラトレを利用すると、以下のようなメリットがあります。

以降で詳しく解説していきます。

個別のニーズに対応しており安心して利用できる

ミラトレには、臨床心理士や社会福祉士の資格を持つスタッフが在籍しているため、利用者の症状の特性を理解したうえで就労支援を行なってもらえます。

利用開始前だけでなく利用中も3ヶ月に1度は話し合いの場を設け、支援計画も都度調整しながら、そのときどきの状況に合わせて柔軟に目標を変化させていきます。

また、計画通りに進むことがなくても、できなかったことの原因や今後の課題や目標について本人とスタッフ間で擦り合わせができるため、日々成長を感じながら取り組めるはずです。

通いながら実践的なトレーニングを積める

ミラトレでは、各事業所を一般的な事務系オフィスと見立てて、利用者は疑似就労に取り組みます。

支援員を上司に、他の利用者を同僚に見立てて、実際に就労しているような擬似体験を積めるのです。

就労は基本的にグループワーク中心となるため、コミュニケーションスキルも身につけながら、長く働くためのスキルや忍耐力も養っていきます。

また、ミラトレと繋がりのある企業に出向き、企業見学の実施や短期間の実務体験を行うこともあるため、就職活動を行う前に自分に合った仕事内容をイメージするのに役立てられます。

仲間やコミュニティができる

ミラトレには、現在通所している方だけでなく、多くの卒業生が訪れます。

卒業生が事業所のイベントに参加したり、自身の成功体験を話してくれたりすることもあるため、自身の就職活動のモチベーションを高めるのにも役立つはずです。

これまで就労経験がない方や、就職について良いイメージを持っていない方は特に、就職してうまく会社に馴染めるのか不安に感じている部分もあるでしょう。

ミラトレの卒業生が活躍している姿を見ることで「自分も同じように働けるようになる」と自信を持てるようになり、希望ある未来を描ける仲間ができるはずです。

ミラトレを利用するデメリット

ミラトレを利用する際には、以下のようなデメリットが挙げられます。

ミラトレを利用しようと考えている人は、利用前に一度ご確認ください。

専門知識やスキルを学ぶことはできない

基本的に、ミラトレに限らず就労移行支援で受けられるのは、職業準備性を高めるためのサポートです。

職業準備性とは、一般企業では働くためのスキルや体調管理能力のことを指し、心身ともに安定した長期就労を可能とさせるものです。

具体的には、コミュニケーションスキルを高めることや、パソコン操作方法・ビジネスマナーなどについて学びます。

そのため、プログラミングやデザインスキルなどのある専門分野に特化した知識を学べるプログラムは提供されていないことは認識しておく必要があるでしょう。

交通費が支給されない

ミラトレに限らず、多くの就労移行支援サービスを利用する際には、通所のための交通費が自己負担であるケースが多くあります。

そのため、あまりにも遠方の事業所へ通うとなると交通費の負担が膨大に膨らむ可能性もあります。

ただ、お住まいの自治体や利用する事業所によっては就労移行支援事業所に通所する際の交通費の補助が受けられるケースもあるため、事前に確認しておくと安心です。

参考:【就労移行支援の利用料金】利用料金と利用時の補助金・自己負担金について | 就労移行支援のミラトレ

ミラトレの活用が向いている人・向いていない人

障害があるからといって、全員がミラトレを利用すべきであるとは限りません。

ここでは、以下の内容に沿って解説していきます。

利用契約を行う前に、ぜひ一度確認しておきましょう。

向いている人の特徴

ミラトレの利用がおすすめな人の特徴は以下の通りです。

向いている人の特徴
  • 自分のペースで障害・病気と向き合いながら就職先を見つけたい人
  • 就職前に実践的な経験を積みたい人
  • 自分の現状に合った求人を紹介してもらいたい人

ミラトレの特徴として、一人ひとりの希望や課題解決に合わせた個別支援計画が挙げられます。

そのため、無理な目標や期限設定などに縛られることなく、自身の体調を最優先した就職活動が可能です。

また、偏った業種・職種ではなく幅広い業種・職種が就職先候補としてあるため、自分の特性・現状に沿った求人が知りたいという人にはぴったりでしょう。

向いていない人の特徴

ミラトレの利用がおすすめでない人は、以下の通りです。

向いていない人の特徴
  • すぐに就職したい人
  • 通う時間や交通費の確保が難しい人
  • 専門職に就きたい人

ミラトレは基本的に、「今すぐに就職したい」という方への利用はおすすめできません。

なぜなら、自分の現状を見つめ直し、コミュニケーションスキルやビジネススキルを高めるなどして長期的に働ける状態を作るために時間をかけてトレーニングを行うことが前提であるからです。

また、通所時間や自己負担となりやすい交通費の確保が難しい場合、また専門的なスキルを身につけたい場合などには、他のサービスの利用がおすすめです。

すぐに就職したい場合には、転職エージェントを検討してみましょう。

>>障がい者手帳ありの方向け転職エージェント

>>障がい者手帳なしの方向け転職エージェント

ミラトレ活用時に押さえておくべきポイント

ミラトレを活用する際には、押さえておくべきポイントがあります。

以降で詳しく解説していきます。

就労移行支援サービスの定義や内容を知っておく

ミラトレを利用する際には、まずは就労移行支援について理解しておくことが重要です。

改めて就労移行支援事業とは、障害のある方の社会参加をサポートするために運営されている通所型の福祉サービスです。

障害や難病を抱えている方に対して、就職に向けた準備から就職活動、就職後の定着支援まで幅広いサポートを行います。

また、利用期間は2年以内と定められているのが特徴です。

参考:厚生労働省|就労移行支援事業

医師からの診断結果も踏まえて自分の現状を正直に伝える

利用する際には、医師からの診断結果を踏まえて、自分の病気について客観的に説明できるとミラトレのスタッフも理解しやすく、互いに相違なく支援計画に沿って進められます。

また、現在の自身の症状や状況について具体的に話せることも重要です。

どのような作業ならできるのか、逆にどのような作業が負担になるのかを把握しておくだけでも、自分に無理な負担をかけずに日々のトレーニングが可能となります。

今の自分が得意なこと・苦手なことを伝えられるようにしておく

ミラトレでは、担当のスタッフと支援計画を立てて、二人三脚で応募書類の作成や模擬面接などの選考対策を行っていきます。

そのため、そのときどきで自分が得意なことや苦手なことを素直に伝えられるようにしておくと、最終的な就職先のミスマッチも防げます。

支援計画は立てて終わりではありません。

その後の健康管理やトレーニングを積み重ねていく中で、目標や体調の変化も起こるため、都度自分を観察しながら支援員の方に自分を表現できるようにしておきましょう。

すぐ就職活動したいという方はエージェントの利用がおすすめ

就労移行支援サービスを受けずに、今すぐに就職活動を行いたい方には障がい者向けエージェントの利用をおすすめします。

また、障がい者手帳を持っていない方は、以下の記事を参考にしてください。

障がい者の転職実績が豊富な『dodaチャレンジ』

dodaチャレンジ
【公式】https://doda.jp/challenge/
名前dodaチャレンジ
料金無料
求人数公開求人数:1,476件
非公開求人数:-
(2023年12月14日)
今の求人数:公式HP参照
対象年代全年代
対応エリア全国
オンライン面談
得意分野・業界障がい者への転職サポート
公式HPhttps://doda.jp/challenge/
詳細を見る
運営会社名パーソルチャレンジ株式会社
拠点東京都港区芝5-33-1森永プラザビル本館19F
書類添削の有無あり
面接対策の有無あり
スカウト機能の有無なし
連絡手段メール、電話
オプション【オ・面・年】
  • 求人数の多さ
    4
  • 取り扱い
    業種数
    4
  • 5
    利用者満足度
  • 5
    サポート
    対応
  • 利用実績
    5
dodaチャレンジの特徴
  • 障がい者の転職支援サービス業界トップクラスのシェアを誇る
  • サイトに掲載されない非公開求人は全体の9割
  • パーソルグループが持つ豊富な就職・転職ノウハウと求人情報量で求職者の希望に沿った求人が見つかる

dodaチャレンジは、総合人材サービスパーソルグループの特例子会社が運営する就職・転職サービスです。

特例子会社とは、障がい者雇用の促進と安定を図るために、雇用において特別な配慮を行う子会社のことを指します。

そのため、dodaチャレンジには実際に障害のある社員が多く働いています。

その結果、現場でしか得られない体験ベースの知識・経験をもとに、障害を持った求職者に寄り添えるのです。

金融・ゼネコン・メーカーなど大手企業への転職実績が豊富であることも大きな強みであり、求職者の可能性を広げながら希望に沿う求人の提案を可能にしています。

>>公式HPを見る

おすすめポイント
  • キャリアカウンセラーが話しやすい
  • 障がい者雇用の実績から求職者の理解も深い
  • 障害の症状に合わせて個別の支援計画が立てられるためマイペースに進められる
いまひとつな点
  • 地方在住の場合には利用できないケースがある
  • 利用費や交通費がかかる場合がある

▼dodaチャレンジの口コミ

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Review Image
50代 男性(下肢障害)
転職のノウハウも充実していてアドバイスも的確だったので、全面的に安心して任せられました。

引用:dodaチャレンジ

Review Image
40代 女性(双極性障害)
私の症状について、過去の病気の経過も含めて理解しようとしてくれる姿勢が良かったです。聞いてもらうことによって前向きな気待ちになり、仕事へのモチベーションも上がりました。

引用:dodaチャレンジ

\利用者への理解とニーズ把握力が魅力/

あわせて読みたい
dodaチャレンジの評判・口コミを徹底調査|その他の障がい者向けの転職エージェントと比較 障がいがある人の場合、フルタイムの勤務が難しかったり、職場で何らかの配慮が必要だったりして、なかなか自分に合う求人が見つからないことがあります。 そんなときに...

身体障がい者特化の転職エージェント『Agent-Sana』

【公式】https://agent.hape.co.jp/
名前Agent-Sana(エージェント・サーナ)
料金無料
求人数非公開
対象年代年齢制限なし
対応エリア関東圏・関西圏
オンライン面談
得意分野・業界全業界、全職種
公式HPhttps://www.agent-sana.com/
詳細を見る
運営会社名株式会社イフ(Intelligent Field Co.,Ltd.)
拠点東京都品川区西五反田8-11-13 五反田マークビル3F
書類添削の有無あり
面接対策の有無あり
スカウト機能の有無なし
連絡手段メール、電話
オプション【オ・面・年】
  • 求人数の多さ
    4
  • 取り扱い
    業種数
    4
  • 5
    利用者満足度
  • 5
    サポート
    対応
  • 利用実績
    4
Agent-Sanaの特徴
  • 30年という長年の豊富な実績とノウハウで求職者の希望に沿ったがサポートが可能
  • 求人のすべてが非公開求人、うち85%が独自の非公開求人
  • 入社後も個別面談を行うなど万全なサポート体制が整っている

Agent-Sana(エージェント・サーナ)は、障がい者就労支援30年の実績を持つ、株式会社イフが提供する職業紹介サービスです。

就労経験のある既卒者を対象としており、身体障害・内部障害の方を対象としています。

エージェント・サーナでは、企業の紹介をはじめ、面接日の設定や変更、採用条件の交渉など企業とのやりとりは全て担当のキャリア・アドバイザーが行います。

そのため、初めての就職活動で不安な方でも、人とのコミュニケーションが苦手な方でも、ストレスを抱えることなく安心して就職活動を進められるのです。

キャリア・アドバイザーは障害に対する知識も深いため、障害を抱えた状態での就労に不安がある方はぜひ一度相談してみることをおすすめします。

>>公式HPを見る

おすすめポイント
  • 初回面談から2ヶ月以内での内定獲得率60%
  • 求人企業数は業界最多レベルであるうえに企業の採用ニーズを熟知している
  • 平日夜でも面談可能
いまひとつな点
  • 精神障害の症状のみの場合には利用できない
  • 事業所へ足を運ぶ際の交通費は自己負担になる

▼Agent-Sanaの口コミ

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H・Hさん 27歳(下肢障害)
私の場合は、面接の際の障害内容の説明の仕方などのアドバイスもしてくれたので心強かったです。また、担当者が相談しやすい雰囲気の方だったので、不安に思っていることを遠慮なく聞くこともできました。

引用:Agent-Sana

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H・Kさん 25歳(聴覚障害)
エージェント・サーナと出合ってからはスムーズに活動ができました。職務履歴書の添削や面接日時の調整など献身的なサポートが心強いのはもちろん、こうした支援により不安がなくなったのが一番大きかったです。

引用:Agent-Sana

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ミラトレの利用の流れ

ミラトレに実際に通所するまでの、利用の流れについて説明していきます。

STEP
お問い合わせ・資料請求

WEBサイト、または電話で、最寄りの事業所まで問い合わせます。

また、希望者にはミラトレに関する資料を送ってもらうことも可能です。

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STEP
施設見学・体験利用

ミラトレに事業所へ足を運び、施設見学だけでなく実際のトレーニングを体験することで、入所後のイメージが沸きやすくなります。

STEP
利用のための準備

ミラトレに通うことを決めたら、まずは自治体に就労移行支援の「受給者証」を申請します。受給者証とは、福祉サービスを利用するための利用許可証のようなもので、障がい者手帳がなくても、医師の診断・定期的な通院があれば申請可能です。

その間に、支援員が利用者に合った個別支援計画を作成します。

受給者証が交付されたら利用がスタートします。

STEP
利用契約

印鑑や障がい者手帳(お持ちの方)などが必要であるため、事前に準備しておきましょう。

STEP
利用開始

一人ひとりに合った個別支援計画で、無理なく準備を整えていきましょう。

ミラトレを活用して未来への可能性を広げよう

「障害の症状が不安材料でうまく会社に馴染めないかも」「自信がなくてうまく就職活動でアピールできない」などの悩みを抱えている場合には、ミラトレを活用して未来への可能性を広げましょう。

ミラトレなら、自分が本当にやりたいと思っていることを、具体的に手順や手段を考えながら長期的にはたらき続けるためのサポートをしてくれます。

ミラトレを利用した方からは、「人と一緒に働く面白さに気づいた」「無理せず頑張れるようになった」などの声が届いています。

自分にはできない、と引け目を感じずに、まずはミラトレで社会で働くためのスキルやトレーニングを積み重ねて、無理なく働ける自信を手に入れましょう。

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関連記事

ミラトレの運営会社概要

運営会社パーソルダイバース株式会社
本社所在地〒108-0075 東京都港区港南1-7-18 A-PLACE品川東 6F
事業内容障がい者雇用に関わる有料職業紹介事業・コンサルティング事業、
就労移行支援事業、 事務アウトソーシング、食品の製造および販売、農業及び農産物の販売、
繭・生糸及び絹糸の加工並びにその製品・加工品の開発及び販売
(有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-040608)
代表電話各事業所へ
公式HPhttps://persol-diverse.co.jp/

編集者1

杉田 陸 - キャリアクラス編集部

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新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

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編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

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新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

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ファクトチェック
大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

プロフィールを見る

新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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執筆者情報

福岡県在住、フリーランスのwebライターです。
大学卒業後、生命保険会社にて営業職を経験。
その後、ブライダル業界、IT業界とさまざまな業界へ転職。自身の複数回の転職経験を通して、異業種への転職方法や難易度についても実体験ベースでわかりやすくお伝えしていきます。プライベートでは、現在一児のママ業に奮闘中。

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